カテゴリー「日光」の12件の記事

2008年6月30日 (月)

日光 滝尾神社の散策5 子種石

2008年(平成20年)6月14日 訪問

1_32_3 いよいよ散策路の一番奥に辿り着きました。立派な鳥居の奥には、子種石という巨石が祭られています。周囲はしっかりと石の柵で保護されています。石の上には小石がいっぱい乗せられています。

 その名の通り、懐妊祈願、安産祈願の石となっております。しかし、それなりに石畳を歩いたり、石段を上ったりするので、安産祈願の妊婦さんは、滑って転ばないようにくれぐれも気を付けてくださいね。昔は皆二荒山神社からずっと歩いてお参りしていたのでしょうから、神様は結構な試練を与えたものですね。

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2008年6月25日 (水)

日光 滝尾神社の散策4 滝尾稲荷と酒の泉

2008年(平成20年)6月14日 訪問

 滝尾神社の境内には、縁結びの笹というのがあって、片手の親指と小指だけで笹の葉を結ぶことができれば、好きな人と結ばれるという言い伝えがあるそうです。しかし、枯れてしまうので葉を結ばないでくださいとの注意書きが立っていました。それでも結構な数の葉が結ばれてしまっています。枯れないことを祈ります。

 その近くには、ご神木の三本杉が。立派な杉の木が三本立っていますが、石の柵に囲われ、周りの林がうっそうとしており、手前にも木が立っているものですから、なかなか写真に取りにくいのです。スケール感を出そうとして、柵の隙間のローアングルから見上げてみましたが、どの角度から狙っても手前の木の葉っぱが邪魔して、杉の木の一部が隠れてしまいます。よって写真無し。

Photo_2 少し奥に進むと滝尾稲荷神社が。二頭のお狐様がお出迎えをしています。小さな神社ですが、回りには幟がいっぱい立てられていて、熱心に信仰されているようです。

Photo_3 稲荷神社から左手へ降りていくと、途中に酒の泉があります。この泉の水で酒を造ると、良い酒ができるとの事です。水は透き通っていますが、残念な事に中には硬貨がたくさん投げ込まれています。

 水たまりを見ればコインを投げ込む人が絶えませんが、水が汚れるし、お掃除も大変だと思いますから、やめて欲しい物です。特にこういう自然の湧き水に異物を投げ込む事は…。どうせだったら賽銭箱に入れたらいいのに。

 

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2008年6月23日 (月)

日光 滝尾神社の散策3 運試しの鳥居

2008年(平成20年)6月14日訪問
 白糸の滝の右手に続く石段を上っていきます。敷石がありますが、不揃いなのでけっこう不安定。気を付けて歩きましょう。ちょっと息切れがする頃、ようやく崖の上にでます。
 右手には別所跡の看板がありますが、今は何もありません。滝尾神社の別当の別所があった場所だそうです。別当とは神社を司る人の事。今は輪王寺で行われている強飯式は、元はここで起こったものだそうです。
Photo 少し進むと鳥居が立っています。鳥居の上の中央に小さな穴が開いていますが、3個石を投げていくつこの穴を通ったかで運試しとしたそうです。さっそく石を投げようと思ったらあまり落ちていません。あっ、そうか。鳥居の先まで行くと、案の定いっぱい石が落ちていました。
 さて、戦績は…0勝3敗。というか、これは運試しでは無くて、技術を要しますよ。何百回も練習しないと、なかなか通る物ではありませんね。
 鳥居の奥に見えているのが、滝尾神社の門。その奥に本殿があります。二荒山神社の別宮だそうですが、かなり質素で、建物にはあまり見るべき装飾もありませんでした。よって写真無し^^;。

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2008年6月18日 (水)

