伊豆大島一泊の旅10 元町港
2010年2月14日(日)
三原山山頂口を後に元町港を目指します。帰りは三原山登山道路を下り、リス村・岡田方面へ降ります。大島一周道路に出た後、左折して元町方面へ。何故わざわざ遠回りしたのかというと、ガソリンを入れなければいけないからです。今日は日曜日。日曜日でもやっているガソリンスタンドは、元町と岡田の中間。大島空港近くにある1ヶ所だけなのだそうです。
1軒しかやっていないのなら混んでいるのではないかとの心配も杞憂。誰もいませんでした。やはり絶対的に自動車の台数が少ないし、排気量の小さな車が多く、走行距離も伸びないからガソリンの需要は多くないようですね。
岡田と元町の間の区間は島の中心部らしく、沿道にはスーパーマーケットや、自動車工場などもみかけます。ちなみに大島にはコンビニはありません。店は夜は早仕舞のようです。
元町港に到着しました。車から荷物や娘を降ろすため乗降場所を探しましたが、乗船待合所の前にはバス停とタクシー乗り場はあっても、自家用車の乗降所がありません。岸壁側の駐車場は結構待合所から離れています。仕方が無いので、道端に車を停めて急いで荷物を降ろしていると、レンタカー会社の人が声をかけてくれました。駐車場に車を移動して、車両の返却手続きを終えます。
元町港の設備はよく整備されており、待合所も立派です。湾になっていないので、海が荒れると発着が難しくなるのもよくわかります。岸壁にはボーイング929が2隻。セブンアイランド 虹(熱海便) と 愛(東京便) のようです。沖合には接近する大型客船の姿が。東京-大島-神津島航路の かめりあ丸 が到着です。なかなか賑わっています。
待合所には、土産物店もいろいろ。椿油と、明日葉が大島土産の双璧のようですね。妻が明日葉入りのドーナツを見つけて買ってきました。帰りの船の中で食べてみましたが、なかなかおいしかったです。ただ、明日葉入りの商品は、いずれもあまり明日葉の風味が目立たないように作られているような印象が…。(*^-^)
14時15分、定刻に元町港を出港。速度を上げてテイクオフ、浮上航行に入ります。ケータイGPSで現在地を拾うと、時速約70kmで移動中と表示されています。やはり速い。しばらく眺めていましたが、電波の圏外では地図データが読み込めないため使えなくなりました。
次第に伊豆半島が近づいてきました。昨日の積雪で白くなった大室山の手前に見える港は八幡野港。時間経過とともに、城ヶ崎海岸、川奈ゴルフコース、川奈港と海岸線に沿って景観が続きます。景色を眺めている間に、あっと言う間に伊東港に帰着。伊東で下船する人は思ったよりも少なく、多くの方は熱海まで行くようです。
港から自宅までベビーカーを押しながら、伊東大川沿いの道をのんびりと歩いて帰ります。伊東がとっても都会に見えました。
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