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2025年1月の8件の記事

2025年1月31日 (金)

イスタンブールとベネルクス3国の旅06 ブリュッセルに到着

2024年8月19日

20240820_082228  イスタンブール空港18:50のTurkish Airlines 1941便でブリュッセルへと向かいます。3時間20分ほどのフライトなので、あまりお尻も痛くならないうちに到着できます。ベルギーへの入国手続き、荷物の受け取りもスムーズに進み、着陸から20分ほどで到着ロビーに出てこれました。とはいえ、すでに22時過ぎです。

 予約したホテルは、ブリュッセル南駅の近く。鉄道での移動も便利なのですが、ガイドブックとかウェブとかでやたらと南駅周辺は治安が悪いから気をつけろという情報を見かけたので、安全第一でとりあえずタクシーを使うことにしました。回ってきたのはトヨタカムリで、スーツケース3つ乗るのか心配でしたが、トランクに2個、後部座席に1個乗せて、無事に出発。途中道路工事で立体交差のトンネルが通行止めになっていた関係で若干渋滞もありましたが、20分ほどで到着して支払いを済ませたのですが、ドライバーさんの勘違いで別のホテルでした。申し訳ないということでそこからはメーター無しで走ってくれまして(ちょっと得した)、MEININGER Hotel Bruxelles Gare du Midiに到着しました。着陸からちょうど1時間でした。

2024年8月20日

20240820_084512  いつもの通り一人だけ先に目が覚めましたので、身支度を済ませて周辺の散歩に出かけます。警戒して荷物は最小限に。午前8:15。平日の朝ですから、普通に都市の通勤時間で多くの人通りがあります。ブリュッセル南駅へ。通勤客、旅行者などで賑わっており、警察官の巡回もしっかり行われていて、まあ平穏な感じで拍子抜け。駅の中にもCarrefour Express(小さめのスーパーマーケット)やカフェをはじめとして様々な店舗があり、ここだけで滞在中の用は足りてしまう感じです。

 駅の反対側(東)に出てみますと、すぐに広い通りに面しており、あまり商業施設は無し。市電が頻繁に行き交い、高架上にはへルギー国鉄の列車も走っていて、鉄分が多い楽しい場所です。40分ほど周辺を歩いて、ホテルに戻ってきました。

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2025年1月27日 (月)

イスタンブールとベネルクス3国の旅05 アヤソフィア

2024年8月19日

20240819_111109  スルタンアフメトモスクから、再び広場に戻ってきました。次に訪問したのは、German Fountain(ドイツの泉)。

 ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が1898年にイスタンブールを訪問したあと、その感謝の印として1901年に建設されました。部品等はドイツ本国から分割で移送されたということのようです。八角形のドーム型の天井が特徴的です。

20240819_122924  続いてアヤソフィアへ。もともとは約1500年前にキリスト教の教会として建設されたものを、1453年にこの地を侵略したオスマン帝国により、イスラム教のモスクとされたものです。その後も紆余曲折があって、1934年に宗教的に中立な博物館となりましたが、2020年にまたモスクに戻されるという、なかなか目まぐるしい歴史を持ちます。

20240819_123338  いずれにせよ、大変壮大な建築物です。アヤソフィアへの入場は有料で、外国人観光客向けチケットは47.5€もするため、さすがに無料ツアーでは提供できず、外から眺めるのみです。

 そのあと、少し離れたイスラム科学技術史博物館へ。中に入ったところで自由行動となります。博物館には天文学を初めとする科学の発達や、その時に発明・利用されたデバイスが展示されていました。

 アヤソフィアの付近で指定時間に再集合。再び歩いて朝食と同じレストランで昼食。ポーランドから来たご家族と相席となり、旅に関して情報交換。そのあとまたバンに乗って、予定の15:00より少し早めにイスタンブール空港に戻ってきました。

 自由行動の途中でトルコアイスの屋台に寄ったのですが、屋台でもクレカのタッチ決済が可能でしたので、結局トルコリラをATMで下ろすことも無く済んでしまいました。チップ用の小銭が準備できなかったので、ユーロ硬貨で代用しました。

