富士野園地、ポンモシリ島、沓形公園
2024年7月7日
利尻島の北端近くの富士野園地にやってきました。駐車場から展望台へと遊歩道がつながっています。周囲はエゾカンゾウの大群生地になっているとのことですが、黄色い花、あんまり咲いていなかったですね。
東側には夕日ヶ丘と鴛泊の中心部が見えています。険しい崖下の海岸には、黒い大きな岩がごろごろしています。利尻富士の裾野は見えていますが、中腹から上は相変わらず雲の中に隠れたままです。
100mほどの沖にはポンモシリ島があります。アイヌ語でポンは「小さな」、モシリは「島」の意味。そのまんまですね。島には白いつぶつぶのようなものがいっぱい見えますが…。
望遠で寄ってみますと(スマホカメラですから大してアップになりませんが)つぶつぶに見えたのは無数の鳥だとわかります。ウミネコの大繁殖地なのだそうです。
時刻は11時30分。もう一箇所ぐらい行けそうです。昨日雨で歩けなかった沓形港の周辺を歩いて見ようと思います。
港からちょっと離れた公共駐車場に車を停めて、港を見下ろす沓形岬公園にやってきました。北に礼文島、東に利尻富士を眺めることができる絶景スポットということですが、どちらも見えませんねえ。
利尻富士から流れ出した溶岩が固まった火山岩ですが、色が異なる部分があります。にわか勉強によると、グレーが安山岩で、黒いのが玄武岩、なのかな。岩に含まれる有色鉱物と、無色鉱物の含有比率によって色調が異なってくるんですね。
伊豆諸島の神津島の海岸や、山頂近くの砂漠が白い色をしているのは、シリカ含有量が多いデイサイトや流紋岩の比率が高いからなんですね。
歩いているうちに急に雨が降ってきました。油断して傘を車内に置いてきてしまった…。あわてて車に戻ります。これにて利尻島の観光は終了です。靴と靴下がずぶ濡れのままであまりに気持ちが悪いのでホームセンターに寄って、安いスニーカーと靴下を購入して履き替えましたら、すっきりしました。
| 固定リンク
コメント