カテゴリー「モロッコとパリの旅」の37件の記事

2020年4月 5日 (日)

モロッコとパリの旅37 RER A線とD線 (完)

2019年8月16日(月)

P8260584 シャルル・ド・ゴール空港からの帰国便は深夜発でまだまだ時間があります。貸しアパルトマンの隣の管理事務所で荷物を預かっていただき身軽になりました。まずは近くのピカソ美術館でも行ってみましょう…あれ、休館だ。

 調べてみると月曜日休館の施設が多いようです。あれれあてが外れました。妻・娘「私達はまたデパートに行ってくるわ。買い物に付き合うの大変だから別行動にして夕方に合流しましょう。」

 別行動と言われても急に行きたいところも思いつきません。午前中にさんざん鉄分は吸収してきましたが…。P8260593

 とりあえず最寄りの Saint Paul駅に行き、これまたとりあえず東行きの メトロ1号線に乗ります。とりあえずRERのA線にでも乗ってみようか。こういう時に フリー切符のParis Visite は便利です。Gare de Lyon で乗り換え。ちょうど来たRER A線東行き電車に飛び乗ります。A線の東側はマルヌ・ラ・ヴァレー・シェシー Marne-la-Vallée Chessy方面と、ボワシー・サン・レジェールBoissy-Saint-Léger方面に分岐しますが、この列車は後者でした。(ちなみに前者はパリディズニーランドの最寄り駅らしい。)

 パリの北東側の裾を回るように進み、終点の Boissy-Saint-Légerに到着しました。このまま戻るのも芸が無いしどうしようかな。とりあえず駅前に出てみましょう。パス停を確認するとRER D線のビルヌーブ・サン・ジョルジュ Villeneuve Saint-Georges駅行きのバスがあります。いきあたりばったりですが乗りましょう。

P8260596 バスは住宅地の中を縫うように走り、こまめな乗降があります。RERの拠点駅と間の住宅地を結んでいるのですね。25分ほどの乗車でサン・ジョルジュに到着しました。まだ15時前です。待ち合わせまでまだ3時間もあります。

 ということで、RER D線の南方向 ムラン Melun行きに乗ってしまいます。平日の昼下がりですが、車内はなかなかの混雑です。南北に走る路線のため西側の窓からは常に日差しが入り暑い。すぐ着くのかと思ったら40分近く乗車してムランに到着です。

 駅前に出て少し散策します。

P8260598 パリ・リヨン駅行きのSNCFの中距離列車に乗り込みます。細かく途中駅に停車するRERと違って速いこと。東海道線と京浜東北線みたいなものですね。途中ノンストップ30分ほどでリヨン駅まで戻ってきました。時刻は16時22分。まだあと1時間半あります。電源コンセント付きの待合椅子でスマホを少し充電しながら一息。

 旅の後半は思いがけず、鉄三昧の旅行になりました。

 貸しアパルトマンの管理事務所でスーツケースを受け取り、夕方のラッシュのメトロに乗ってOpéra駅へ。大きな荷物を持ってラッシュアワーのRER B線に乗るのも気が引けるので、空港まではロワシーバスを利用しました。このバスを含め、今朝からの全ての移動はParis Visiteで乗れるものばかりでしたから、相当元を取ったのではと思います。

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2020年3月31日 (火)

モロッコとパリの旅36 鈍足のRER C線

2019年8月26日(月)

P8260577 オルセー・ヴィユ駅からRER B線北方面の列車に乗車します。14分ほどで、Massy-Palaiseau駅に到着です。Massy TGV駅も併設される大きな乗り換え駅です。東側にTGV、真ん中にRER B線、広い構内を少し隔てて一番西側にRER C線が発着しています。

P8260579 ここからRER C線に乗り換えます。C線は昨日ヴェルサイユ宮殿に行く時にも乗りました。セーヌ川の左岸に沿って大きなΩ型を描くような線形になっています。C線はフランス国鉄SNCFの運行です。駅の設備も、大型の2階建て車両の雰囲気も、RATP運行路線に比べるとやや旧態な印象を受けてしまいます。

