カテゴリー「新専門医情報」の96件の記事

2017年9月25日 (月)

新専門医情報 9月25日 総合診療プログラムの一次審査結果が発表される

 9月25日に日本専門医機構のウェブサイトに
総合診療専門研修プログラムにおける一次審査結果につきまして(お知らせ)
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/sougou_1jishinsa.pdf
が掲載されました。

 1ページ目には「理事会決定による審査基準」というものが列記されていますが、いつの理事会で決定されたのか…機構のウェブサイトには7月以降の理事会の議事録は掲載されていませんのではっきりしません。9月21日の第18回理事会の議題の中には、
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/rijikai18_170921.pdf
「総合診療研修プログラムの審査について」
が含まれていますが、今回の文書に書かれている審査基準は整備基準にも書かれておらず、少なくとも先月のプログラム募集の時点までに明らかにはされていなかったのでは無いかと思います。

 そして総合診療Ⅰ・Ⅱは合計18ヶ月以上と整備基準に書かれているのに、総合診療Ⅰ、Ⅱとも6ヶ月以上で良いことになっており、なおかつ「平成30年まで、その他の領域は総診Ⅱの一部とする。」との大きな変更が加えられています。

 これら募集時点で未公開だった基準を根拠に、76ものプログラムが一次審査を通過できなかった(応募数436、一次通過360)一方、整備基準を満たさないプログラムが通過したような事例があったとすれば、極めて不公平では無いかとの印象を持たざるを得ません。

 文書の2ページ目からは、一次審査を通過したプログラムの名前と基幹施設が列記されています。

 各基幹施設には、ウェブサイト等にプログラム冊子を掲載して良いとの連絡が届いているようですので、おいおい各施設のサイトで掲載が進むのでは無いかと思います。 また機構からは基幹施設の担当者に、10月1日までに(1日は日曜日なのですが…)二次審査用の追加資料を提出するように連絡が来ているそうです。すなわち二次審査は来週一週間で終わらせるつもりということなのでしょう。

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2017年9月22日 (金)

新専門医情報 2017年9月21日機構理事会 一次応募開始は10月10日に延期

 9月21日に日本専門医機構の理事会が開催されました。関連記事がM3.comに掲載されました。

専攻医の1次登録遅れる、開始は10月10日
日本専門医機構、1次審査合格プログラムは「3026」
https://www.m3.com/news/iryoishin/558756

要点は以下の通りです。
・10月1日開始予定とされていた専攻医一次登録は10月10日開始に延期。
→それ以外のスケジュールには今のところ変更無しですが、採否の結果通知が12月15日となっています。この日に一斉発表でしょうか??

・一次審査通過プログラムは3026、総合診療は応募436プログラムのうち一次通過は360、とのことです。
→昨年は定員合計が専攻医予定者を大幅に超過することが問題視されましたが、今回はどうなのでしょうか。

・初期臨床研修施設と研修医向けに、専攻医登録に関するマニュアルなどを近く送付。
→そろそろ登録システムの画面サンプルなど、出てこないでしょうか。

・1次登録の後、5都府県において上限を超える基本領域があれば、日本専門医機構と各学会が話し合い、最終的には同機構が調整する。その結果、1次登録しても希望施設で研修できず、2次募集で改めて登録が必要になるケースも生じ得る。
→とのことで、5都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)においては、一次登録で合格をもらっても、そのあとに機構の調整で落とされる人がでるかもということなんですが…。

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2017年9月15日 (金)

新専門医情報 9月14日専門医機構が専攻医登録予定者へのメッセージを公表

 日本専門医機構のウェブサイトに9月14日付けで下記文書が掲載されました。

専門医を目指す医学生・臨床研修医の皆様へ
平成30年度スタート予定の新しい専門医制度の開始に当たって
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/resident%20information.2017.9.12.pdf

2年目の初期研修医の皆さんは、必読です。
(来年度の研修について、専門医機構からの現時点での唯一の公式情報となります。)