日光 滝尾神社の散策2 白糸の滝

2008年(平成20年)6月14日訪問

 車にもどり更に川の上流を目指します。右手には稲荷川が。左手には林が続いていますが、途中浄水場が。この浄水場は二社一寺専用の浄水場のようです。一般向けの浄水場は別の場所にあります。(日光市民病院から裏見の滝方向へ進んだ、荒沢川の流域に作られています。)
 さらに進むと、小さな川(天狗沢)を渡った先の右手に駐車スペースとなる空き地がありますので、ここで車を停める事にしましょう。
 白糸の滝の案内看板に従って、左手の林の中へ。すぐに滝の音が聞こえてきます。
2_2  白糸の滝という名前の滝が日本にいったいいくつあるのかわかりませんが、私のイメージだと細い水流がいくつも、広い幅で、それこそ糸のように落ちるような滝だと思うのですが、ここの白糸の滝はちょっと違う感じです。
 落差は5m程でしょうか。とっても小さな滝ですが、透き通った清流です。深い林の日蔭はひんやりとしていて、とっても良い気持ちです。私はマ◯ナ◯イ◯ンという実態のよく分からない言葉は嫌いです(笑)。「ひんやりしていて気持ちがいい」で十分だと思います。
1_2 橋を渡って沢の対岸へ行き、注意しながら滝に近づいてみます。下は濡れていて滑りやすいので要注意です。

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2008年6月16日 (月)

日光 滝尾神社の散策1 観音堂

 日光の二社一寺の裏手、稲荷川の西岸に沿って続く遊歩道があります。東照宮近辺が賑わってきたこの時期でも、あまり訪れる人も多くない所ですが、なかなか良い雰囲気で、日光の違った魅力を感じることができます。駐車スペースもあり、体力に自信の無い方でも気軽に散策する事ができます。6月14日の午後に訪れてみましたので、数回に分けて紹介していきましょう。

2008年(平成20年)6月14日訪問

 日光駅方面から国道119号線を進み、突き当たりになっている神橋交差点を右折します。少し走ると稲荷川を渡る橋がありますが、橋の手前から川沿いに続く細い道に左折します。角のおそば屋さんが目印です。しばらく進むと、東照宮の裏手から続く車道と合流します。そのすぐ先、左手にあるのが観音堂です。道路脇には数台分の駐車スペースがあります。

1  観音堂は、別名産の宮と呼ばれます。林の中にひっそりとたたずんでいます。鳥居の奥の社には無数の将棋の駒が置かれています。しかもすべて「香車」です。実はこれは安産祈願のための物。安産を願う女性は、観音堂から香車を1つ借用し家に持ち帰ります。無事子供が生まれた後は、自分で新しく作った駒と一緒に返すのだそうです。ですからどんどん数が増えていきます。ひとつひとつの駒の裏には生まれた子供の名前が書かれています。
2  たくさんの香車に目を奪われがちですが、気を付けて上を見上げてみると柱に白い象の装飾が施されています。象と書きましたが、よく見ると鼻が筒状では無く、上顎が伸びたような形になっています。東武特急スペーシアの宣伝に出ていた霊獣 象 も同じような感じでしたが、あちらは牙がありませんでした。日光にはいろいろな霊獣が住んでいるのです。

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2008年2月20日 (水)

氷の芸術?

氷の芸術?携帯から投稿したら写真が横向きになっちゃいました...
奥日光湯元、巡回診療を行っている公民館の流し台に自然に出来た氷柱です。シンクも三角コーナーも凍り付いています。

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2008年1月18日 (金)

日光ケーブルカーの線路跡 再

 

昨年12月30日の記事で紹介した日光ケーブルカー(東武鉄道日光鋼索線) の廃線跡ですが、前回の記事の写真はSoftbank X01Tのカメラで撮影したもので、あまり良い写真ではありませんでした。今回撮影し直しましたので、改めて紹介したいと思います。
Img_2427  前回の写真は、道路右側が駐車帯になっている所から撮影したのですが、林越しとなってしまうため、今回は、同じ場所から1分ほど麓方向に歩いて木の切れている部分から撮影しました。(焦点距離18mm。)この位置より麓側からもよく見えるポイントがありますが、付近に駐車帯がありませんので、撮影は困難です。
 まずは、全体の俯瞰から。正面に男体山が見えます。左側の山の肩部分に建物が見えますが、ここが明智平のレストハウスです。右側の深い谷が大谷川になります。中央の左上から右下に白っぽい線状の路盤が写っています。