 パリ市街地へは直接北上するB線の方が早く到着することができ、本数もたくさん出ています。MassyからのC線には2系統があり、一方は Choisy-le-Roiまでほぼ真っすぐに進み、セーヌ川左岸の線路へと進んでいきますが、もう1系統は東側を更に大きく迂回して、Gare de Juvisyからセーヌ側左岸に出ます。枝分かれした末端区間の一つのため本数も少なく、乗車した客車には、他にお客さんがいない状態でした。

P8260580 のんびりとした雰囲気の中ゆっくりと発車。Massy-Palaiseauを出ると線路は大きな右カーブを描いて、南東方向へと向かいます。が、まあなんとゆっくりな事。遠回りの上にこんなにゆっくり…。こんな調子ではパリ市街まで一体どのぐらいかかるのかと心配になりましたが、セーヌ川沿いの幹線区間に入ると速度も上がり、急行運転となりました。1時間ほどで、オステルリッツGare d'Austerlitz駅まで戻ってきました。

P8260581 地下のホームから駅舎の外に出てみると、駅の2階から電車がにゅっと出てきます。メトロ5号線です。あれに乗ってパスティーユに向かっても良かったのですか、天気も良いのでセーヌ川沿いを歩いて帰ることにします。

P8260582 川沿いにある細長い Jardin Tino-Rossiの中を抜けていきます。セーヌ川には結構大きな船が航行しきます。サンルイ島の東端を通るSully橋右岸に渡り、20分ほどの徒歩でサンポール通りのアパルトマンに帰ってきました。

 さあ荷物をまとめてチェックアウトです。

 

 

 

 

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2020年3月26日 (木)

モロッコとパリの旅35 Orsay Ville

2019年8月26日(月)

P8260573 時計や対向列車の時刻なども見比べ、途中のオルセー・ヴィユ Orsay Ville 駅で下車してみました。なんか良い響きですし。

 小さな駅舎は日本の私鉄駅の雰囲気にも似ています。駅前には乗り継ぎの路線バスも乗り入れています。駅前には線路と並走する車道が通っていますが、交通量はさほど多くありません。

P8260574 オルセーの町の中心はここよりも少し東側の方にあるようで、このあたりは町外れの非常に静かな住宅街となっています。地図を見ると、西にはキュリー研究所、北にはパリ・サクレ大学とパリ・スッド大学、東にはオルセー総合病院があったりで、学園研究都市的な雰囲気もあります。

P8260576 線路下をくぐって北側に出てみますと、いきなり住宅地の真ん中に出てきました。木立に囲まれた素敵な環境です。パリ中心部まで電車で約1時間。何だかいい感じのところです。

 

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2020年3月21日 (土)

モロッコとパリの旅34 RER B線 南行き

2019年8月26日(月)

P8260569 パリの滞在も最終日となりました。貸しアパルトマンのチェックアウトはお昼です。荷物はだいたいまとめてあります。妻と娘はいつもどおり朝はゆっくりなので、1人で出かけることにします。11時ぐらいまでに戻っていれば良いでしょう。

 ノートルダム橋でセーヌ川を渡りシテ島へ。朝の空気が清々しいです。Saint-Michel - Notre-Dame サン・ミッシェル-ノートルダム駅 から、RER(Réseau express régional d'Île-de-France) B線の南行きに乗車します。B線にはシャルル・ド・ゴール空港から市街地に向かう時に乗車しましたから2回目になります。南側区間は初乗車です。

 RERには国鉄SNCFが運行しているものと、パリ交通公団RATPが運行しているものが混在していますが、B線においては北駅以北がSNCFで、以南がRATPの運行だそうです。一部区間では急行運転や快速運転も行われています。

 ちょうど来た ロバンソンRobinson行きの列車に乗車します。平日朝の通勤時間帯ということで、すれ違う対向列車はなかなかの混雑ですし、郊外に向かP8260571う南行きの列車もほとほど混雑していましたが、郊外に出るとだんだんと空いてきます。ブール・ラ・レーヌBourg-la-Reine駅で下車します。B線はここから二手に分かれるのです。分岐点は駅よりもパリ市街側にあり、Robinson方面とサン・レミ・レ・シュブルーズSaint-Rémy lès-Chevreuse 方面のホームは(JR千葉駅のように)ハの字に分かれた構造です。