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 対象者
①原則として、医師臨床研修(国の医師臨床研修制度による)を平成30
年3月末に終了予定の医師(臨床研修医 )。
②かつ、上記(1)記載の専門研修を希望する者。
*医師臨床研修の終了が数か月遅れる場合を含む
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 と書かれております。初期研修が何らかの理由で3年以上となった人でも、平成30年3月末に終了(修了)すれば該当するのでしょうね。*のところの数ヶ月遅れる場合の数ヶ月とは何ヶ月なのだろうという疑問は残ります。

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3)登録に当たっての事前の調整等について(ご注意)
②登録を確定する前に、登録画面上のプログラム一覧から希望するプログラムを選び、あらかじめ希望者と希望する研修プログラム統括責任者(基幹施設の責任者)との間で連絡をとり、「登録希望」を伝え、研修内容や条件等について十分に理解を深め、調整を済ませたうえで、登録を行うことをお勧めします。
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 登録前に各プログラムの統轄責任者にコンタクトをとる事が薦められています。プログラムによっては登録期間の前や最中に選考試験が行われることも考えられます。選考試験が終わっているのを知らずに登録しても、残念な結果になってしまいますので、注意が必要ですね。

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②登録の窓口
研修希望者は、希望する各領域学会のホームページにアクセスし、各領域学会のホームページを窓口として、機構が作成した登録システムに入ることとなります。
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登録システムへの入口は、専門医機構ではなく各基本領域学会とのことですが、総合診療については機構が入口になるものと考えられます。

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3.今後のスケジュールについて
詳細が決定次第、機構ホームページおよび各領域学会のホームページ上でお
知らせします。現在のところ以下のスケジュールを予定しています。
①平成29年10月1日(予定)~11月15日一次登録
②平成29年11月16日~11月30日採用確認・調整期間
③平成12月1日~12月15日採用期間
*採用期間内にメールで採否が通知されます。
④平成29年12月16日~平成30年1月15日二次登録
⑤平成30年1月16日~平成30年1月31日採用確認・調整期間
⑥平成30年2月1日~平成30年2月15日採用期間
*採用期間内にメールで採否が通知されます。
⑦二次登録終了後も、研修先の決まらない希望者は、引き続き空席のある各領域の基幹施設と連絡をとり、研修プログラムへの登録を可能とする予定です。
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 医療系ニュースサイトや内科学会などから通知されている日程と変わりません。採否の結果はメールで通知されるのだそうです。登録の際はメールアドレスを間違えないように注意しないといけませんね。

 ということでようやく機構側から公式情報が提供されました。登録システムについてもう少し具体的な手順についてわかると安心できるのですが、できるだけ予定通りのスケジュールで進んで欲しいですね。

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2017年9月 7日 (木)

新専門医情報 基本領域プログラム一覧等追加情報

 各基本領域学会のウェブサイトをチェックしています。学会毎に構成が違い思いがけないところに情報が掲載されていたりで、なかなか苦労します。

●スケジュールに関する記載
内科
FAQに書かれたのと同じ内容が下記にも追記されました。   
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2-2/schedule/

●一次審査通過プログラムの一覧
内科
http://www.naika.or.jp/pref_program/

外科
https://www.jssoc.or.jp/procedure/specialist-new/info20170823.html

皮膚科
https://www.dermatol.or.jp/modules/spProgram/

泌尿器科
https://www.urol.or.jp/specialist/system/training_program.html

臨床検査
http://www.jslm.org/recognition/program/traning.html

病理
http://pathology.or.jp/senmoni/post.html

耳鼻咽喉科
http://www.jibika.or.jp/members/nintei/shidou/program.html

精神科
https://www.jspn.or.jp/modules/program/

リハビリテーション
http://www.jarm.or.jp/facility/

産科婦人科
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/H30_kensyuP_kikanshisetsu.pdf

