富山港線、浅野川線
2024年6月8日
朝早く豊頃を出て釧路空港へ。釧路から新千歳まで飛んで、そこから1日1往復だけの富山空港行きに乗り継ぎます。(6月11日朝に釧路空港に戻ってくるので、こんな移動になっています。)
富山湾上空で旋回して高度を下げ、富山空港に接近していくと、なんとそこは神通川の河原!日本で唯一河川敷に滑走路があるのですね。敷地が狭くて誘導路を設置する余裕が無いので、着陸後は滑走路端でUターンです。やや長いボーディングブリッジは、土手を跨いで設置されており、ターミナルビルは土手の外側に立てられています。なかなかおもしろい立地の空港です。
バスで富山駅へ。2006年のLRT化からはや18年経過した富山港線で岩瀬浜に向かいます。国鉄時代に乗車していますが、LRT化後は初乗車です。2020年に富山ライトレールが富山地方鉄道に吸収合併されて、現在は富山地方鉄道の富山港線として、富山軌道線と直通運転をしています。富山駅停留所は北陸新幹線やあいの風とやま鉄道の高架下に直行する形となり、アクセス良好。新幹線開業で路面電車と駅が離れてしまった長崎とは真逆の展開です。乗客も多く、活気がありました。
岩瀬浜まで往復して富山駅まで戻ってきたら、今度はあいの風とやま鉄道-IRいしかわ鉄道(旧JR北陸本線)の普通列車で金沢へ移動し、一旦ホテルにチェックイン。18時からの会合までの間に、未乗だった北陸鉄道浅野川線を往復できそうです。
起点の北鉄金沢駅は地下駅です。改札は自動化はされておらず、到着した電車の乗客が改札を出終えるまで、乗ろうとする客は改札の前で並んで待たなければなりません。ちょっと珍しいシステムです。乗車した列車の車両は旧京王井の頭線3000系電車でした。
市街地をのんびりと走り抜けて、終点の内灘駅まで所要17分。折り返し電車を一本送らせて、早足で内灘海岸まで往復しました。海岸近くだから平坦かと思いきや、砂丘になっているので結構なアップダウンがあります。
車道の終点から波打ち際まで乗り入れた車が何台か見えます。推奨はされていないよう、スタックするリスクがありますからね。
内灘駅には旧東京メトロ日比谷線03系電車が留置されていました。そこへ到着したのは旧東京メトロ銀座線の01系電車。ここは東京都内だったっけ?という感じです。
銀座線の電車は地下鉄時代は第三軌条集電方式でしたが、ここでは架線からの集電のためパンタグラフが設置されており、そんな違いが面白いです。
翌日は金沢から始発の北陸新幹線つるぎで敦賀へ。これで約3ヶ月ぶりにJR線全線完乗を再達成。乗り継いだ特急しらさぎはガラガラ。東京へ向かう乗客の減少が明らかです。米原で東海道新幹線への乗り継ぎ客が下車すると、車内はますます閑散となります。ひと車両に数名という感じ。大垣・岐阜と停車するたびに乗車には特急券が必要との車内放送が流れます。それでもうっかりなのか意図的なのか乗ってきてしまう人が居るようです。
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