カテゴリー「カンボジアの旅」の56件の記事

2008年3月 6日 (木)

カンボジアの旅53(完結) さよならカンボジア

 遅いトラックに何度も阻まれながら丘陵地帯を行く。14時23分、行きと同じ PICH NIEL SORIYA Restaurant に立ち寄り遅めの昼食休憩。食事2人分と、ガイドとドライバーに飲み物をごちそうして、僅か2500リエル=US$6.25。

Img_2292  14時55分に出発。今日もだんだん雲行きが怪しくなってきた。15時15分、とうとう雨が降り出した。カムリのリアシートは背もたれが寝すぎているため、長く座っていると腰が痛くなってくる。行きに乗ったベンツ製ミニバンとの座席の造りの違いを実感する。

 16時8分料金所を通過すると交通量がぐっと増える。このあたりはちょっとした工業団地。ちょうど16時で工場の仕事が終わり、帰宅する従業員を満載したトラックがたくさん走っている。16時21分、国道3号線との合流のラウンドアバウトを通過。16時26分にプノンペン国際空港に無事到着した。ガイドとドライバーにお礼を言って車を降りる。

Img_2293  空港ターミナルビルの入口には荷物検査場が無い。扉を入るとすぐにチェックインカウンターが並ぶ出発ロビーになっている。16時50分にベトナム航空VN818便ホーチミンシティ行きのチェックインが始まる。預け荷物のセキュリティーチェックはカウンターの裏側で行っている事が判明。手続きは至ってスムーズ。途上国とは言っても、やはりアフリカとは違って仕事が早い。ここで成田までの搭乗券を受け取る事ができた。空港税の支払窓口、手荷物検査場と進み、17時3分には免税店エリアに到着した。真新しく綺麗な建物だががらんとしている。ブランドショップは無いものの、土産物や、書店、カフェがあり、ホーチミン空港よりも暇つぶしになる。出発便の案内を見ると、表示されているのは18時10分のシンガポール行き Silk Air と、我々の乗る18時50分のホーチミン行きだけだ。

 18時30分に搭乗案内がある。バスに乗り換えて着いた先で待っていたのは、またもATR72 プロペラ機である。シェムリアップ-ホーチミンシティ便がジェットだったのに…。首都の方が需要が少ないという事なのだろう。18時54分に離陸。気流が悪いらしくよく揺れる。そんな中でもアテンダントは必死に飲み物のサービスを続けている。全員に行き渡る前に飛行機はもう降下を始める。19時35分、実飛行時間僅か41分でホーチミン空港に着陸した。

 ホーチミン空港は雨だ。カンボジアからの小さなプロペラ機はあまり重要なポジションを与えられていないらしく、空港の端の方まで走って19時44分に停止した。そこからまたバスに乗り換えてターミナルにたどりついたのは19時56分だった。ゲートからゲートまで1時間26分だったので、飛行時間はその半分以下だった。

Img_2297  ターミナルはかなり賑やかだ。日本や韓国方面の他に、パリ行きのエールフランスもこれからの時間帯に集中しているのだ。シンガポール料理のレストランで夕食を摂る。タイ料理などと違ってあっさりとした味わいだが、それはそれでなかなかおいしい。その後イリーのバールでカプチーノを飲む。それでもまだまだ時間が余る。どの店も混んでいるのであんまり長居もできない。

 成田へのVN950便は行きと同じB777-200。窓際希望をしていたのに乗ってみると中央席だった。(>_<)機内は殆ど日本人。行きと違って日本人アテンダントが一名乗っていて日本語アナウンスもある。

2007年9月30日(日)

 0時2分(日本時間2時2分)に離陸。飲み物サービスが終わると、機内は消灯される。しかし3時間足らずの後、日本時間午前5時20分、沖縄上空を飛行している頃にはもう点灯。5時32分には朝食が配られ始める。東南アジアからの帰りの夜行便の朝食は拷問ではないかと思う。7時35分の着陸まではまだ2時間もあるのだ。

(終わり)

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2008年3月 3日 (月)