救急科
http://www.jaam.jp/html/info/2017/info-20170807.htm

脳神経外科
http://jns.umin.ac.jp/residents/program.html

形成外科
http://www.jsprs.or.jp/member/specialist/program/

●プログラム一覧が未掲載?
総合診療
まだ審査中。

小児科
古い情報も一緒に掲載されていて非常にわかりにくいですが、新制度情報のページ内には現在のところ無さそうです。
https://www.jpeds.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=9

麻酔科
見つかりません。
http://www.anesth.or.jp/student/kensyu-program-list.html

放射線科
こちらも見つけられていません。   
http://www.radiology.jp/specialist/s_information

眼科
旧制度についての記載のみのようです。
http://www.nichigan.or.jp/member/senmon/kenshu.jsp

整形外科
未掲載?下記リンクは今年度プログラムのようです。
https://www.joa.or.jp/edu/public_offer/index.html

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 内科学会や外科学会からの情報をプログラム責任者の方から頂いております。

・内科学会
 登録(応募)に関する正式な手続きは,前ページに示したスケジュールでこのシステムを通じて行うこととなります.日本専門医機構が示したスケジュールはシステム上の登録期間を説明したものです.
 登録に先立つ見学や内見,各施設へのご相談,面接などはすでに始めていただいて構いません.積極的な開始を日本専門医機構が促しております.

・外科学会
 ただし、このスケジュールはあくまでも日本専門医機構による専攻医募集のWebシステムの稼働期間であり、各研修プログラムによる専攻医の採用の方法や時期などはまったくの自由であり、このスケジュールには拘束されない旨も指示されました。

 これらの情報を見ますと、面接などはいつでも開始して良いとのことですが、「(応募を受けての)採用面接」なのか「(単なる進路相談の)面接」なのか不明です。実際のところ登録や「調整」についての詳細がわからないと、各プログラムでは募集に関するスケジュールを最終確定できないと思われます。

 11月16日以降に調整の結果でプログラム定員の増減がありうるのか、専攻医希望者の応募先の変更がありうるのかが判明する必要があります。また試験と合否判定が登録締め切りに先行した場合、合格を出した人が実はそのプログラムに登録せず別のプログラムに行ってしまう…ということも起こり得ると思われます。そもそも各プログラム側が受験者の登録状況を確認できるシステムになっているのか、ということも分かっていません。

 もうちょっと詳細な公式情報が欲しいところです。

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2017年9月 5日 (火)

新専門医情報 応募状況の調整とは何??

日経メディカルの記事を読み直していましたら、ちょっと気になる点が出てきましたので、補足しておきます。

スケジュールについて
・2017年10月1日~11月15日  専攻医の一次募集を実施
・11月16日~30日  各学会が応募状況を調整
・12月1日~12月15日  各プログラムの責任者が採用を決定
・12月16日~2018年1月31日  二次募集を実施
・2月1日~14日  各学会が応募状況を調整
・2月15日~28日  二次募集での採用を決定

となっています。「各学会が応募状況を調整」というプロセスは、内科学会の情報には含まれていないものでした。これは具体的には何をするのでしょうか。

内科学会のウェブサイトを確認したところ、FAQにこれに対応する記述が追加されていました。
--
新専門医制度FAQ
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/shinseido_faq/

Q.日本専門医機構からスケジュールが公表され,採用に関する調整を各学会が行うと一部メディアで報じられています.内科学会が採用調整を行うことがあるのですか.
A.内科学会は採用調整を行いません.調整は内科だけではなく,他の領域を跨いで行う可能性もございます.
このような調整案件は日本専門医機構の設立趣旨に鑑みても,日本専門医機構が行うものであるため,本件につきましては,日本専門医機構にお問い合わせください.
--

 とのことです。預かり知らぬというスタンスですが、「調整は内科だけではなく,他の領域を跨いで行う可能性も」という記述で尚更、えっどういうこと??、という感じです。専攻医登録者は1領域の1プログラムにだけ応募できることになっているので、第2希望とか第3希望とかを出すわけではありません。調整を行なうということは、希望していないプログラムや、場合によっては希望していない領域に変えられる可能性があるということ??まさかね。これでは抽選制になってしまいます。

