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2023年9月の6件の記事

2023年9月28日 (木)

西表島 浦内川遊覧船

2023年4月19日

Dsc_2001  浦内川遊覧船の乗り場にやってきました。昼食を食べそこねて、船着き場の売店でポテトチップを購入して少し腹を満たします。次の船は12:30発。中流の軍艦岩船着き場から、マリュドゥの滝、カンピレーの滝まで歩いて往復して1時間半後の船に乗って帰ってくるコースを取りたいところですが、帰りのレンタカー返却・大原港からの船へのタイミングがシビアになってしまうため、今回は船に乗りっぱなしで単純往復のみとしました。

Dsc_2005 沖縄の島は基本的に高い山がほとんど無く、大きな川も無いのですが、西表島はほぼ唯一の例外といえます。深い森から流れ出る仲間川や浦内川の下流域には、マングローブの林が広がっています。

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 川の屈曲部の外側には石灰岩の断崖があり、水面近くの部分はえぐられたようになっています。崖の上にはリュウキュウマツが見られます。

Dsc_2009  砂地には白い鳥が。与那国にもいましたが、サギの仲間のようです。

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2023年9月23日 (土)

西表島 南風見田の浜 白浜

2023年4月19日

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 与那国からの復路、少しお休みをいただいて西表島と宮古島に立ち寄らせていただきました。西表島に上陸するのは14年ぶりになります。前回は海の荒れる中上原港までの高速船で船酔いに苦しみ、そのあと西端の白浜港を起点にカヌーツアーを楽しみました。今回は島の東側、大原港を起点にレンタカーで島をめぐります。

 オリックスレンタカーで用意されていたのは、新型日産ノートe-Power。MT派の私としてはハイブリッド車に乗る機会はこれまでほとんど無く、レンタカーでもワゴンRのマイルドハイブリッドぐらいしかありませんでした。ノートも先代のe-4WD車には青森で乗りましたが、新型は全く印象を異にしました。加速がシームレスで、静かであることも驚きましたが、アクセルオフでの回生ブレーキが起伏とカーブの多い西表の道にジャストフィットする感じ。停止する時以外ほとんどブレーキを踏むこと無く走れるのがなかなか面白い。速度域もあまり高く無い西表島ゆえ燃費も伸びて30km/L程度も走りました。

Dsc_1994  上原港からまずは南進。南風見田の浜にやってきました。道路はここで行き止まり。西表島は山が険しく、島を一周する道路は建設されていません。日頃の行いが悪いのか、ここ数日の好天からうってかわってどんより空模様で海の色も冴えません。このあたりの海岸からは遠くに波照間島を眺めることができます。

 忘勿石に立ち寄り、上原を再び通り過ぎます。仲間川の中流域につながる林道は一般車通行止めのため、訪問は諦めて、とりあえず島の西側の道路の終点白浜を目指します。南風見田の浜からは54kmほど離れています。

Dsc_1997  白浜港に人の姿はほとんどなし。船でしか行けない集落として有名な船浮行きの船は1日5便。40分前に行ったばかりで、次は約2時間後です。ここまで来る路線バスは1日4往復ですが、船との接続はあまり考慮されていないようです。

 どこかで昼食をと思いましたがそんな場所も無し。あらら。

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2023年9月18日 (月)

与那国も17回目

2023年4月16日

Dsc_1976  3月に続いて4月も与那国島にやってきました。ようやく春を迎えた北海道から、すでに真夏の沖縄に来ますと、気温差が…。

 北海道に比べますと季節の移り変わりを実感しにくい南の島ですが、白い鳥がたくさん来ていました。もちろんハクチョウなはずも無く、チュウサギでしょうか。警戒心が強くちょっと近づく素振りを見せると飛び立ってしまいます。

Dsc_1977  サトウキビ畑が農地の殆どを占める与那国島ですが、水田も少しだけあります。田植えが終わったところのようです。

Dsc_1982  東浜からウブドマイ浜方面を望みます。きれいな白砂の浜ですが、到達する方法が見つかりません。

 滞在中、比較的天候には恵まれたのですが、今回も台湾は見えずじまいです。

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2023年9月13日 (水)

三笠山、ウスタイベ千畳岩(枝幸町) オホーツク紋別空港

2023年3月26日

Dsc_1947  翌朝、うっすらと雪が積もっていました。油断せずスノーブーツを車に積んでおいて良かったです。枝幸の町を見下ろす三笠山展望閣に登ってみます。車道が通じていますが車は冬期通行止めなので、歩いていくしかありません。車道に沿って4kmの道のり、およそ50分で山頂に到着です。

Dsc_1952  朝日が差してきました。雪もすぐに融けてしまいそうです。

 三笠山はスキー場でもありますが、今シーズンの営業はすでに終了。しかし雪の残っている部分を使って地元の子どもたちが練習に励んでいました。(麓から中腹までは父兄がスノーモービルで牽引。)

 下りはゲレンデの端を歩いてショートカット。距離は半分で、わずか20分でホテルに戻ってきました。

Dsc_1956  チェックアウトして、車で歌登、中頓別をぐるっと回って、再び枝幸町に戻り、北側の海岸にあるウスタイベ千畳岩に。地質としては安山岩なので火山性のものですが、成り立ちはよくわかっていないようです。典型的な六角形の柱状節理では無く、四角形の柱状節理と、水平方向の並行節理によって成り立っています。

