2023年3月26日
翌朝、うっすらと雪が積もっていました。油断せずスノーブーツを車に積んでおいて良かったです。枝幸の町を見下ろす三笠山展望閣に登ってみます。車道が通じていますが車は冬期通行止めなので、歩いていくしかありません。車道に沿って4kmの道のり、およそ50分で山頂に到着です。
朝日が差してきました。雪もすぐに融けてしまいそうです。
三笠山はスキー場でもありますが、今シーズンの営業はすでに終了。しかし雪の残っている部分を使って地元の子どもたちが練習に励んでいました。(麓から中腹までは父兄がスノーモービルで牽引。)
下りはゲレンデの端を歩いてショートカット。距離は半分で、わずか20分でホテルに戻ってきました。
チェックアウトして、車で歌登、中頓別をぐるっと回って、再び枝幸町に戻り、北側の海岸にあるウスタイベ千畳岩に。地質としては安山岩なので火山性のものですが、成り立ちはよくわかっていないようです。典型的な六角形の柱状節理では無く、四角形の柱状節理と、水平方向の並行節理によって成り立っています。
南へ100km走って紋別へ。なんだかんだでごの1年で3回来ました。オホーツク紋別空港は駐車場無料です。就航している路線はANAの羽田便がわずかに1往復しかありません。かつては札幌便なども飛んでいた時期もあったようですが、利用が伸びず廃止されています。
団体客も居てコンパクトな空港内は結構な賑わいです。売店も軽食スタンドも1日に1回しかお客が集まりませんのでキャパシティが小さく、レジ前には結構な列が出来ています。でも、北海道の空港で売っているものは、どこもそんなに変わり映えしないんですよね。
ボーディングブリッジは無く、搭乗待合室から飛行機まで徒歩で移動しタラップを上がることになります。真冬はちょっと辛そうです。機内は7割ぐらいの乗車率。路線維持のための利用促進策が各自治体で用意されており、例えば紋別市民の場合往復で1万円が補助されるそうです。
海岸近くの空港なのでしばらくオホーツク海が眺められるかと思いきや、離陸するなり山側に旋回して程なく雲に突入。ありゃりゃ。地表は全く見えませんでしたが、旭岳やトマムスキー場の真上を経由して新冠村の上空で太平洋上へというルートでした。
ちなみに復路便は厚真町上空までは新千歳行き(南向き着陸パターン)とほぼ同じルートで飛びまして、そのあと富良野市、上川町の上空経由でした。
小松空港や旭川空港は手前の高い山を越える関係でやや複雑な飛行経路を取るので、紋別も海側から回り込むのかと思いきや、普通に最短経路での離着陸だったのは意外でした。
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