 これにてイスタンブール訪問は終了です。機会があればトルコだけでもっとゆっくりあちこち訪問したいものです。

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2025年1月23日 (木)

イスタンブールとベネルクス3国の旅04 スルタンアフメトモスク

2024年8月19日

20240819_105930  オスマン帝国のスルタン・アフメト1世によって、17世紀初めに建造された壮大なモスクです。6本のミナレット(塔)を持ち、メインのドームの高さは27.5mあるそうです。観光地と言えどもイスラム教の宗教施設ですからドレスコードがありまして、肌の露出が多い服装はご法度。男性は肩と膝を隠すことが求められます。女性は更に厳しくて、髪と上下肢を全て隠す必要があります。(出していいのは首、手首、足首から先。)とは言え、入口でスカーフやガウンを無料で貸し出しているので、ラフな格好で来てしまった人も、中に入ることは可能です。

20240819_103635  集合時間を告げられて、モスク内では自由行動です。

 ドームの入口の上にはアラビア文字で書かれた装飾が施されています。うーんなんと書いてあるのでしょうか。試しに写真をChatGPTに読ませてみましたら、"Allah will protec you from them; He is the All-Hearing, the All-Knowing"と返ってきました。すごいなChatGPT、どうなってんだ。

20240819_105015  内部に入りますと、高い天井や、施された装飾の数々、ステンドグラスなどに目を奪われます。照明がついているわけでも無いのに、天井のガラス窓から降り注ぐ光で内部は明るいのにも驚きます。

20240819_105202  ステンドグラスというとキリスト教の教会を思い浮かべることが多いのですが、そちらは人物などストーリー性を感じさせ装飾が施されているのに対し、モスクでみられるステンドグラスでは、幾何学模様が使われているのが特徴だそうです。

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2025年1月19日 (日)

イスタンブールとベネルクス3国の旅03 スルタンアフメト広場

2024年8月19日

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 イスタンブール空港を8:46に出発し、市街地方向へ向かいます。アタチュルク橋で金角湾を渡り、マルマラ湾に出ます。右側通行ですが、左折ができない交差点も多くて、右折して少し進んでUターン路に入って、みたいな変則的な走り方。一見さんにはなかなか厳しいですね。スルタンアフメット広場の手前の路上でバンから降ろされまして、近くのレストランへ。団体御用達みたいな感じのお店です。ここでまずは朝食が提供されます。(ツアーに込みで無料です。)パンに、オリーブやチーズ、きゅうり、トマト、ゆで卵など。ツアー参加者同士まだ打ち解ける感じでは無いので、静かです。

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 朝食を終えたらここからは徒歩での移動。観光客がものすごく多いこのエリア。旗を持ったガイドを見失わないように気をつけながら、車通りが多い細い道をのぼっていくとスルタンアフメット広場に出ました。

 ここにはいくつものモニュメントがあります。南西側から、切石積みのオベリスク、蛇の柱、テオドシウス1世のオベリスク。

 もともとこの広場は戦車競技場(ヒッポドローム)だったそうです。(戦車といっても馬に引かせるものです。)

 切石積みのオベリスク(Walled Obelisk)はその名のとおり石積みでできています。2枚目の写真の手前にある短い柱が蛇の柱(Serpentine Column)。ペルシア戦争におけるギリシャの戦勝(2500年前ですか?)を記念して作られたものとのことです。Googleで蛇の柱を検索すると伊黒小芭内(鬼滅の刃の蛇柱)が主にヒットしますけど…。奥に見えるのがテオドシウス1世のオベリスク(Egyptian Obelisk)。この距離だとわかりませんが、象形文字が刻まれています。古代エジプトの神聖文字だそうです。

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2025年1月15日 (水)

イスタンブールとベネルクス3国の旅02 羽田からイスタンブールへ

2024年8月18日~19日

 羽田空港の第3ターミナルに来るのも久しぶりです。2019年8月にエールフランス航空でパリから到着して以来。渡航中のモバイルWiFiレンタルの料金もすっかり高騰していてびっくりです。Turkish Airlinesのカウンターが開くのは出発3時間前からなのですが、その前から結構な長い列ができています。満員近いボーイング777の乗客をさばくのはなかなか大変です。

