倉吉線廃線跡探訪
忘れられていた古いホームページから拾いだした物です。この廃線跡探訪ももう12年前の話。今はどうなっているでしょうか。
倉吉線廃線跡探訪
(1998年06月21日更新)
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1997
年3月15日土曜日。京都での結婚式の為に、何故か前夜に熱海から寝台特急出雲3号に乗って山陰へ足を伸ばしました。浜村海岸で日本海を眺めたあと、倉吉
駅まで移動。かつてこの駅から南へ、倉吉市の中心部を通り、山間部へと通じていた国鉄倉吉線の廃線跡を辿ってみました。
JR山陰線倉吉駅の駅舎東側に隣接して、かつての倉吉線のプラットホームが残っています。(写真奥の屋根の左側)手前の右側はバスターミナルとして整備されています。 |
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東に向かって歩いていくと、山陰線との分岐部にさしかかります。左に見える列車は快速とっとりライナーです。
右奥側へ緩やかなカーブで倉吉線の廃線跡が分岐していきます。このあたりは未舗装の駐車場として利用されています。このまま砂利道を進んでいくと、駅前を東西に走る車道と交差します。この付近は一部燃料タンクの用地として流用されていました。 |
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道路との交差の先は雑草に隠されていました。しかし、良く見ると向こう側には線路が! |
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さらに接近してみました。廃線当時から全く手付かずのまま線路が残されていました。 |
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踏み切り跡です。遮断機の台座もそのまま残されていますが、さすがにこの部分の線路は撤去されています。 |
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小さな溝橋です。橋台も、その上の橋脚の鉄骨もそのまま残されています。この橋は線路は撤去されていました。 |
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倉吉駅から歩いて1kmポストまで到達。この付近は何だか今でも現役線のような趣です。このちょっと先で、駅前から南にのびる大きな道路と交差します。その先もずっと線路が残っていましたが、時間切れで探訪は打ち切りとしました。
小雨の中、たった1時間あまりの散策でした。ちょっと消化不良でした。 |
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