鵡川沿いの通行止め区間を訪ねて
2024年7月13日
海の日の3連休の初日です。観光地はどこも混雑するし、ホテル代も高騰しているので、特に何も予定を考えていませんでしたが、旅行サイトで旭川の駅近くのビジネスホテルが普通の値段で確保できましたので、とりあえずドライブに出かけることにします。
芽室町内に寄り道してから、狩勝峠を越えて南富良野町幾寅へ。ここから幾寅峠越えの道道1030号石勝高原幾寅線を南に進みます。冬季通行止めの道ですが、だいたいそういうところは道道であっても未舗装の隘路なんです。でもさすがは道道なので林道とは違います。轍が深ぼれしてたり、道路の中央が草ぼうぼうになっているというようなことは無くて、普通の車でもあまりライン取りを気にしなくても走行することができますが、連休だからか案外対向車も多くて、そっちの方が要注意です。でも退避できる場所もそこそこ多く設けられているので助かります。
下トマムで石勝線沿いの道道136号夕張新得線へ出たら、右折して占冠村の中心部へ。道の駅で昼食休憩です。ここからなおも道道136号線をたどり鵡川に沿って下流に進みます。赤岩青巌峡のところで右折しますと、道道610号占冠穂別線との二重戸籍区間ですが、すぐに未舗装路に。ニニウで少し周囲が開けて、道東道の下をくぐると牧場があってちょっとだけ人の気配があります。その先もなおも未舗装区間が続きます。右手前に道道136号線が分岐していきますが、そちらはすぐにゲートがあって通行止め。道道610号の方は石勝線の清風山信号所の標識を過ぎて、鵡川沿いに進んでいきますが、占冠村とむかわ町の境界の穂別ゲートが閉まっていてここで通行止めです。標識には「異常気象時には通行止めになることがあります」と書かれていますが、実態としては常時通行止めです。
ということで、未舗装路を延々もどり、国道274号線へ迂回。峠を一つ越えて鵡川にかかる福山大橋を渡った先で、さっき行き止まりだった道道610号と交差。上流方向はすぐに行き止まりになっています。通行止めの区間は8km以上ありました。
下流方向は道路標識では富内まで抜けられそうな表記になっていましたが、曲がってみるとすぐに未舗装路に不釣り合いな」立派な電光掲示板があり「富内には抜けられない」との表示が出ています。ゲートは開いているので行けるところまで行ってみましょう。5kmちょっと進んだところで通行止めです。西側の山は大きく崩れていて流出した土砂で押し流されたのか付近は木が生えていません。こういう場所には雨降りのときは来たくないですね。
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