 途中イスタンブールで13時間40分の乗り継ぎ待ちで、その間にトルコに入国するので、預け荷物の扱いがどうなるのか心配でしたが、案ずることなかれ。ブリュッセルまで通しで預かってもらえました。

 出国審査へ。いつの間にか顔認証になっていたのでびっくり、と思ったら2019年時点で顔認証になっていることをこのブログで書いているのにすっかり忘れていることに、またまたびっくりです。

 Turkish Airlinesを使うのは2017年のギリシャ旅行以来です。(当時は成田便のみ。)まあまあ印象が良かったのですが、久しぶりに乗ってみると、シートピッチが窮屈なこと…。日本の国内線各社のシートの方がゆとりが大きいのだなあ。7年前にはトルコの特徴的なお酒 Raki を注文できたので今回も楽しみにしていたのですが、残念なことにメニューにありませんでした。

20240819_101446  定刻の21:55分からさほど遅れずゲートを離れ、羽田C滑走路から南に向けて離陸。東京湾上で左回りに270℃旋回して西へ。以前は北回りでしたが、ロシアとの関係が悪くはないトルコの航空機も今は南回りになり、韓国上空を横切り中国内陸部からカザフスタン、ジョージアなどの上空を通過。定刻より40分ほど早い午前4:30にイスタンブール空港に着陸です。7年前はアタチュルクでしたが、2018年に新空港が開港して、格段に快適に、しかし巨大になり、ゲートから入国審査までが遠いこと遠いこと。

 入国手続きもスムーズに終えて到着ロビーに出てきました。予約してある航空会社提供の無料ツアー Touristabul半日コースの出発は午前8:30です。事前にネットで予約してあるから受付カウンターに行く必要が無いのか、それとも行かないといけないのか…、Turkish Airlinesのサイトを見てもよくわからなかったのですが、安全策を取ってカウンターに。結構並んでいる人が多くて混乱気味だったのですが、予約済みだと声をかけると窓口の中から別の係員が出てきて、予約状況を確認して、ツアー参加証(首さげ札)を配布してくれました。やっぱりカウンターにいかないといけなかったようです。

 午前8時にTouristabulカウンター付近で待っておりますと、まず8:00発(-11:30)のT1ツアーの人たちがガイドに先導されて出かけて行きました。そのあと8:30に私達が参加するT2ツアー(-15:00の半日ツアー)の参加者に声がかかり、ターミナルビルの前へとぞろぞろ移動。先頭の方の人たちは大型バスに乗り込んだのですが、定員以上の参加者がいるらしく、我々を含め集団の後ろの方にいた7-8名は、別途バン(ベンツでした。)へと案内されました。

 さて、イスタンブール市街地方面へ出発です。

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2025年1月11日 (土)

イスタンブールとベネルクス3国の旅01 4年半ぶりの日本脱出

 2019年8月のモロッコとフランスへの家族旅行、2020年1月のアメリカ合衆国オレゴン州への視察旅行以来、コロナ禍、東京オリンピック、北海道・沖縄での仕事と続きまして、まとまった休暇を取る機会がなかなか無くて、海外旅行からも遠ざかっていました。2024年の夏は、5年ぶりに家族で海外旅行に行くことができました。これまでは、事前にある程度勉強して行きたいところ(できればあまり日本人が居なさそうなところ)を決めて出かけていたのですが、なかなか今年は考える時間も取れずじまい。妻からベルギーに行きたいというリクエストがあり、8月下旬のANAのブリュッセル直行便を調べてみたら、家族3人でなんと100万円オーバー…、うわあ。

 乗り継ぎ便を調べてみましたが、Turkish Airlinesが比較的安く、といっても86万円…。2017年8月に同じTurkishでイスタンブール経由アテネまでの往復が40万円ちょっとでしたから、いやあ高い。5月10日発券。

