« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »

2023年12月の6件の記事

2023年12月27日 (水)

台湾からの高速船が祖納港に

2023年7月4日

Dsc_2254  台湾から立法院長らを乗せた高速船が、与那国島の祖納港に到着しました。(Abemaニュースへのリンク) 港にはテントが設営されているのが見えます。臨時の入国審査場だったのでしょうか?台湾から与那国までの所要時間はわずかに1時間半程度だったようです。
 診療所の方にも医療関係者が4名ほど訪問され、与那国島に対する台湾からの医療協力の可能性などについて意見交換しました。
 数時間の滞在で慌ただしく日帰りで戻って行かれました。今後また、台湾-与那国航路は試験運行を予定しているみたいですね。ただ、来てくれた観光客を受け入れる宿泊施設が不足しているという非常に大きな問題があります。(台湾サイドからは、休業中のホテル買い取っちゃえばいいんじゃないみたいな、冗談か本気かわからないようなご意見も聞かれました。)

| | コメント (0)

2023年12月22日 (金)

インビ岳展望所と久部良岳山頂

2023年7月2日
Dsc_2242  与那国島の南側、比川から立神岩方向へと走っていく途中、左手にイランダ林道が分岐します。舗装されていますが、道幅はやや狭く、草は茂っています。SFチックな無線設備が林立する自衛隊施設の脇を通り過ぎてしばらく行くと、左手にあるのがインビ岳展望所で、小高くなったところにインビ岳展望所の東屋が作られています。駐車場も少しあります。(まあ、滅多に人の姿はありません。)

 さぞや良い眺めが…と思って行ってみるのですが、木に遮られて案外展望が効く方向は限られています。さとうきび畑の向こう、かなり遠くに海が見えますが、まあ、特別素晴らしい光景では無いのですが、暇つぶしに何度か訪れています。

Dsc_2245  次に向かったのでは島の西側にある久部良岳の山頂。ここは未踏破でした。久部良から県道与那国島線を比川方向に進み、高台にのぼったところで左手に分岐する林道(舗装)に入ります。久部良岳の真下を通り過ぎて暫く行くと右側に分岐する細道がありますが、すぐに車止めがありますので道幅の広いとこに車をとめてから、徒歩で進んでいきます。

 遊歩道のように舗装された細道が山頂へと続いています。10分少々でテレビ中継施設がある久部良岳山頂に到着しました。

Dsc_2247  麓から見ると山頂のテレビ塔はよく目立ちますからさぞや見晴らしも良いのかと思いきや、樹木が茂っておりましてほとんど眺望がありません。かろうじて隙間からちょっと海が見えるぐらいです。塔の上に行けば見えるのでしょうけれど、もちろん立ち入り禁止です。

 まあ、敢えて行くようなところでは無かったです^^;。道が舗装されていたのは、遊歩道では無く、設備管理のためですね。

| | コメント (0)

2023年12月17日 (日)

フェリーよなくに 2

2023年7月1日

Dsc_2229  10時21分、祖納の沖合を航行中。崎原商店の青い建物が目印になります。意外に陸地からは離れています。波はありますがまだ大丈夫。

 この先東崎沖へと向かっていきますが、陸地からはだいぶ離れた沖合を通過していくので、風景はあまり期待できず。西表島にさしかかるあたりまで1時間半ぐらいかかると思われるため、体力温存で桟敷席這いつくばり作戦に入ります。

Dsc_2231  12時過ぎに起き出して、西表島の北岸を眺めつつ航行を続けます。12:55に、鳩間島の南側を通過。竹富町の定期航路がある有人島の中で唯一訪問できていない島です。与那国からだと、宿泊を挟まないと行けないんですよね…。

Dsc_2233  定刻から少し遅れて14時過ぎ。石垣港に入ってきました。

 離島ターミナルを通り過ぎて、少し奥の八島フェリーターミナルに接岸します。離島ターミナルまでは、徒歩10分ぐらいかかる場所です。

Dsc_2236  14:17下船。船酔いすることなく無事に石垣港までやってきました。いやあ平和でした。

 このあと路線バスで移動。ホームセンターとダイソーとエディオンに寄って買い出し。17:45石垣空港発の飛行機で日帰りです。船で往復できれば良いですが、次の船は火曜日までありません。

| | コメント (0)

