2023年12月16日
12月18日に宮城県塩竈市での仕事の予定があり、17日に新千歳から仙台空港への移動を予定していました。しかし北海道に低気圧の急速に発達し強風大荒れの天候になるとの予報を受けて、急遽1日移動を早めることに。予定外の1日をどのように過ごそうか検討した結果、福島駅前に宿泊を取り、いつ乗車したかも忘れてしまった阿武隈急行と、ずっと未乗だった福島交通飯坂線を訪問することにしました。
仙台空港アクセス線で名取駅まで移動。乗り継ぎ時間に駅周辺を一回りウォーキングします。東北本線の上り列車で、槻木駅へ。阿武隈急行は交通系ICカードが使えないので、一旦改札を出ます。阿武隈急行の駅舎が分かれているわけではなく、乗車券はJR駅舎内の自動券売機で購入してJRの改札を通る感じです。
接続するはずの東北本線の下り電車が遅延していましたが、接続を取らずに定時に出発。そのせいなのかどうか、乗客はまばらで途中駅での乗降も少なく寂しい感じです。社名線名の通り阿武隈川に沿った平野を淡々と進んでいきます。国鉄丸森線時代の終着駅だった丸森を過ぎると急に山間に入り、渓谷美を楽しめる区間がしばらく続きますが、再び平地が開けるとこの電車の終点、梁川駅に到着。
しばらく待っているとホームの対面側に福島からの電車が到着しました。お互いに折り返し運転ですが、どちらもAB900系で同じ車両なのて、直通運転しないのが不可解なところです。(2024年3月のダイヤ改正でだいぶ直通運転が復活しました。)
槻木からずっとガラガラ運転でしたが、福島が近づくにつれようやく乗客も多少増えて来てホッとします。福島駅のホームは島式1面2線ですが、西側を阿武隈急行が、東側を福島交通が利用しており、改札口は共用となっています。
福島駅西口にあるホテルにチェックインして、荷物を軽くしたあと再び福島駅へ。阿武隈急行・福島交通共用のホームから今度は飯坂温泉方面に向かいます。25分間隔の運転。土曜の夕方で乗客も多く賑わっています。全線9.2km、所要23分のミニ私鉄。飯坂温泉に向けてぐんぐんと坂を登っていきます。
終点の飯坂温泉駅の周辺をウォーキング。渓谷沿いの温泉街は廃業したホテルも目立ちちょっと寂しい感じがします。一駅手前の花水坂駅まで歩いて福島に戻りました。
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