« 2024年7月 | トップページ | 2024年9月 »

2024年8月の5件の記事

2024年8月28日 (水)

北見相生駅跡

2024年4月23日

20240423_141144  羽田から女満別空港に帰ってきました。そうそう女満別空港には札幌のスープカレーの有名店 奥芝商店が出店しています。往路は野菜たっぷりの海老ダシスープカレーを堪能しております。でも、東京メトロの赤坂駅前にも奥芝商店があるんですよね…。東京での通勤経路の途中なんです。

 女満別空港から十勝への帰路、国鉄相生線の終着駅だった北見相生駅の跡に立ち寄ってみました。駅跡の周辺は「道の駅あいおい」として整備されていますが、この日は商業施設はお休みで、自販機とトイレのみ利用可能でした。なにか軽食でもと思っていたのであてが外れました。

20240423_141222  相生線の廃止は1985年でした。高校生のときに周遊券と夜行列車を駆使して北海道を回ったときに乗車しているはずです。廃線からはや40年近くが経過したわけですが、駅舎やプラットフォームもきちんと残されています。

 線路も残されていまして、その上にキハ22やスハフ44などが静態保存されています。極寒の北海道での野ざらしなので管理は難しいはずですが、どの車両も塗装の状態は良好で、きちんと手入れされているのがよくわかります。

20240423_141250  しかしこうやって相生まで来てみると、津別中心部までならいざ知らず、どうして更に山に分け入った小集落の相生まで線路を伸ばしたのかと不思議になります。

20240423_141304  少し津別方向に戻り、道道51号線で峠を越えれば陸別町。十勝に入ったのでだいぶ戻ってきた雰囲気を感じますが、陸別から豊頃までは95km、女満別空港から陸別までが64kmなので、ここから先の方が長かったりします。

| | コメント (0)

2024年8月23日 (金)

川湯温泉駅 硫黄山

2024年4月20日

20240420_162738  川湯温泉にやってきました。宿泊先は川湯温泉駅の近くで、温泉街の中心部からはかなり離れています。雨風強いあいにくのお天気。気温も一桁前半に留まり寒いこと寒いこと。

20240420_162839  そんな天候にも負けずウォーキングに出かけます。

 釧網本線の拠点駅の一つで、始発・終着列車の設定もある川湯温泉駅ですが、JR北海道の徹底した合理化の結果今では無人駅になってしまいました。

 JR北海道では特急停車駅でも無人化されたり有人駅でも窓口の営業時間短縮が進み、長距離切符を買うのが難しい状況になっています。その一方で全車指定席化される特急も増えておりますが、その多くはチケットレス乗車ができず、ちぐはぐという印象を抱かざるを得ません。

20240420_171930  車で川湯温泉の中心部へ行ってみますが、廃業したホテルや商店も多く、寂れた感じです。天気も悪いのでなおさら。

 硫黄山駐車場にも人影は無く写真だけ撮って撤収。明日の朝天気が持ち直していたら再訪しましょう。

 源泉かけ流しの温泉は最高でありました。

| | コメント (0)

2024年8月18日 (日)

浜厚真駅、勇払駅

2024年4月13日

20240413_133055  富内線廃線跡探訪のあと、太平洋沿いに出てきました。長大だった日高本線も、現存するのは苫小牧-鵡川間のみ。残された2つの中間駅、浜厚真と勇払に立ち寄りました。

 厚真町の中心部は厚真川沿いの内陸にあり、浜厚真駅の周辺には数えるほどの住宅しかありません。駅舎は車掌車を流用した簡素なもの。1日の利用客数は20程度のようです。

20240413_133402  駅名の通り南側は太平洋に近く、浜厚真海浜公園があります。車道から砂浜まで車で入れてしまうようなのですが、オフロード車では無いので遠慮しておきます。この日は厚い海霧に覆われて視界不良でした。

20240413_135050  苫小牧東港周辺の港湾地区を抜けて、勇払駅へ。勇払原野の近くでさぞや寂しいところかと思っていましたが、周辺には住宅地が広がっており、線路の向こう側には苫小牧市立勇払小学校と中学校もあります。浜厚真に比べるとよっぽど町中な感じです。にもかかわらず、利用客数は30名足らずで、浜厚真と大差ありません…。結局のところ人は住んでいても、通学需要が無いとローカル線は利用されないのですね。

20240413_135222  駅舎も2階建てでしっかりしていますが、もちろんとっくの昔に無人駅になっています。駅舎からホームまではとんでもなく離れています。以前はこの空間にたくさん線路が引かれていたのだなあ。

| | コメント (0)

2024年8月 8日 (木)

振内駅跡と富内駅跡

2024年4月13日

20240413_111848  国鉄富内線は、日高本線の鵡川駅から分岐して、山中の日高町駅との間を結ぶ全長82.5kmの路線でした。路線の前半は鵡川に沿って北上。穂別、富内を経てから東に峠を越えて沙流川の流域に出て、川を遡っていました。

 道東道を十勝清水インターでおりて、国道274号線日勝峠の雄大で爽快なワインディング ロードを走り抜け(注:非積雪期&日中に限る)、日高町からは国道237号線を南下。旧振内駅跡にある鉄道記念館&鉄道記念公園にやってきました。

20240413_112200  記念館の中には富内線の歴史を物語る写真などの展示物があります。公園の方は、旧振内駅のプラットフォームや線路が残されていますが、ホームの上には駅名標が4つも建てられています。左から幌毛志、振内、仁世宇、岩知志です。

 線路上には旧型客車スハ45形とスハフ42形、蒸気機関車D510-23号機が静態保存されています。

20240413_115504  幌毛志から道道131号線へ右折。無人の山中を抜けて富内へ。よくぞこんなところに線路が通っていたものです。鵡川を渡った対岸が富内の集落。富内駅跡は、駅舎やプラットフォームなど、よく保存されていました。

20240413_115541  富内駅以南は大正12年までに開通、以北は昭和33年以降の開通なので、およそ35年間はこの駅が終着でした。全線開業が昭和39年で、全線廃止が昭和61年なので、全線で営業していたのはわずか22年間でした。私は高校2年生だった昭和56年に乗車しているはず。全線乗れたのは、結構ラッキーだったのだなあ。

| | コメント (0)

2024年8月 3日 (土)

なごり雪とふきのとう

2024年4月10日,18日,27日

20240410_071725  2024年4月10日、朝起きたらちょっとだけ積雪していました。これが今シーズン最後のなごり雪でしたが、あっという間に解けてしまいました。

20240410_071751  畑の脇ではあちこちでふきのとうが芽を出していました。春が来たという感じですね。ふきの本体は地下茎として地中にあり、面白いのは真っ先に花茎が出てくること。

 

 

 

20240418_070751 約1週間後の4月18日になりますと、花茎はぐんぐん伸びており、それとは別におなじみのフキの葉っぱが地面からニョキニョキと出てきます。

20240427_070619  さらに4月27になりますと、フキの葉っぱは更に茂ってきました。と同時に他にも緑が急に増えてきました。この先、一気に春真っ盛りになっていきます。

| | コメント (0)

« 2024年7月 | トップページ | 2024年9月 »