広尾町
2024年5月26日
十勝の南端、広尾町にやってきました。旧国鉄広尾線の終点だった広尾駅の跡は以前にも訪れています。その広尾駅跡の駐車場に車を停めて、町内を歩いてみます。快晴でまだ5月の北海道の海岸地域だというのになかなかの暑さでした。
広尾町の市街地中心は、高台を通る国道336号線の沿線にありますが、ご多分に漏れず廃業した商店も多く見られます。昭和40年には人口13000人を超えていたようですが、今では6000人程度に減っています。とはいえ帯広以南では最大の町。特急が全停車する新得町や池田町よりも多いのです。
十勝神社の境内を抜け、住宅街の中を南東へ。途中、お米屋さんで手作りおにぎりを売っているのを発見。散策しながらいただきます。そこから崖を下って、広尾漁港を経て、十勝の海の玄関十勝港へやってきました。この日は停泊している船はわずかでした。
津波避難用の階段をひーひー登って高台へ。スーパーフクハラでちょっと涼んでから車に戻ってきました。
再び車に乗って、大丸山展望台へ。山頂までは右回りの一方通行で車道がつながっています。山頂の展望台からは、広尾の市街地と、さっきまでいた十勝港を見下ろすことができます。
東方向を見ますと太平洋の海岸線と、十勝平原の最南部が見えますが、農地の間にポツンポツンと人家が点在するのは、いかにも十勝らしい風景です。さすがに見えませんが、もう少し東に行くと湿地や湖沼が連なっています。
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