音別の丘
2023年12月9日
半年間の与那国島でのお仕事を終えて東京に戻ってくるかと思いきや、また北海道に戻ってきました。狭い島から移動して来ると距離感覚の違いに驚きます。最寄りのスーパーマーケットまでの20kmが遠く感じられること。しかし人間の感覚とはいい加減なもので、すぐに慣れてしまいました。
この日は午前中の釧路-羽田便で東京に戻るために移動中。時間には余裕を持って出発していますので、途中未訪問だった音別の丘に立ち寄ってみます。釧路市と合併した旧音別町の市街地を見下ろす高台にある、まあ共同墓地です。
枯れ色の笹原と、その向こうに広がる湿地と太平洋。年中緑が絶えない沖縄から一気に荒涼たるモノトーンの世界にやってきました。
音別川の河口部もよく見えます。丘の麓を回り込むようにJR根室本線が走っているはずです。かつては直別、尺別、音別と似た名前の駅が連続していましたが、前2駅は廃止・信号所化されてしまい、旧音別町内の駅は音別駅だけになってしまいました。(ちなみに直別という地名は、十勝の浦幌町と、釧路市に跨って存在しているのです。)
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