 内科学会ウェブサイトに出たスケジュールを見て、11月16日から月末までの間に試験日を決めた基幹病院も多いと思いますが、この「調整」の内容によっては、試験日を遅らせる必要が出てくるかも知れません。ただ今のところ専門医機構のウェブサイトには公式情報は掲載されていませんので、もうしばらく待つしか無いのかなと思います。

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新専門医情報 2017年9月1日の機構理事会でスケジュール発表

2017年9月1日に、日本専門医機構の第16回理事会が開催されました。関連記事をご紹介します。

CB News
専攻医の一次登録、来月1日から開始
専門医機構、12月中旬に研修先決定も
https://www.cbnews.jp/news/entry/20170901203018

M3.com
専攻医の1次登録、10月1日から開始、日本専門医機構
「研修医の先生は積極的に動いてほしい」
https://www.m3.com/news/iryoishin/555034

日経メディカル
募集は各学会ウェブサイトから 新専門医制度、初年度一次募集は10月1日から 1人が複数応募できない仕組みを検討
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t221/201709/552589.html

 発表されたスケジュールは日本内科学会のウェブサイトに掲載されたものと基本的に同一です。
10月1日から11月15日が専攻医一次募集
12月15日までに一次採用決定
12月16日~2018年1月31日  二次募集
2月28日までに二次募集での採用決定

 初期研修と違ってマッチングではありませんので、一次と二次の募集で決まらないケースがそれなりに出てきます。特に一部人気プログラムが高い倍率を出してしまうと、落選してしまう人数が増えてしまいます。人気プログラムへの集中を防ぐためには、応募状況や倍率が適宜公表され、それを見て登録者が応募プログラムを途中で変更できる仕組みが必要だと思います。しかし、日本専門医機構の管理する応募システムがそのような運用を想定しているかはまだわかりません。

 一次と二次が終わった時点でプログラムが決まっていない研修医を対象に「救済措置」取られるとのことです。日経メディカルの記事によると、
「空き枠のある研修プログラム責任者と直接連絡を取り、プログラム責任者と相談の上での登録を可能とする。」
とのことです。となると早いもの勝ちなのかとと思えます。採用側としては面接などしている時間的余裕が無いのでは?という点が気になります。

 また来年度の募集については、5,6月の開始を目指すとのことです。逆算すると、プログラムの再応募は2月末ぐらいが締め切りになるのでしょうか?今回の募集の最終状況が判明する前にプログラムを見直すのはなかなか難しい作業だと思いますので、段階を踏んで時期を早めていただきたい気がします。(例えば毎年度1ヶ月ずつ前倒ししていくとか。)

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2017年8月29日 (火)

新専門医情報 スケジュール(案)と各学会の更新まとめ

既にご存知の情報が多いかと思いますが、まとめておきます。

●日本内科学会ウェブサイトの更新
・新しい内科専門医制度に向けて
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/
・専攻医登録(応募)スケジュール(案)
http://www.naika.or.jp/nintei/shinseido2018-2/schedule/
10/1-11/15 専攻医登録とプログラム応募(1領域の1プログラムにのみ応募可能)
11/16-12/14 試験・面接など
12/14 一次登録の採用決定
という今のところの専門医機構確認済みのスケジュール[案]となっています。
発表は一斉に行われるということなのでしょうね。マッチングでは無いので、当然ながら競争倍率の高いプログラムに応募すると、落ちてしまう可能性も高くなるわけです。応募状況(倍率)を見ながらプログラムの応募先を変えたりできるシステムになっていないと、結構しんどいですね。二次募集までで決まらない人が相当出るのではと危惧しています。