P8260572 後続のSaint-Rémy lès-Chevreuse 行きの電車に乗り換えます。Antonyは、オルリー空港に向かう連絡バスへの乗換駅。マッシー・パレゾーMassy-Palaiseau駅は、RER C線と接続し、またMassy TGV駅とも隣接し、ボルドー方面に向かうTGVに乗り継ぐことができます。

 終点駅は予想外に遠く、終点まで乗り通すと11時までにアパルトマンに戻れなくなってしまいそうです。末端部は運転間隔も開いています。さて、どうしようかな。

 

 

    

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2020年3月16日 (月)

モロッコとバリの旅33 Transilien L線

2019年8月25日(日)

P8250538 妻と娘は、「こんなに暑いから屋外はもう無理。やっぱりデパートに行きたいね。」とおっしゃる。オペラ座近くのプランタンデパートに行きたいそうな。それならということで、Gare de Versailles-Rive-Droite (ベルサイユ・右岸)駅に向かいます。ベルサイユ宮殿への観光客で賑わう Rive Gauche駅と違って、ちょっとだけ遠い Rive Droite駅の周辺はとても静かです。

P8250541 ここから乗るのは フランス国鉄(SNCF)の郊外路線の一つ Transilien L線です。Z50000系車両は新しく、デザインも洒落ています。車内は白の壁に対して、赤・緑・エンジ・グレー・ピンク・紫とカラフルな座席モケット。天井も白ですが部分的にカラーがあしらわれていて、おしゃれです。トンネルに入ると、LEDの天井照明とブルーの床照明が際立ち、伊豆急リゾート21のロイヤルサルーンを彷彿とさせる演出です。
 
P8250563 40分強の乗車時間で、Gare Saint-Lazare(サンラザール駅)に到着しました。大屋根の頭端駅です。パリ市内のターミナル駅の中では最も歴史が古く、1837年の開業とのこと。しかし今は長距離列車の代表格である TGVの発着が無く、郊外路線が主体のため観光客が立ち寄ることは最も少ない地味なターミナルと言えます。

P8250565 そうは言っても、堂々たる風格のある駅舎です。ここからオペラ座や、プランタンデパートのある地区までは十分徒歩圏内にあります。

 

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2020年3月11日 (水)

モロッコとバリの旅32 RER C線とベルサイユ宮殿

2019年8月25日(日)

P8250525 本日の目的地はベルサイユ宮殿です。宮殿への最寄り駅はRER C線の終着駅の一つ(複雑に枝分かれしているので)、Versaille château Rive Gauche (ベルサイユ城 左岸)駅です。Saint Paul 通りのアパートを出て、セーヌ川を渡り、対岸の Saint-Michel Notre-Dame 駅に行ってみると、なんとこの日は部分運休になっていて当駅とJavel駅までの区間は運休です。通路でつながっているメトロ10番線の Cluny La Sorbonne 駅まで更に移動し、Javel André Citroën まで乗車。 元シトロエン車乗りとしては気になる駅名です。シトロエンの工場跡地に作られた、創業者のアンドレ・シトロエンの名前にちなんだ公園の最寄り駅です。

P8250527 RER C線のJavel駅は地上にあります。北方向にはエッフェル塔が見えます。ホームで待っていてもなかなか電車はやって来ず、結構な数の乗客がホーム上に滞留していきます。行き先の違う電車を一本見送って、さらに待つことしば。ようやくVersaille行きの電車がやってきました。2階建て車両で編成も長いので、意外にもガラガラの状態で発車。そして電車はびっくりするほどのんびり走ります。

 Reve Gauche駅前のマクドナルドで昼食を食べてから、ベルサイユ宮殿へと向かいます。横方向に巨大な建物が見えてきましたが、何だか違和感が…。修復工事の覆いに絵が書かれていたのでした。

P8250534 日曜日とあってものすごい列です。炎天下の石畳で長時間並ぶだけで疲れ果てます。ようやく入り口までたどり着いたところ、この列はチケットを購入済みの人の列であると知らされます。げげっ。列の最後部では何の案内も無く不親切ですが、日本じゃないからそんなこと言っても仕方ないわけです。チケット売り場は左手の建物だそうで。もう一度列の後ろに並び直し、トホホ。その間に妻と娘にチケット売り場でチケットを購入してもらい、多少でも時間を節約します。