 せっかくTurkishを利用するので、乗り継ぎ時間を長く取って、航空会社提供の無料イスタンブールツアー(Toristabul)を利用して、ちょっとだけトルコにも足を踏み入れることにします。

 そのあとは、ブリュッセルに6泊滞在。こちらのホテルの確保は妻に丸投げ。ブリュッセルに着いてからの予定は全く立てないままの出発です。

 イスタンブールへの出発は8月18日 日曜日の21:55。

 8月16日 金曜日の夜の飛行機で帯広から羽田に移動して、自宅で2泊して旅行準備をするつもりでいましたが、台風のおかげで終日欠航…。欠航を予測して8月13日 火曜日の時点で17日 土曜日のJAL便をおさえておいたので事なきを得ましたが、欠航決定の時点では、AirDo、ANA、JALの北海道から本州に向かう便は8月19日 月曜日まで全便満席になっており、危うく北海道を脱出できなくなるところでした。(もし17日のJALも欠航になってしまったら、新千歳-ソウル-成田 と移動しようかと真剣に検討していたぐらいです。念の為パスポートは持ち歩いていたので、韓国経由も不可能ではない^^:)

 結局、8月17日の飛行機は通常運航だったので、無事予定のJAL便に乗って自宅に戻ることができました。普通席の空席が無かったのでクラスJで予約しており、予定では国際線仕様の767でしたからビジネスクラスのフルフラットシートでラッキー・わくわくと思っておりましたら、前日に無情にも国内線767に機材変更となり、普通のクラスJになってしまいました。(少しでも座席供給を増やすための措置です。)

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2025年1月 7日 (火)

7月下旬の畑

2024年7月24日、26日

20240724_070836_20241019203501  前年の秋に苗が植えられて、雪の下で厳冬をやり過ごし、収穫時期を迎えていた小麦畑。気がつけばあっというまに収穫されてしまいました。

20240726_073922  刈り取られた小麦畑のあとにタンチョウが3羽やってきていました。何か餌になるものがあるんでしょうか。雑食性で植物(穀類、実など)や、昆虫、ミミズなどいろいろなものを食べるそうです。

20240724_073647  一方、豆類の収穫時期は晩秋ですので、まだこの時期は青々としています。ここから3ヶ月以上経過して、葉っぱが枯れて、豆のさやもすっかり茶色になってから収穫時期を迎えます。

20240724_073944  豊頃町ではトウモロコシ畑はあまり多く無いように見受けられます。主に飼料になるんでしょうか。十勝でトウモロコシと言えば帯広の西隣の芽室町が有名です。

 おまけの1枚は、8月13日の午後。畑の中の道を歩いているときに見かけたアオダイショウです。結構大きいですが、毒蛇では無いので安心。20240813_151047

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2025年1月 3日 (金)

銀泉台

2024年7月14日

20240714_163422  鹿鳴の滝から坂を下って車道に戻り、少し歩いて駐車場に戻ってきました。丸瀬布から国道333号を東へ。瀬戸瀬で右折して道道493号→592号線をたどります。こちらの道道も途中未舗装区間が長く続きます。

 国道242→39号線をたどり、石北峠を越え、大雪湖のほとりを通過。だんだん夕暮れが近づいてきました。帯広方面へ国道273号線を少し進み、右折して山中へと分け入ります。部分的に舗装されているところもありますが、だいたいは未舗装。昨日から未舗装路ばかり通っていて車は真っ黒です。途中下山する車と多くすれ違いました。まあこの時間に上ってくる人のほうが珍しい。

20240714_163022  銀泉台の駐車場からは主に東側の風景が開けています。石狩川の谷を隔てて、上川と北見を隔てる山並みが見えています。

 駐車場のすぐ近くに若い鹿の姿が。まあまあ近づいても逃げません。でも鹿は全く珍しいわけではありません。国道273号線に戻り、三国峠を越えて上士幌町の山中を下っていきますが、夕闇の道路脇に鹿の網膜の反射光が頻繁に見えるので、いつ出てくるかと大変にびびりました。

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