Img_2428  路盤部分を200mmまでズームアップして撮影しました。コンクリートの橋脚、コンクリートの路盤の様子を確認できます。左端にはトンネルの入り口が見えています。

Img_2430  明智平のレストハウス付近を200mmで撮影してみます。赤い屋根のレストハウスの左上方に写っているのは、レストハウスから出ている日光交通ロープウェイの終点、明智平展望台の駅です。

 レストハウスから真下に木が無い部分が続いています。レストハウスの直下には駅のホーム跡らしき構造物が見えています。線路跡をたどっていくと一旦地下に消え、更に下にたどるとトンネルの入り口が見えます。

 再度俯瞰写真を見直してみると、馬返から登ってきたケーブルカーが最初のトンネルの中で右カーブして、明智平方向に向きを変え、一旦地上に出たあと、第二のトンネルに入り、再度地上に出て明智平レストハウス下に到達していた様子がわかります。

Img_2432  最後の一枚はおまけです。奥日光のもう一つのロープウェイであった、東武興業中禅寺温泉ロープウェイは中禅寺温泉駅(バスターミナル)と茶の木平を結んでいましたが2003年3月31日に廃止されました。山の稜線の右側、木が生えていない部分がロープウェイの痕跡です。

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2008年1月16日 (水)

氷彫刻奥日光大会 1週間後

Img_2434Img_2435 Img_2436 Img_2440 Img_2441  1月9日から10日にかけて制作が行われた、氷彫刻奥日光大会のその後のレポートです。
 先週末雨が降ったため、彫刻は残念ながらかなり融けてしまったそうです。形はそれなりに残っているのですが、造形としては痩せてしまっています。完成時の写真や、作成中の光景の写真も掲示されており、在りし日の姿を忍ぶことが(^^;)できました。

 氷の彫刻も地面の雪もともに白いので、写真にするとコントラストが乏しくて今一つです。低めのアングルから、林を背景に撮るのがよさそうですが、今度はロープが邪魔で…。

 いくつか、かまくらも作られています。雪が少ないので黒っぽくなってしまっているのが残念です。中には椅子も備えられており、休憩することもできますよ。

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2008年1月 9日 (水)

氷彫刻奥日光大会開催

Ph_13 Ph_16 Ph_17 Ph_18  この冬も暖冬傾向。日光市街地は比較的暖かな日が続き、まともな積雪は一度もありません。
 奥日光も例年より雪が少なく、戦場ヶ原も草が見えている状況です。
 湯元地区の雪も少なめですが、さすがに寒く、今日も雪が降っていました。
 冬季は雪まつりのイベントが行われています。
 1月9日から10日にかけて、氷の彫刻大会が行われ、日本を代表するホテルの名人たちが腕を競っています。今日、巡回診療の通りがかりに覗いて見たところまだまだ製作が始まったばかりで、ただの氷の柱が立っているだけの状況ですが、テレビの取材も来ていました。
 明日の昼頃には素晴らしい彫刻の数々が出来上がっている事でしょう。いつまで見られるかは気温次第。昨年は暖冬のため一日で融けてしまったそうです。

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2007年12月30日 (日)

日光ケーブルカーの線路跡

Nikko_cable  紅葉が終わり木々が葉を落とした冬場、上りの第二いろは坂の途中、右手に気を付けているとコンクリートで作られたスロープが遠くの方に見えます。これは、かつていろは坂の下の馬返から、明智平を結んでいたケーブルカー (東武鉄道日光鋼索鉄道線)の線路跡です。

 かつて奥日光への観光客は日光駅前から路面電車(東武鉄道日光軌道線)に乗り、終点の馬返まで行き、そこからケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、華厳の滝を望む明智平の展望台を目指したのですが、第二いろは坂の開通で観光の主役がバスやマイカーにシフトしたため、乗客は激減し、路面電車は昭和43年に、ケーブルカーも昭和45年に廃止となりました。ロープウェイだけは現在でも日光交通の手により運行が続けられています。

 今でも市内の何カ所かで、それらの痕跡を見つけることができます。(とちぎレイルビューホームページ の中のこのページに詳しく紹介されています。

こちらに新たに写真を撮り直した続報もあります。

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