カテゴリー「イスタンブールとベネルクス3国の旅」の3件の記事

2025年1月19日 (日)

イスタンブールとベネルクス3国の旅03 スルタンアフメト広場

2024年8月19日

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 イスタンブール空港を8:46に出発し、市街地方向へ向かいます。アタチュルク橋で金角湾を渡り、マルマラ湾に出ます。右側通行ですが、左折ができない交差点も多くて、右折して少し進んでUターン路に入って、みたいな変則的な走り方。一見さんにはなかなか厳しいですね。スルタンアフメット広場の手前の路上でバンから降ろされまして、近くのレストランへ。団体御用達みたいな感じのお店です。ここでまずは朝食が提供されます。(ツアーに込みで無料です。)パンに、オリーブやチーズ、きゅうり、トマト、ゆで卵など。ツアー参加者同士まだ打ち解ける感じでは無いので、静かです。

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 朝食を終えたらここからは徒歩での移動。観光客がものすごく多いこのエリア。旗を持ったガイドを見失わないように気をつけながら、車通りが多い細い道をのぼっていくとスルタンアフメット広場に出ました。

 ここにはいくつものモニュメントがあります。南西側から、切石積みのオベリスク、蛇の柱、テオドシウス1世のオベリスク。

 もともとこの広場は戦車競技場(ヒッポドローム)だったそうです。(戦車といっても馬に引かせるものです。)

 切石積みのオベリスク(Walled Obelisk)はその名のとおり石積みでできています。2枚目の写真の手前にある短い柱が蛇の柱(Serpentine Column)。ペルシア戦争におけるギリシャの戦勝(2500年前ですか?)を記念して作られたものとのことです。Googleで蛇の柱を検索すると伊黒小芭内(鬼滅の刃の蛇柱)が主にヒットしますけど…。奥に見えるのがテオドシウス1世のオベリスク(Egyptian Obelisk)。この距離だとわかりませんが、象形文字が刻まれています。古代エジプトの神聖文字だそうです。

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2025年1月15日 (水)

イスタンブールとベネルクス3国の旅02 羽田からイスタンブールへ

2024年8月18日~19日

 羽田空港の第3ターミナルに来るのも久しぶりです。2019年8月にエールフランス航空でパリから到着して以来。渡航中のモバイルWiFiレンタルの料金もすっかり高騰していてびっくりです。Turkish Airlinesのカウンターが開くのは出発3時間前からなのですが、その前から結構な長い列ができています。満員近いボーイング777の乗客をさばくのはなかなか大変です。

 途中イスタンブールで13時間40分の乗り継ぎ待ちで、その間にトルコに入国するので、預け荷物の扱いがどうなるのか心配でしたが、案ずることなかれ。ブリュッセルまで通しで預かってもらえました。

 出国審査へ。いつの間にか顔認証になっていたのでびっくり、と思ったら2019年時点で顔認証になっていることをこのブログで書いているのにすっかり忘れていることに、またまたびっくりです。

 Turkish Airlinesを使うのは2017年のギリシャ旅行以来です。(当時は成田便のみ。)まあまあ印象が良かったのですが、久しぶりに乗ってみると、シートピッチが窮屈なこと…。日本の国内線各社のシートの方がゆとりが大きいのだなあ。7年前にはトルコの特徴的なお酒 Raki を注文できたので今回も楽しみにしていたのですが、残念なことにメニューにありませんでした。

20240819_101446  定刻の21:55分からさほど遅れずゲートを離れ、羽田C滑走路から南に向けて離陸。東京湾上で左回りに270℃旋回して西へ。以前は北回りでしたが、ロシアとの関係が悪くはないトルコの航空機も今は南回りになり、韓国上空を横切り中国内陸部からカザフスタン、ジョージアなどの上空を通過。定刻より40分ほど早い午前4:30にイスタンブール空港に着陸です。7年前はアタチュルクでしたが、2018年に新空港が開港して、格段に快適に、しかし巨大になり、ゲートから入国審査までが遠いこと遠いこと。