・一次審査通過プログラム(都道府県別)
http://www.naika.or.jp/pref_program/
確定では無いが、応募プログラムの検討資料として、非常に重要な情報です。

・研修カリキュラム制への対応について
http://www.naika.or.jp/jsim_wp/wp-content/uploads/2017/08/correspondence.pdf
中身を読みますと、結局のところカリキュラム制はとらず、プログラム制の中で延長や中断などで対応していくという方針のように見えます。しかし、中断して再開する時の中途採用の仕組みはどうするのかとか、疑問点は多々あります。中途移籍を容易にしてしまうと、人気プログラムにどうしても入りたくて最初から中途移籍を狙う人も出てきかねませんから。

●日本専門医機構ウェブサイトの更新
今更の情報ですが、
・8月10日付け「総合診療専門研修プログラムについて(お願い)」
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/sosinPGonegai.pdf
・8月19日付け「総合診療専門研修プログラム申請受付期間を延長しました。」
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/application.html
8月22日締め切りでしたが、直前になって4日間延長されました。既に慌てて書類送付したあとだったプログラム責任者も多かったと思われます。
・8月28日付け「総合診療専門研修プログラム申請の受付終了と内科研修についての確認のお願い」
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/comprehensive20170828.pdf
内科と総合診療の研修を6ヶ月まで重ねることができるという情報が、5月の日本プライマリ・ケア連合学会学術大会での説明会などであり、それを受けて多くのプログラムが内科と総合診療をオーバーラップさせ選択研修期間を設ける形でプログラムを提出したと思われます。しかし結果的には内科と総合診療のオーバーラップは認めないということですね。こちらの訂正も8月31日締め切りということで、非常に大慌てでの対応を求められることになりました。

なお、内科学会が掲載したスケジュール(案)については、まだ専門医機構ウェブサイトには掲載されていないようです。

●日本外科学会ウェブサイトの更新
・平成29(2017)年度;日本専門医機構による外科領域専門研修プログラムの一次審査結果のお知らせ
https://www.jssoc.or.jp/procedure/specialist-new/info20170823.html
外科学会も一次審査段階でのプログラム公表に踏み切りました。

●日本泌尿器科学会ウェブサイトの更新
・2018年4月から泌尿器科専門医の研修を希望されている先生方へのお知らせ
https://www.urol.or.jp/specialist/system/training_program.html
一次審査段階でのプログラムが公開されました。

●日本リハビリテーション医学会ウェブサイトの更新
・研修プログラム(一次審査段階のものです)
http://www.jarm.or.jp/facility/

●日本産科婦人科学会ウェブサイトの更新
・平成30年度産婦人科専門研修プログラム基幹施設一覧
http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/H30_kensyuP_kikanshisetsu.pdf
施設名だけですが、公表されています。

●日本救急医学会ウェブサイトの更新
・8月7日付け「2018年度救急科領域専門研修プログラム(案)の公開について」
http://www.jaam.jp/html/info/2017/info-20170807.htm

●日本脳神経外科学会ウェブサイトの更新
・2018年度専門研修プログラムを公開しました
http://jns.umin.ac.jp/cgi-bin/topics_detail.cgi?name=2017_08_28j

他の領域については、 関連する情報の更新は無いようです。

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2017年8月11日 (金)

新専門医情報 8月9日第4回「今後の医師養成と地域医療に関する検討会」

2017年8月9日、厚生労働省の第4回「今後の医師養成と地域医療に関する検討会」が開催されました。

メディウォッチ
新専門医制度、都道府県協議会・厚労省・検討会で地域医療への影響を監視—医師養成と地域医療検討会
http://www.medwatch.jp/?p=15236

m3.com
新専門医制の2018年度開始、重み増す「大臣談話」
厚労省検討会、都道府県の協議会、制度化の可能性も
https://www.m3.com/news/iryoishin/550724

厚生労働省 今後の医師養成と地域医療に関する検討会サイトには会議資料が掲載されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174345.html
m3.comで触れられている山形と島根の事例に関する資料も掲載されています。