Dsc_1960  南へ100km走って紋別へ。なんだかんだでごの1年で3回来ました。オホーツク紋別空港は駐車場無料です。就航している路線はANAの羽田便がわずかに1往復しかありません。かつては札幌便なども飛んでいた時期もあったようですが、利用が伸びず廃止されています。

 団体客も居てコンパクトな空港内は結構な賑わいです。売店も軽食スタンドも1日に1回しかお客が集まりませんのでキャパシティが小さく、レジ前には結構な列が出来ています。でも、北海道の空港で売っているものは、どこもそんなに変わり映えしないんですよね。

Dsc_1965  ボーディングブリッジは無く、搭乗待合室から飛行機まで徒歩で移動しタラップを上がることになります。真冬はちょっと辛そうです。機内は7割ぐらいの乗車率。路線維持のための利用促進策が各自治体で用意されており、例えば紋別市民の場合往復で1万円が補助されるそうです。

 海岸近くの空港なのでしばらくオホーツク海が眺められるかと思いきや、離陸するなり山側に旋回して程なく雲に突入。ありゃりゃ。地表は全く見えませんでしたが、旭岳やトマムスキー場の真上を経由して新冠村の上空で太平洋上へというルートでした。

 ちなみに復路便は厚真町上空までは新千歳行き(南向き着陸パターン)とほぼ同じルートで飛びまして、そのあと富良野市、上川町の上空経由でした。

 小松空港や旭川空港は手前の高い山を越える関係でやや複雑な飛行経路を取るので、紋別も海側から回り込むのかと思いきや、普通に最短経路での離着陸だったのは意外でした。

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2023年9月 8日 (金)

天塩川河口 猿払村

2023年3月25日

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 1年前から北海道で週のうち半分以上を過ごしてきました。その間に道内の鉄道路線は再完乗を果たし、次の目標として外周走破を目指してきました。2021年秋の稚内への旅行以降の訪問履歴で、石狩市浜益から留萌まで、豊富町稚咲内から猿払村、そして興部町から道東を経て室蘭までの外周を走破。今回は道北に残る留萌から稚咲内、猿払村から興部の区間を走破する計画。今日は豊頃から追分、岩見沢、留萌を経て日本海側の海岸線を北上。稚咲内からサロベツ原野や稚内空港周辺を経由してオホーツク海沿いに枝幸町まで645kmを走行です。

 早朝4:40に豊頃町を出発。道東道、国道234号線、道央道、深川留萌道を経由して9時に留萌に到着。安いガソリンスタンドがあったのでここで一旦満タンにしておきます。

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 留萌からは海岸沿いを延々と北上。ところどころ、右手山側に国鉄羽幌線の廃線跡が確認できます。初山別のセコマで休憩。いやあ実に遠いですが、景色がいいので楽しくドライブできます。

 天塩町の市街地に入りちょっと寄り道。天塩川の河口を見に行きます。北海道を代表する大河川というと石狩川、十勝川、天塩川と勝手に思っています。天塩川の源流は北見山地にあり、士別名寄を経て日本海に注ぎますが、名寄から下流側には目立った都市が無いのも特徴的です。天塩川は河口付近では砂州を隔てて海岸線と平行に流れており、潮位によって海水の逆流が見られます。

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 延々走って13:30、道の駅さるふつ公園で小休止。国道を渡って海側に行きますと、大きな岩が飾られています?ホタテ貝の化石と書かれています。近づいてよく見てみると確かにホタテの貝殻の模様が確認できます。

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 オホーツク海沿いを更に1時間走って15時過ぎに枝幸町に到着。今日はここで一泊です。一日中車を運転してウォーキングができなかったので、港やバスターミナルあたりをぶらぶら。国鉄北見枝幸駅跡にあるバスターミナルには、1992年の年末の旅行で訪れて以来30年以上ぶりです。

 道路標識の距離表示がすごいことになっていますが、すっかり見慣れてしまって、そうか紋別まで100km未満か、もうすぐそこだなあと思うようになりました。^^;

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2023年9月 3日 (日)

雪解け

2023年3月21日、22日

Dsc_1919  沖縄に行ったり秋田に行ったりしている間に、急速に雪解けが進んできました。一面真っ白だった畑も、土が出てきて、秋播きのコムギ畑からは緑の葉っぱが顔を出しています。Dsc_1932

 Dsc_1921 はるか西にはまだ真っ白な日高山脈が見えています。十勝川の土手に上がれば、北方に大雪山系の山々が。昨年4月に十勝にやってきたころに見た風景に、一年の経過を実感します。

 Dsc_1928 十勝川の 土手を歩いていたら2羽のタンチョウが居ました。何かついばみながら悠然と歩いていきます。貴重な特別天然記念物ですが、普通に生活圏内で見かけることができます。野原や畑だけでなく路上に出てくることもときどきあります。野生動物の活動が盛んになるこの時期、路面の凍結の心配は無くなりましたが、引き続き車の運転には注意が必要です。

Dsc_1923  4枚目の写真は隣接する浦幌町内の上厚内信号所。JR根室本線と並走する国道38号線を通るたびに気になっていたので、立ち寄ってみました。

 2017年までは駅でしたが、2015年のデータでは周辺の上厚内地区の住民は3世帯4人となっており、実際に信号所の周りを見ても人が住んでいる雰囲気はほとんど感じられません。廃止時点の駅の利用者もほとんど0名だったようです。

 根室本線では利用客の少ない駅の廃止が進み、お隣の厚内駅も廃止検討対象になってしまいました。

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