浦幌炭鉱跡
2023年5月20日
浦幌町の山間部にかつてあったのが浦幌炭鉱です。道道音別浦幌線を遡っていったところ。沿道には往時の様子を伝える看板がところどころに立てられています。
山火事注意の看板から少し引いた場所の写真が2枚目。未舗装の道路が道道で、左側に常室川が流れています。左手の崖を見ますと橋台があるのがわかります。
付近には往時の炭鉱町の様子を伝える地図がありました。これによると、こちらの橋台の上には鉄道橋がかけられていたようです。東側はトンネルへと消えていきます。浦幌町産炭史のページを見てもこの鉄道跡が、完成したものなのか、どこへ繋がっていたのか明確にかかれていませんが、尺別方面に伸びていたのでしょうか。
奥に見える橋で常室川を渡った先の写真が4枚目。地図によるとこの先にも住宅があったようです。最盛期の昭和25年ごろには730戸の住宅があったそうですが、今ではこの周辺に、人の気配は全くありません。
市街地方面に少し戻ったところの道路脇をよく見ると、住宅の廃墟が残っていました。団地のような集合住宅。コンクリートの外壁はしっかりと残っていました。廃墟好きの好奇心をくすぐる炭鉱跡です。
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