マレーシア、特にボルネオ島の旅20・完 クアラルンプール空港でダッシュ
2013年9月27日(金)~28日(土)
SUTERA Harbour Resort から空港までのピックアップの時刻は16時15分。途中別のホテルに立ち寄りもう一組のお客さんを乗せ、16時40分には空港に到着です。ネットでマレーシア航空のWebチェックインを済ませてあるので、チェックインキオスクはパスして、直接カウンターへ行きラゲッジを預けます。この際に、クアラルンプールからの飛行機の到着が遅れる見込みのため、折り返し18時45分MH2631便の離陸予定も"少し"遅れる見込みと伝えられます。
クアラルンプールまでは国内線なので2時間前に空港についても暇です。ぶらぶらと空港内を散歩。写真はサバ州特産のツバメの巣などを売っているお店です。この他にもテングザルのぬいぐるみ(これが全く似ていない!!)などを売っている土産物屋などを物色。ドーナツ屋でコーヒーを飲んで待っているうち、案内表示が Boarding に変わったのでゲートに移動。ところがゲートでは全く搭乗が始まる気配がありません…というかまだ飛行機が来てないし。
結局クアラルンプールからの飛行機が到着したのがなんと20時近く(。>0<。) 2時間以上遅れてようやく20時30分ごろに離陸し、クアラルンプール国際空港に着いたのか23時。成田行きMH88便の出発時間まであとわずかに30分しかありません。普通はこの時間にゲート近くに居ないと厳しいところ。
同じマレーシア航空だし、他にも乗り継ぎ客はそれなりに居るはずなので、きっと大丈夫だろうと己と妻と娘に言い聞かせつつ、娘を抱っこして走る走る。国内線ターミナルの付け根まで行き、トランスファーゲートのセキュリティを抜け、出国審査を通ると、サテライトになっている国際線ターミナルまでは新交通システムで移動ですが、目の前でちょうど行ってしまい、次の列車が待ち遠しいこと。ようやく国際線ターミナルに着きましたが、出発ゲートはまたも一番はずれにあります。再び娘を抱っこしながら走って走ってようやく23時30分ちょうどにゲートに到着。免税店を覗くどころではありませんでした。我々家族が最後の乗客だったようで、座席に座ったと思ったらもう出発。ぜーぜー。くたびれました。
離陸からしばらくすると左手眼下に町が見えてきました。大きな街だなあと思っていたら、何と見覚えのあるツインタワーの夜景が!! クアラルンプールの上空を通過していたのです。ちょっとラッキーな気分です。
東南アジアからの夜行便は例によって沖縄あたりの上空で朝食のため起こされてしまいます。左側に薩摩半島が見えてきました。続いて桜島を遠望。山頂から噴煙が立ち上っているのも見えます。ミニチュアみたいで面白い。今回の便ではなかなか景色を楽しむことが出来ました。
成田空港に到着。ラゲッジクレームで待っていると3個預けた荷物のうち1個が出てきました。そのうち、「次のお客様はカウンターへ」と書かれたボードがカルーセルを流れてきました。見ると自分を含め数名の名前が書かれています。何だろうと思ってカウンターに行ってみると、残り2個の荷物はなんとまだクアラルンプールにあるそうな。積み替える時間が無くて置き去りになったようです。洗い物が入ったカバンだけ先に引き取る事ができたのは不幸中の幸いでしたが、残り2個は24時間後の便で届き、明日の夕方に自宅に宅配されるとの事でした。「考えようによっては、自力で運ぶ荷物が減ってラッキー。」と言ったら、妻からは「片付けができないから大変でしょ。男の人は気楽でいいわね。」と怒られました。^^;
そんなわけで旅の最後にトラブルが発生してしまいましたが、今回も無事、病気になることも無く旅を終える事ができました。ボルネオ島には、今回訪れる事ができなかった辺鄙な見どころがまだまだ沢山ありますが、それはもう少し娘が大きくなってから、機会があれば挑戦するかも。しかし、我が家の旅の究極の目標は再びアフリカの大地に立つことにあります。(おしまい)
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