 記事を見ますと、前半は8月2日に塩崎前厚生労働大臣が発表した「談話」とそれに先立つ同検討会の「議論のとりまとめ」
http://kinojun.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/82-cd44.html
の内容を確認するような話があったようです。

 立谷秀清相馬市長(全国市長会副会長)の発言が目立ちます。両サイトで書きぶりが違いますが。
・地域医療に従事しながら専門医資格を取得できる仕組みが十分に見えてこない(メディウォッチ)
→「地域医療に従事している医師でも、専門医資格の取得が可能か」 (m3)

・論部や学会発表は専門医資格の要件として不要である (メディウォッチ)

・総合診療専門医の創設により、地域の医師が総合診療を行えないと誤解する (メディウォッチ)
→「総合診療専門医は、あせって作るものではない」(m3)

・都道府県協議会を学会に物申せる組織にするべき(メディウォッチ)
・プログラム制に拘泥することは好ましくない (メディウォッチ)
→「研修プログラム制だけでなく、研修カリキュラム制も選択できるなど柔軟な運用ができるのか」(m3)

といった意見が出され、日本専門医機構の松原副理事長(日本医師会副会長)が、指摘を重く受け止め対応する旨回答したとのことが書かれています。

また、

・「地域医療に従事する」ことを専門医資格取得の中で「加算ポイントとする(メディウォッチ)

という意見も出たそうで、厚生労働省は「医療需給分科会」で検討する可能性を示唆したとの事です。専門医の質の保証を根本的に歪めかねない話で、個人的には反対です。地域での勤務にインセンティブをつけるのであれば、別の形で行うべきです。

 なんだか個人的な意見が、随分と重みを持ってとりあげられる一方で、過去に積み上げてきた議論はないがしろにされているような気もいたします。

 都道府県協議会について、m3.comの記事では次のように書かれています。

---m3より抜粋開始---
日本医師会副会長の今村聡氏が、開催状況などの現状について質問。「“お願いベース”で開催を求めているが、当然のこととして開催するよう求めていきたい」(今村氏)。これに対し、厚労省医政局医事課は、「都道府県への説明会を複数回にわたって開催した。今のところ『開催するつもりはない』という都道府県はない」と説明し、この8月、9月に集中的に開催を求め、その状況について報告を求めるとした。さらに都道府県の協議会の位置付けについては今後検討すると回答。
--抜粋終了--

 大きな権限を持つことになりそうな都道府県協議会ですが、実はこのやりとりの中で言われている通り、その設置根拠は何も無く、各都道府県に自主的に設置するよう「お願い」しているというあやふやなものです。今後議論の流れによっては法的根拠を持つ協議会になるかもしれないとのことです。そもそも新専門医制度自体は法的根拠を持つものでは無いので、協議会が法的根拠を持つようになると、立場の優劣がますます鮮明になってしまうのでは無いでしょうか。

 また、事例として紹介されている山形県、島根県での「取り組み」について、厚生労働省サイトに掲載されている資料も見てみましたが、山形県の事例は山形大学の医局派遣先の調整の話であり、島根県の事例は地域枠の派遣先の調整の話でした。いずれも何らかの義務や制約を背負った医師たちを、それを課している側がどうやって配置決定するかという話です。 であれば、新専門医制度に関わる都道府県協議会での協議とは根本的に異なる話であり、参考資料として呈示されていることに違和感があります。

 ただ、昨年厚生労働省は医師の診療科の選択や地理的配置を政治的に調整する方針を示しております(※下リンク先に資料あり)ので、そういう意図が表れているのかもしれません。

※総務省ウェブサイト
平成28年第8回経済財政諮問会議 説明資料
資料6 経済・財政再生計画に沿った社会保障改革の推進②(塩崎臨時議員提出資料)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/0511/shiryo_06.pdf
3ページ目
従前の医師確保対策が行き詰まっていることから、
「医師に対する規制を含めた地域偏在・診療科偏在の是正策を検討。」と書かれています。