2023年12月12日 (火)

フェリーよなくに 1

2023年7月1日

Dsc_2207  石垣港と与那国島の久部良港を結ぶ フェリーよなくに。運行は週2往復のみで、与那国発は水曜日と土曜日です。天気予報をチェックしながら、乗船の機会を狙っていましたが、7月1日、いざ決行です。

 久部良港の出港は午前10時なのです。祖納7:30発の町営バス(無料!)に乗車。久部良港着は7:58で、そんなに早くついてもさすがに暇すぎるので、(陸上自衛隊与那国)駐屯地バス停で下車します。未踏破の脇道などをウォーキングして時間調整したつもりでしたが、8:30には港に着いてしまいました。乗船券を購入して、写真を撮って、早々に乗船。桟敷席を確保します。これが重要。

Dsc_2211  外海を航行するフェリーよなくには、別名「ゲロ船」と呼ばれるほど。揺れて船酔いを誘発することでその名を馳せています。船酔いを回避するためには、椅子席に座ってはだめです。揺れ始めたらうつ伏せに寝て、床と体を一体化。こうすることで、内耳への無用な刺激を低減して、船酔いを回避できるというのは、大荒れの中の神津島への船旅で体得しました。

 一昨日ぐらいの天気予報ではベタ凪のはずでしたが、今日になったらちょっと予報が変わって少し波がありそうです。

Dsc_2218  2014年に就航した船はまだ新しく、客室も清潔感があります。トイレには噂の嘔吐専用流しが装備されています。

 だらだらと船内で小一時間過ごすうちに、出港時刻が来ました。見慣れた久部良港と西崎の風景ですが、海上から眺めるのは新鮮です。

Dsc_2226  港を出ますと、さっそく少し波が立ってきましたが、まだかわいいもの。ダンヌ浜、馬鼻崎を過ぎて、与那国空港沖を航行していきます。

| | コメント (0)

2023年12月 7日 (木)

久部良ハーリー(海神祭)

2023年6月21日

Dsc_2179  北に行ったり南に行ったりで忙しないですが、5月末から11月末まで与那国島に住まうことになりました。
 海神祭はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったそうです。海神祭は旧暦5月4日に開催される豊漁・海上安全を祈願するお祭りだそうです。読み方は地域によっていろいろあるようですが、与那国では普通にかいじんさいと呼ばれているようです。

 爬竜(ハーリー)と呼ばれる手漕ぎの船で競争します。船着き場から出て、ナーマ浜沖のところで回って戻ってきます。

Dsc_2182  結構距離が離れているのでスマホの望遠レンズごときでは迫力のある写真は到底撮れません。

Dsc_2184  この日は快晴でとっても暑くて、出走待ち?応援?の子どもたちも海にドボンとつかって遊んでました。

 この日は多くの商店が臨時休業し、診療所を受診する人もほとんどいません。

| | コメント (0)

2023年12月 2日 (土)

浦幌炭鉱跡

2023年5月20日

Dsc_2162  浦幌町の山間部にかつてあったのが浦幌炭鉱です。道道音別浦幌線を遡っていったところ。沿道には往時の様子を伝える看板がところどころに立てられています。

Dsc_2163  山火事注意の看板から少し引いた場所の写真が2枚目。未舗装の道路が道道で、左側に常室川が流れています。左手の崖を見ますと橋台があるのがわかります。

Dsc_2165
 付近には往時の炭鉱町の様子を伝える地図がありました。これによると、こちらの橋台の上には鉄道橋がかけられていたようです。東側はトンネルへと消えていきます。浦幌町産炭史のページを見てもこの鉄道跡が、完成したものなのか、どこへ繋がっていたのか明確にかかれていませんが、尺別方面に伸びていたのでしょうか。

Dsc_2160
 奥に見える橋で常室川を渡った先の写真が4枚目。地図によるとこの先にも住宅があったようです。最盛期の昭和25年ごろには730戸の住宅があったそうですが、今ではこの周辺に、人の気配は全くありません。

Dsc_2166  市街地方面に少し戻ったところの道路脇をよく見ると、住宅の廃墟が残っていました。団地のような集合住宅。コンクリートの外壁はしっかりと残っていました。廃墟好きの好奇心をくすぐる炭鉱跡です。

| | コメント (0)

« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »