カテゴリー「ビンタン島の旅」の12件の記事

2012年12月30日 (日)

ビンタン島の旅12(完)  シンガポール再入国とHouse of Anli

2012年10月13日(金)

 Tanah Melah フェリーターミナルに到着し、今年3回目のシンガポール入国。ゆっくり下船したら入国手続待ち行列の一番後ろになってしまいました。

 パラパラとしかやって来ないタクシーを行列に並んで待ち、チャンギ空港へ。インド系の運転手さんは海外旅行好きで日本にも行ったことがあると。話が弾むのはいいけれど、最初に言ったターミナル番号をすっかり忘れていますよ。

 まだ17時過ぎですが、深夜0時45分発の成田行きのチェックインは Early Check-in カウンターで可能でした。2つの大型スーツケースに荷物を集めて預け、空にした小型スーツケースだけ持ち歩きます。時間があるのでシンガポール市街地へ向かいましょう。

 シンガポール地下鉄MRTには子供料金は無く、身長90cm以上の人は大人と同運賃です。シングルライドチケットを3枚買って東西線に乗車。市街地方面へはTanah Melah 駅で乗り換えとなります。平日の夕方、ラッシュと逆方向と思いきや車内はかなりの混雑。しかし子供連れの旅行者と見て、地元の方が席を譲って下さいました。

 妻に、「Tanjong Pagar駅で降りるよ」と言ったら、「単純馬鹿?」と返されました。その単純馬鹿駅で下車したらまずは券売機へ!? シングルライドチケットのデポジットの払い戻しです。券売機の前には列ができており、ようやく番が来たと思ったらエラーが出て処理できません。あー面倒臭い。改札の係員に申し出ると「券売機使えよ」と言われますが、怯まずに「故障してるんだよ」と返すと、渋々リファンドに応じてくれました。一見さんには使いにくいシステムです。4月に使ったEZ Linkカードは楽ちんでしたが…。

 妻の目的地は House of Anli というバッグのお店です。デザイナーはベルギーの人ですが、デザイン事務所は現在シンガポールに置かれています。日本に直営店は無くデパートの出店やオンラインショップで購入できるようです。お店の場所は春にぶらぶらしたアモイストリートの一本南なのですぐわかるだろうと思っていたら意外に苦戦。通り沿いの店で聞いても「そんな店知らない」と言われます。」 Google Mapsで再確認しながら、ようやく発見。なんと先程道を尋ねた店の真向かいの2階でした^^; 意外と知られていないのね。例のアーケードのおかげで看板が見つけにくい事もありますが。

 こじんまりしたビルの2階のフロアがデザイン事務所兼店舗となっていて、店員さんは日本人の若い女性で。B級品や試作品なども安く出されていました。女性用だけなので、私の出番は道案内だけです。

Img_7911_2  スーツケースに買ったカバンをパッキングして、Maxwell Food Centerへ向かいましたが、何と改装休業中でした。(。>0<。) 通り沿いの適当な中華系のチェーン店で夕食を済ませ、タクシーをつかまえて空港へ戻ります。

 途中、マーライオン公園近くで停車してもらい、記念撮影。金曜の夜とあって大賑わい。とてもじゃないがちゃんとした写真は撮影できません。Marina Bay を左回りに進み高速道路へ。左手にそびえ立つSands には圧倒されます。

 さて日本に帰りましょう。来年はもう少し気の利いた旅ができるでしょうか。

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2012年12月24日 (月)

ビンタン島の旅11 さよならビンタン島

2012年10月12日(木)
 タンジュンピナンから Mayang Sari Beach Resort に戻ってきました。娘は車の中で寝て元気回復したらしく、(やった事もないのに)ボーリングに行きたいと言い出しました。チェックインの時にサービス券をもらったのをしっかり覚えていた模様。お土産の調達ついでにホテル内シャトルバスでリゾートセンターに行ってみることにしました。
 ボーリング場の入っている建物は、ゲームコーナーや衣料品、土産物などの店舗が入っており、1階はフードコートになっています。が、何しろお客がいません。ボーリング場ではスタッフがボーリングを楽しんでいる有り様。フードコートの店舗も2つしか開いていませんが、こちらも客は0。約10年振りのボーリングをインドネシアでするとは思いませんでした。娘は係員の人に手伝ってもらい、滑り台みたいな補助具で玉を転がして、それでご満悦。

2012年10月13日(金)

Img_7897  ビンタン島滞在最終日です。チェックアウトの時間は正午なので、午前中は海で一泳ぎ。やや低い透明度も、魚の種類もいつもと変わりませんが、ガラガラのビーチでのんびり泳げるのはいいものです。はるか沖合を大型貨物船が通っていくのが見えます。

Img_7901 泳ぎ終わったら、ビンタンビールの最後の1缶を飲みながら荷物のパッキング。フェリーの荷物は1チケットあたり1個で20kgまでと定められています。(計量も厳密に1個ずつ行われます。)2つの大型スーツケースと1つの小型スーツケースの配分に気をつけながら荷物を入れていきます。

 この数日の閑散振りは見事でしたが、これから週末なので さすがにもうちょっとお客さんが増えるのでしょうね。

 14時35分のフェリーにあわせて、港へのバスは13時30分の出発予定。本来ならレストランで昼食を摂りながら待てば良いですが、何と中国の団体さんで貸し切りになっていて、一般客は締め出されています。隣のホテルまで行けば食べられますが、そこまでの時間の余裕も無いため、菓子などつまみながら我慢する事になってしまいました。

Img_7904 帰りのフェリーのチケットはリコンファームが必要ですが、ホテルのチェックインの時に帰りの予定を聞かれるので、ホテル方でリコンファームとチケット発券を代行してくれてあります。チェックアウトの際に帰りのチケットを受け取る事ができます。親切ですね。

 Bandar Bentan Telani フェリーターミナルでは、荷物を預けた後、出国手続きを通過。ガラガラかと思いきや待合室は意外に賑わっています。ここにもあるPOLOというお店はビンタン島のあちこちで見かけますが、決してラルフローレンとは書かれていませんので、そのつもりで。フェリーに乗れば、1時間弱でシンガポールの Tanah Melah に帰着です。1時間の時差があるので到着は16時30分頃となります。

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2012年12月 8日 (土)

ビンタン島の旅10 タンジュンピナン

2012年10月12日(木)
 タンジュンピナンの町外れにあるレストランに到着。ドライバーおすすめのお店だそうです。Img_7871 玄関からは結婚式を終えたばかりのお客さんたちがぞろぞろと出てくるところでした。割と高級そうなお店です。店舗の裏はテラスになっていて、マングローブが密生した川を望むことができました。

 ドライバーにも食事をおすそ分けする事にして、料理を3品注文。ナシゴレン(インドネシアの焼き飯)、イカを辛いソースで煮込んだもの、かなり大振りな揚げ魚。各料理ともかなりのボリュームで、そしてかなり辛くておいしい。飲み物もつけて3人で3000円ぐらいでしたから、物価を考えるとかなり高級なお店のようです。

Img_7875 とはいえ、こんな構えの店でも殆どの洋式トイレの便座が無くなっています。そんな事はアフリカで体験済みの我々夫婦ですが、娘にとってはなかなか過酷な環境だったようです。^^;

 Img_7879さて、ようやくタンジュンピナンの町に到着しました。ここまで寄り道をしすぎたため、レンタカーの残り時間が厳しくなってしまいました。お金を払えば延長も可能との事でしたが、娘もだいぶお疲れの様子だったので無理をせず予定の時間で帰ることにしました。町での滞在可能時間は僅か20分。

Img_7883 ごちゃごちゃしたメインストリートの途中にアーケードがあって、中が店舗と駐車場になっています。一見小洒落た感じのショッピングモールですが、売られているものは偽ブランド品などが多いように見受けられました。値段はルピアで書かれているので、桁が多くてなかなか換算が難しい。(100円が約12000ルピア。)

 ショッピングセンターの前は、ホテルの看板が掲げられた小汚いビル。その前には屋台が出ていて、フルーツポンチのようなものを売っています。怖いもの知らずの妻は迷わず購入。ビニール袋に入れられ、口のところは輪ゴムでしばられています。おそるおそる一口食べてみましたが、角切りのフルーツのように見えたものは芋のようで、見た目ほど甘みは無くて、かなり微妙な味でした。(おなかをこわすことはありませんでした。)

Img_7885 帰路につきましょう。町中の細い一方通行の道路を、たくさんのバイクと競い合うようにすり抜けていきます。こういうゴミゴミしたところも楽しいものです。


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2012年11月30日 (金)

ビンタン島の旅09 海上ホテル

2012年10月12日(木)

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 引き続きビンタン島の東海岸を南下していきます。ドライバーが車を停めました。今度は何があるのかな。狭くて暗い通路を抜けていくと、そこは海上。桟橋の上に屋根がかけられています。長い長い廊下(桟橋)の上を進んでいくと、売店やら生け簀やらがありました。

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 その先も桟橋は枝分かれしていきます。釣り客宿泊できる海上ホテルになっているそうです。確かに釣りをするのには便利そうですが、嵐の時は大丈夫なんでしょうかね。

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 海上ホテルを出てなおも南下。小さな漁村を通り抜けます。河口近くにかかる橋の上から、船着場の様子が見えました。これがビンタン島の昔ながらの姿なのでしょう。リゾートエリアにずっといたのでは全く知ることができないものです。

 このあと道路は再び内陸へ。島最大の都市、タンジュンピナンが近づくにつれ、車やバイクが増えてきて、道路はカオス状態。交差点にはところどころに信号機もついていますが、赤信号でも止まらない車がかなり多くて、無法地帯です…。いやあ、こんなところは自分ではとても運転できません。

 

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2012年11月26日 (月)

ビンタン島の旅08 ビンタン島の東海岸

2012年10月11日(木)
Img_7849 丘陵地を下っていくと、割と唐突に東側の海岸線Pantai Trikoraに出ました。 道端に車を停めて歩いてみます。道端や浜では小魚がござの上で干されています。鳥がついばんでいますが、誰も気にする様子はありません。

Img_7853 簡素な桟橋、小さな漁船。北西部の観光客向けのエリアとは全く異なる、鄙びたローカルな海岸の風景です。

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 車に戻り南へ。左手に続く海岸には所々簡素なバンガローが建てられています。週末地元の人たちが泊まりで遊びにくるのだそう。今日は平日なので人の姿はありません。

Img_7859 再び停車して海を眺めます。ここは集落から離れており、漁業のための施設は見えません。堤防の向こうに、人のいない白い砂浜。海水の透明度が思いのほか高くて驚きます。満潮の今はそんなに広い浜には見えませんが、ガイドブックのLonely Planetによると、引き潮の時は沖の方まで干潟になってしまうようです。沖合に見える小島まで行けばシュノーケリングも楽しめそうですね。ローカル向けの宿泊施設も点在しており、旅の上級者の方はチャレンジして見ても良いかもしれませんね。

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2012年11月22日 (木)

ビンタン島の旅07 スズキAPVとアブラヤシ

2012年10月11日(木)

 今日はビンタン島の東部へ足を延ばします。前日にホテルのツアーカウンターにてIndorent社の6時間レンタルで予約を入れています。インドネシアはジュネーブ条約非加盟のため、日本の国外免許証で運転する事はできません。従って通常レンタカーは運転手付きでお借りする事になります。支払はキャッシュのみで、110シンガポールドルの前払いでした。ガソリン代は含まれているらしく別途請求はありませんでした。

 やってきた車はシルバーのスズキAPV。日本では販売されていない車種です。軽自動車のエブリィベースかと思いきや、諸元を見る限り別設計の様に思われます。後部ドアはスライド式ではなく、普通の外開きタイプ。シート配列は2-3-3の8人乗りですが、横幅が狭いので3人乗るのは窮屈です。前輪は運転席よりも前に出ていますが、エンジンは運転席と助手席の下にあり、床が高いです。窓の天地が狭いので、今どきのミニバンらしくない、個性的な印象を受けるエクステリアです。助手席に乗車しましたが、乗り心地では2列目の方がベターな気がします。エンジンは1500cc、5速マニュアルで、車重は意外に軽い1250kg。

Img_7836 ホテルの敷地を出る時と、リゾートエリアを出る時と2カ所ゲートがあり、警備員が常駐しています。外に出ればようやく本物のビンタン島のローカルな領域を見ることができます。島の東西を結ぶ幹線道路の舗装状態はまずまずで、道路に穴が開いているような事はありませんが、路肩は狭くて余裕がありません。丘陵地帯を縫う道はカーブが多くて見通しはあまり良くありません。遅いバイクを追い越す時はクラクションを鳴らしてライダーに知らせるのが礼儀のようです。道の両脇には時折簡素な住宅が現れますが、大きな商店のような物は見かけませんでした。

Img_7842 途中で幹線道路をはずれて、東海岸へ向かう新しい道路に進路をとります。赤土の丘陵地を貫いて作られた道には電柱も立っていません。開通から数年しか経っていないらしく、ガイドマップには掲載されていません。古い道に比べると直線的に作られており、その分アップダウンが多くなっています。通行量は極めて少なく対向車は殆どありませんでした。

Img_7845 やがて道路の両側には丈の低いヤシの木が続くようになりました。ドライバーが車を道端に停めて、ヤシの木と実を見せてくれました。

 このヤシはギニアアブラヤシで、小さな実を収穫してパーム油をとります。石鹸の原料や食用に使われますが、植物生まれだから環境に優しい?? いえいえ熱帯雨林を切り開いた大規模プランテーションで栽培されている、西アフリカ原産の植物で、インドネシアの自然破壊の一因になっているのですね。

 

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2012年11月16日 (金)

ビンタン島の旅06 集合住宅とマーケット

2012年10月10日(水)

 エレファントトレッキングのあとはホテルに戻り、今日も一泳ぎ。岩場に居る魚にはあまり代り映えがありません。

Img_7834 夕方、Pasar Ole Ole行きのシャトルバスに乗って出掛けました。Pasarの裏手に少し入ったところには、平屋の集合住宅がたくさん建てられているエリアがありました。リゾートエリア内なので、地元住民はいないはず。各リゾート施設にはスマトラ島など、他島の出身の人たちも多く、その従業員や家族が居住する地区が作られているようです。

Img_7832 その中心にはマーケットがあって、日用品、野菜、果物、惣菜店などが入っています。周囲のビルには多少は観光客向けの店舗もあって、SPAや、シーフード料理店などが入っていました。このシーフード料理店では直売所も設けられていました。体長50cmぐらいありそうな、青い巨大ロブスターに娘は目を丸くしていました。買って帰るわけにはいきませんが。

Img_7830 マーケットで何か買おうと思いますが、インドネシアのお金ルピアを持っていません。どうせシンガポールドルしか使わないだろうと思い両替していませんでした。幸いすぐ隣に銀行がありATMが営業中。シティバンクのキャッシュカードが使えました。20万ルピアを引き出しました。20万というとすごい額に思えますが、日本円で1728円+手数料210円でした。手数料がかかるならもうちょっと引き出しておけばよかった。

 グローサリーに入って、ポテトチップとアイスクリーム1個を購入。12000ルピアでした。これだけ桁が違うと金銭感覚がわからなくなりますが、日本円で90円弱といったところです。

 (途上国としては)割と清潔なマーケットで、トイレも十分使用に耐える物でした。リゾートエリア内で、手軽にローカルな雰囲気を味わえる場所としておすすめです。雰囲気も大変穏やかで、娘は地元のおじちゃんおばちゃんから気軽に声を掛けられていました。日中であれば治安面での心配はあまり無いと思います。

 Pasar Ole Ole 行きのシャトルバスに乗って、運転手さんと交渉するとここまで乗せてきてもらえます。周辺のSPAを利用すれば帰りはタクシーの無料サービスが利用できます。

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2012年11月12日 (月)

ビンタン島の旅05 エレファントトレッキング

2012年10月10日(水)

Img_7754  Mayang Sari Beach Resort から10分ほど歩いたところに Resort Center という場所があります。大きなホールや、フードコート、ボーリング場が入ったビルの他、斜面から海岸にかけてはいろいろなアトラクションが楽しめるようになっています。

 高台にある Resort Centerから、階段を降りる事5分。エレファントパークに到着しました。普段はエレファントショーがおこなわれていますが、火曜日と水曜日はエレファントトレッキングを楽しむ事ができます。10分、30分、60分の3コースがあり、今回は30分コースを利用しました。ちなみにビンタン島にはもともと象はいないのだそうで、皆スマトラ島から連れてこられているそうです。Img_7762

 宿泊客が少ないので、順番待ちはなく一番乗りです。本日の担当はアリ君とロッシ君。娘は象の頭の上に座り、後ろから象遣い氏が支えてくれます。私はその後ろに乗ります。妻はもう一頭の背中の上。タイのサムイ島や日本のぞうの国市原で乗ったときは、背中にくくり着けられた椅子に乗る形でしたが、今回は象の背中に直乗り。キルティングのマットが敷かれてはいますが、象の背骨が股に当たって慣れるまでは結構痛いです。

Img_7809  炎天下のパーク敷地から、裏手のジャングルの中へ。日差しが遮られて暑さも楽になります。象の耳がぱたぱたと仰ぐと、風ができて涼しいし、虫を追い払う効果もありそうです。木々の間に大きな蜘蛛の巣があったり、急な赤土の斜面を上ったり。ところどころ立木がぼっきりと折れて倒れています。象が折ったのだそうで。すごい力です。

 ジャングルを一回りしてパークに戻ってきました。ここで大人はImg_7812下車じゃないや、下象します。娘を乗せてアリ君は並んだ台の上へ。 一番高い小さな台の上に、4本の足を器用に乗せてポーズ。自分の足下なんか見えないはずなのに、たいしたものです。

 乗せてくれたお礼にバナナをあげましょう。鼻で器用につかんで口の中に放り込んで食べる様子を間近で見る事かできます。動物園ではなかなかできない体験です。

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2012年11月 6日 (火)

ビンタン島の旅04 Pasar Ole Ole で食料調達

2012年10月9日(火)

 すぐにやむかと思っていた雨がなかなかやみません。ビーチで遊ぶ事もできないので、ホテルの外に出掛けてみる事にしました。

 とはいえ、ビンタン島のリゾートエリア内で行くところは実は非常に限られており、Pasar Ole Ole(パサオレオレ)というショッピングモールぐらいしかありません。Indo Rentという  会社が各ホテルとPasar Ole Oleと Bandar Bentan Telaniフェリーターミナルを巡回するバスを出しているのですが、ちょうど行ってしまったばかりでタイミングが合わなかったため、タクシーを使う事にしました。インドネシアですがこのあたりの観光客向けのサービスではシンガポールドルでの支払が標準となっています。タクシーにはメーターはついておらず、前交渉15シンガポールドル(約1000円)かかり1名5シンガポールドルのシャトルバスよりも割高でした。

 (ちなみにお店でクレジットカードを利用する場合は、インドネシアルピアに換算して決済する事になります。)

 Pasar Ole Ole までの道は昨日来た港からホテルまでの道をほぼ逆に辿り、最後のところだけちょっと逆方向に行きます。移動する間に雨は小振りになり、到着する頃にはやんでしまいました。

 Sany1875到着してみてまず驚いたのが、客がほとんど居ない事。店員さんたちが暇そうに店の前でブラブラしています。

 昼食を食べていなかったので、適当なレストランに入ってみました。写真は揚げバナナですが、フリッターでは無くてカツレツになっていて、ドレッシングがかかった千切りキャベツが添えられていて、見た目はデザートというよりも「おかず」。白身魚のフライのようにしか見えません。ちなみにかかっているのはソースでは無く、チョコレートシロップです。まあ食べてみれば甘いので、デザートとしてはそんなに悪くはありません。キャベツとの相性は??ですが。

 食事のあと妻はPasar内のSPAへ。ホテルの従業員から、SPAだったらホテル内じゃなくて外の方が安くていいよと勧められていました。おそらく友人などから店への客の斡旋を頼まれているのだとは思いますが、ホテルにしてみれば営業妨害になり困ったものでしょうね。確かに交通費を払ってもホテルのSPAよりも圧倒的に格安なのは事実ですが。ホテルまでの帰りのタクシーを無料で手配するサービスをしている店が多いようです。

 その間私は娘と周囲の散策で時間をつぶします。適当な店に入ってみます。土産物として売られているのは、木彫りなどの工芸品が主体です。アパレルやバッグなどを中心に偽ブランド品が幅をきかしています。地元民向けのローカルマーケットならいざ知らず、きちんとした観光地を目指している割にはB級の匂いがぷんぷんします。^^;

 食料品店が2軒入っていてその点では助かります。地元民向けの店よりは高く、ホテル内の売店よりはかなり安価といった感じの値段設定だと思います。散策後の帰り際に、娘のための牛乳(常温保存可能なパックで売られていました)と、私のためのビール(ビンタン、タイガー、ABCスタウト、ハイネケンなど)を購入しました。インドネシアを代表するビールであるビンタンBintangビールですが、ビンタンBintan島とは関係がありません。Bintangは星の意味で、旧宗主国オランダの星印・ハイネケンの血筋なのです。

Sany1880 Pasar Ole Ole から車道を挟んだ反対側にもショッピングモールがあり、そちらにも行ってみます。店舗の作りなどはちょっとおしゃれですが、やはりお客さんがほとんどおらず、空き店舗も目立ち寂しい感じです。週末ならもっと賑わうのかも知れません。

Sany1882

 モールの裏手にBintan Magroveという看板を見つけたので入ってみます。林の中をちょっと行くと船着場になっており、ここから船に乗ってマングローブを見に行くようです。

 これまでアフリカタンザニアのザンジバル島カンボジアのレアム国立公園などで立派なマングローブ林を見てきましたし、その他にも石垣島、西表島、シンガポールのウビン島など、毎年のようにマングローブ見学をしています。まあここのマングローブ林はそんなに秀でたものではないので、今回はパスする事にしました。

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2012年11月 1日 (木)

ビンタン島の旅03 ビーチでのんびり

2012年10月9日(火)

Img_7739 泥のように寝て体力は完全回復。平日のため宿泊客もあまり多くなく、白人の中高年の方が多い印象で、団体さんの歓声に煩わされるような事も無くゆっくり休むことができました。朝食は宿泊費に含まれており、レストランでビュッフェスタイルで提供されています。東南アジアの料理と洋食が混在しており、主食だけでもインジカ米、粥、チャーハン、トースト、クロワッサン、デニッシュなどいろいろ楽しむ事ができます。ヌードルスープも日替わりで、この日はトムヤム。翌日はカレーラクサでした。アフリカと違って牛乳もおいしい。

Img_7745 今日はどこへも出かけずビーチでのんびり過ごす事にします。ビーチは遠浅ですが、砂地のため視界は数メートル程度。左手奥の岩場まで泳いでいけばスズメダイなど10種類ほどの魚が泳いでいて、シュノーケリングも、まあまあ楽しめます。しかしクラゲ注意の看板も出ていて、小さな奴には何度か遭遇しました。妻は1回刺されて、レセプションに応急処置用の酢を取りに行きました。ゴミの掃除は行き届いていて、海中にも殆どゴミはありませんでした。

Img_7746Img_7748 シャワーや足洗い用の水道などは完備しており、シャレーにはベランダもついていますが、どうしても室内に砂が入ってしまいます。しかし毎日のベッドメーキングの時にきれいに床掃除をして下さるので、助かります。タオルで作った象さん。なかなか芸術的な出来ばえで感心しました。

 朝は快晴でしたが、次第に雲が増えて遠くで雷鳴も聞こえてきました。お昼になるとポツポツと振り出してきたので、あわてて部屋に戻った瞬間、土砂降りです。仕方ない、昼寝の時間にしましょう。

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