P8250535-1 パリ観光、どこもかしこも混雑しすぎです。

 広大なベルサイユ宮殿の中を歩いてさらにぐったり。帰り道の並木の美しさと日陰の涼しさでほっと一息つきます。

  

 

 

 







 

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2020年3月 6日 (金)

モロッコとパリの旅31 ボルドーの町並み

2019年8月24日(土)

P8240513 わずか1時間半のボルドー滞在でしたが、町中の写真をいくつか紹介しておきます。

 1枚目。ガロンヌ川の対岸からもひときわ目立つのがサンミシェル大聖堂です。高い塔がニョッキリと突き出しています。周囲に高層ビルが無いからこそですね。

P8240514 ピエール橋の南西詰めに立派な門が建てられています。 ブルゴーニュ門 Gate of Burgundy です。パリのエトワール凱旋門ほどの大きさはありませんが、なかなか立派な門です。ボルドーもバーガンディも両方とも地名だけで無く、色を表す名前にもなっています。どちらもワインレッドに近い色ですか、バーガンディの方が少し紫がかっているのだそうな。

P8240516 少し裏道に入るとこんな感じ。石畳が残されています。両側に建物迫っており、夕陽は差し込むことはありません。いかにもヨーロッパの古い町並みという感じです。

 少し開けたところに出たなと思ったら、サンミシェル協会の前でした。土曜の夕方ですが人影はまばらてした。もっともこっちは裏側で塔のある西側の方が広場になっていますから、たまたま寂しい方だけ見たのかも知れません。

P8240517 途中のスーパーマーケットに立ち寄り、サラダとボルドー産の赤ワインを購入して、足早にサンジャン駅に戻ってきました。18:34発のTGVパリ・モンパルナス駅行きに乗車します。

 本日乗った3本のTGVの中では一番新しい車両のようでしたが、なんとGPS信号が受信できません。この区間のGPSログがとれずに残念です。

 市街地を避けて建設されたTGVの新線の車窓には、ひたすらのどかで単調な風景が続きます。景色を楽しむなら在来線の方が変化に富んでいて面白いですね。パリに近づくとトンネル区間が増え、郊外のMassy TGV駅に停車。ここからRERに乗り換えても良いのですが、終点まで乗り通すことにしました。モンパルナスから地下鉄に乗り替えてサンポールに戻ってきたのは22時近く。乗り鉄三昧の一日が終了です。

  

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2020年3月 1日 (日)

モロッコとパリの旅30 ボルドーのLRT

2019年8月24日(土)

P8240491 ボルドー・サンジャン駅のホームは高いガラス張りの構造で、大変明るい印象です。重厚で暗かったパリ・リヨン駅やマルセイユ駅の構内とは全く雰囲気が異なります。

 乗り継ぎのパリ・モンパルナス駅行きのTGVの時刻まで1時間半あります。遅れを見越して少し乗り継ぎ時間を長くとっていましたので、少し市街地を見に行くことにしました。朝からずっと電車で座りっぱなしでしたから。

P8240493 駅前に出てみると、連接車体のLRTが停車していました。メタリックなシルバーと紺の塗色がクールです。LRTはAからDまでの4系統が運転されていて、サンジャン駅前を通るのはC系統のようです。

 ボルドーのLRTは第3軌条集電方式を採用しているとのことですが、サンジャンの駅前に関しては、頭上に架線が通っていてパンタグラフも上がっていますから、通常の集電を行っているようです。

P8240497 Google Mapsを開いて歩きルートを考えます。パリ行きTGVの出発時刻までに4-5kmは歩けるはずです。まずは坂を下ってガロンヌ川の方向へ。サンジャン橋を渡って北岸側へ。東側をSNCFのエッフェル鉄道橋が並走しており、ローカル列車が通過していきます。