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2017年8月 9日 (水)

新専門医情報 総合診療専門研修プログラムの申請がアナウンスされました

 2017年8月9日夜、日本専門医機構のウェブサイトに、
【お知らせ】
日本専門医機構 「総合診療専門研修プログラム」についての申請受付について
が掲載されました。
http://www.japan-senmon-i.jp/comprehensive/application.html

 トップページの「重要なお知らせ」にはアナウンスが無く、該当ページをリロードしないと気づかないのが不親切であります。

 本日開催されているはずの厚生労働省「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」が終わるのを待っていたのでしょうか??

 申請期間は8月9日(水)から予告通り21日(月)必着となっています。 提出書類の一式と、参考資料として整備基準、モデルプログラムが掲載されています。提出は郵送と電子メールの両方で行う必要があるとのことです。二次審査を通過するとプログラム審査・認定料として5万円+消費税を払い込む必要があります。

 なお質問はメールでと書かれていますが、なんと「回答には時間がかかる(一週間程度)」旨書かれています。その間に応募期間が終わってしまいそうですが…質問するなというジョークなのでしょうかね^^;。

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2017年8月 8日 (火)

新専門医情報 機構ウェブサイトに「新たな専門医制度の開始に向けた声明」が掲載される

 2017年8月7日夕方頃、日本専門医機構のウェブサイトに、8月4日に理事会で承認された「新たな専門医制度の開始に向けた声明」が掲載されました。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/statement_170804_.pdf
また、同理事会の議事次第も掲載されています。
http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/statement_170804_.pdf
協議事項の中には今後のスケジュールについて、という議題も含まれていました。

 声明の内容はだいたいm3.comで報じられている通りです。

 前半はこれまでの経緯をまとめた文章になっています。中盤(3ページ目)では8月2日の塩崎前厚生労働大臣との面談について触れられ、「機構として十分に検討の上、真摯に対応したいとの回答を行いました。」と書かれています。

 そのあとに今後のスケジュールについて記されています。

「機構理事会では、同日公表された大臣談話を踏まえ、平成30年4月からの新たな専門医制度の開始に向けて、本年10月初旬を目途に、基本19領域の専攻医の一次登録を開始し、また、本年12月中旬を目途に二次登録を開始することと致しました。また、その後も研修先の決まらない専攻医希望者に対し、引き続き、応募を可能とする方向で検討することと致します。」

 二次までで打ち切りでその後の応募を不可能とされてしまっては、専攻医浪人が出てしまい、ご本人も食べていけませんし、社会的にも大きな損失です。ただこのスケジュールどおりに話が進むのかどうかは楽観できないと思います。

 続くセクションでは、次のように書かれています。
「また、機構では、来年当初を目途に専攻医がどの診療科のどのプログラムに所属することになるのかの概要が明らかになった時点で、新たな専門医制度が地域医療にどのような影響を与えているかなどについて学会ごとにご報告を頂き、万が一、新たな専門医制度によって、地域医療への影響や専門研修レベルについて改善する必要が生じた場合には、機構の整備指針、運用細則、補足説明に鑑みて研修プログラム委員会および基本問題検討委員会での審議、理事会の審議等を経たうえで各学会に対して制度や運用の修正等の変更を依頼し、必要に応じて、応募状況等の調整を行うことにしたいと考えています。」 

 来年当初という時期は二次募集がまだ行われている最中かもしれませんし、二次選考終了の時点の情報を意味しているのかも知れません。この時期に調査して、年度内に改善策や「応募状況等の調整」を打ち出すのか、それとも2019年度の募集に反映させるのか、この記述だけでは読み取れません。そもそも「応募状況」を「調整」するとはどういう意味なのか。まさかその時点での応募を無かった事にするわけではありますまい。 次年度以降に都市部の人気プログラムの募集定員を減らすという意味でしょうか??

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