 入国手続きもスムーズに終えて到着ロビーに出てきました。予約してある航空会社提供の無料ツアー Touristabul半日コースの出発は午前8:30です。事前にネットで予約してあるから受付カウンターに行く必要が無いのか、それとも行かないといけないのか…、Turkish Airlinesのサイトを見てもよくわからなかったのですが、安全策を取ってカウンターに。結構並んでいる人が多くて混乱気味だったのですが、予約済みだと声をかけると窓口の中から別の係員が出てきて、予約状況を確認して、ツアー参加証(首さげ札)を配布してくれました。やっぱりカウンターにいかないといけなかったようです。

 午前8時にTouristabulカウンター付近で待っておりますと、まず8:00発(-11:30)のT1ツアーの人たちがガイドに先導されて出かけて行きました。そのあと8:30に私達が参加するT2ツアー(-15:00の半日ツアー)の参加者に声がかかり、ターミナルビルの前へとぞろぞろ移動。先頭の方の人たちは大型バスに乗り込んだのですが、定員以上の参加者がいるらしく、我々を含め集団の後ろの方にいた7-8名は、別途バン(ベンツでした。)へと案内されました。

 さて、イスタンブール市街地方面へ出発です。

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2025年1月11日 (土)

イスタンブールとベネルクス3国の旅01 4年半ぶりの日本脱出

 2019年8月のモロッコとフランスへの家族旅行、2020年1月のアメリカ合衆国オレゴン州への視察旅行以来、コロナ禍、東京オリンピック、北海道・沖縄での仕事と続きまして、まとまった休暇を取る機会がなかなか無くて、海外旅行からも遠ざかっていました。2024年の夏は、5年ぶりに家族で海外旅行に行くことができました。これまでは、事前にある程度勉強して行きたいところ(できればあまり日本人が居なさそうなところ)を決めて出かけていたのですが、なかなか今年は考える時間も取れずじまい。妻からベルギーに行きたいというリクエストがあり、8月下旬のANAのブリュッセル直行便を調べてみたら、家族3人でなんと100万円オーバー…、うわあ。

 乗り継ぎ便を調べてみましたが、Turkish Airlinesが比較的安く、といっても86万円…。2017年8月に同じTurkishでイスタンブール経由アテネまでの往復が40万円ちょっとでしたから、いやあ高い。5月10日発券。

 せっかくTurkishを利用するので、乗り継ぎ時間を長く取って、航空会社提供の無料イスタンブールツアー(Toristabul)を利用して、ちょっとだけトルコにも足を踏み入れることにします。

 そのあとは、ブリュッセルに6泊滞在。こちらのホテルの確保は妻に丸投げ。ブリュッセルに着いてからの予定は全く立てないままの出発です。

 イスタンブールへの出発は8月18日 日曜日の21:55。

 8月16日 金曜日の夜の飛行機で帯広から羽田に移動して、自宅で2泊して旅行準備をするつもりでいましたが、台風のおかげで終日欠航…。欠航を予測して8月13日 火曜日の時点で17日 土曜日のJAL便をおさえておいたので事なきを得ましたが、欠航決定の時点では、AirDo、ANA、JALの北海道から本州に向かう便は8月19日 月曜日まで全便満席になっており、危うく北海道を脱出できなくなるところでした。(もし17日のJALも欠航になってしまったら、新千歳-ソウル-成田 と移動しようかと真剣に検討していたぐらいです。念の為パスポートは持ち歩いていたので、韓国経由も不可能ではない^^:)

 結局、8月17日の飛行機は通常運航だったので、無事予定のJAL便に乗って自宅に戻ることができました。普通席の空席が無かったのでクラスJで予約しており、予定では国際線仕様の767でしたからビジネスクラスのフルフラットシートでラッキー・わくわくと思っておりましたら、前日に無情にも国内線767に機材変更となり、普通のクラスJになってしまいました。(少しでも座席供給を増やすための措置です。)

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