P8240502 ガロンヌ川に沿って一つ西側のピエール橋まで行き、再びガロンヌ川を渡って南岸に戻ります。ピエール橋の上にはLRTの線路が敷かれています。おや、この区間には架線がありません。第3軌条集電を行っているようです。道路の真ん中で高圧電流が流れているとは物騒ですが、電車の位置を検知して、その真下だけに通電する仕組みをとっているそうです。道路横断時にうっかり第3軌条を踏んでしまったとしても、そのときは通電していないので感電することは無いのですね。

P8240510 橋の上から見ると川の流れは意外なほど早く、茶色く濁った水が渦を巻いています。Google Mapsの航空写真でも川は濁っていますから、いつもこんな色なのでしょうかね。

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2020年2月25日 (火)

モロッコとパリの旅29 マルセイユからボルドーへ

2019年8月24日(土)

P8240460 10時18分にマルセイユを出発。市街地の山の手を進んでいきます。左側の車窓には遠く地中海が見えました。列車の右手には山が見えますが、その岩肌は白っぽくて、山口県の秋吉台のようなカルスト地形のように見えます。

P8240461 長いトンネルを抜けると、少し内陸部に入りしばらく海とはお別れです。快調に1時間ほど走り、11時20分にニーム駅に停車。マルセイユからの距離は126kmありますから、在来線とはいえ結構な表定速度です。しかし一度駅に停車すると5分ぐらいは停まっています。客車列車ゆえ、走行中も停車中も静かであります。

P8240470 更に20分ほどでモンペリエに到着。高架の線路脇の隙間からLRTの車両を垣間見ることができました。軌道内は緑化されており、車両は可愛らしい花柄。人口28万人ほどの中都市です。パリリヨン駅からのTGVも乗り入れてきます。

P8240475 12時12分。マルセイユから2時間ほどで、地中海沿岸の町セートに到着。セートを出るとすぐ、鉄橋を渡ります。地中海とトー湖を結ぶ運河のようで、たくさんの船が航行しています。

 しばらくの間右側車窓にトー湖が広がります。線路は海と湖を隔てる砂州の上を走っているので、反対側は地中海のはずでしたが、右ばっかり見ていて気づきませんでした。

P8240477 この先は内陸に入っていき、再び海を見ることはありません。ナルボンヌ、カルカソンヌとフランスらしい響きの都市が続きます。だんだん車内は混雑してきました。乗り降りに時間がかかるためなのかなんなのか、だんだんと遅延も起きてきます。車窓も単調で、眠気を誘います。

 14時24分にトゥールーズに到着。10分も停車します。マルセイユからすでに4時間以上乗って、2/3ほどの行程が終わりました。

P8240489 ボルドーが近づくにつれ、車窓にはぶどう畑が見られるようになりました。さすがワインの産地です。

 30分以上遅れて17時ちょうどにボルドー・サンジャン駅に到着。マルセイユから6時間40分。なかなか乗り出のある昼行特急列車でした。(スーパーおきの新山口-鳥取間でも5時間15分程度ですからね。)

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2020年2月20日 (木)

モロッコとパリの旅28 マルセイユ滞在は25分間

2019年8月24日(土)

P8240445 午前9時51分。数分の遅れで、マルセイユ・サンシャルル駅 Gare de Marseille-Saint-Charles に到着しました。パリからの道のりは約800km。東京から広島に行くよりはちょっと近いかな。人口は80万人強で、フランス第2位の大都市です。2つ隣のプラットフォームには、水色のTGVが停まっています。乗れなかった Ouigo でしょうか?

P8240447 駅舎を出て見ると、町の東側の高台に位置しているので、市街地をよく望むことができます。港までもそんなに遠くは無いはずですが、建物に遮られて地中海は見えません。遠くの丘の上に建つのはノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院 Basilique Notre-Dame de la Garde のようです。
 駅前を一回り歩いたら、もうマルセイユ滞在は終了です。今日は乗り鉄の日ですから仕方がありません。

P8240448 駅舎内の売店でサンドイッチとビール(1664)を購入して、次に乗り込むのはボルドー Bordeaux 行きのインターシティです。モンペリエ、トゥールーズを経由して、所要時間は約6時間。なかなか乗り出があります。

P8240457 無骨な電気機関車に牽引された客車列車。最近日本ではめっきり乗ることができなくなりました。

 ほぼ定時に静かに滑り出します。

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