カンボジアの旅52 シハヌークビルを出発

2007年9月28日(金)

 カンボジアでの最後の夕食となってしまった。今夜もレモングラスレストランで。歩いていこうと思ったらあいにく雨が降り出した。フロントで傘を借りようとしたら、車で送ってくれるという。ありがたい。

Img_2273 Img_2276 レストランには他には誰も客がいない。いかにシーズンオフとはいえ経営が心配になる。今夜はシーフードサラダ、スープ、魚料理を賞味。デザートは昨日と同じジンジャーアイスをチョイス。今夜も波の音を聞きながら、落ち着いた雰囲気の中で、絶品のシーフード料理を賞味する事ができ、大満足である。

2007年9月29日(土)

 夜中の3時頃であろうか。廊下で大声で話す声で目が覚めた。数人の男女が談笑しているようだ。話し声は30分以上も続いただろうか。相手の素性もわからぬまま、寝巻姿で文句を言いに行っても危険かもしれないので我慢していたが、ひどい安眠妨害だ。後でフロントに苦情を言ったが、どこの部屋の客人かわからないので対応の仕様が無いだろう。吹き抜け構造であり、雨の吹き込む床にはカーペットが敷かれていないから声が響きやすいという面もあろう。

 寝不足のため遅めの8時起床。チェックアウトは12時までだが、ピックアップが12時30分の予定。フロントに相談すると快く無料で部屋の延長利用を許可してくれた。午前中はビーチの散歩をしたり、東屋に吊るされていたハンモックでくつろぎながら、昨日買って来たビールの残りを飲んだりして過ごす。雨期のためシュノーケリングができなかったのは残念だったが、のんびりと過ごせて良かった。

Img_2284  12時25分、定刻より5分早くピックアップの車がやってきた。ガイドは行きとは違う若い女性。彼女の方が日本語は上手のようだ。女優の菊川怜さんがカンボジアを訪れた時にガイドをした事があると言っていた。今日の車はカンボジアの定番車、トヨタ・カムリである。

 金色ライオンのラウンドアバウトを回り、シハヌークビルの町中を抜けていく。ガソリンスタンドの表示を見ると、1L=4200リエル。US$1強であり、物価の差を考えるとかなり高価だ。(公務員の月給がUS$50だそうだ。)

Img_2289  12時42分。隣の町を通りすぎる。道端にたくさんの女性が歩いている。近くのアパレル工場の従業員だそうだ。

Img_2291  シハヌークビル空港、次いで一昨日訪れたレアム国立公園のレンジャスーテーョンの前を通過する。13時21分。鉄道の踏み切りを渡る。遮断機は残っているが列車は走っていない様子。線路は錆付いていた。地図で確認すると左がシハヌークビル側。右側がプノンペン方面になる。

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2008年2月28日 (木)

カンボジアの旅51 シハヌークビルのマーケット(2)

2007年9月28日(金)

Img_2257 マーケットに売られているものには、何だかよく分からないものいっぱいある。そして、怪しい商品もいっぱいある。

Img_2254 このカバン屋で売られているものも怪しいものが揃っている。下から2番目の青いバッグ。文字は GAO RANGER (ガオレンジャー)と書かれているが、プリントされている写真は仮面ライダーのようだ。その上の緑のバッグはカタカナでマジレンジャーと書かれている。更にその上の赤いバッグは、ハローキティーのように見えるが、書かれている文字によると「SHANCHEN」ちゃんというらしい。(^^;)

Img_2255 電気屋にも素敵な商品が並んでいる。 「SONY製品」群の後ろに「SUNNY」なんて文字も見かけるが、何よりすごいのは携帯音楽プレーヤー。写真の真ん中あたりに白紺青赤黒と並んでいるが、紺は「SONY」。他の4つは「iPOD」だそうだ。同じ商品のようにしか見えないが…。

Img_2248 マーケットの外側には美容院もある。店内は土足禁止になっており、入り口に脱いだサンダルが並んでいる。看板の絵がいい味を出している。お店の外ではなぜか女性がイモ?の選別作業をしている。

Img_2260 細い通りを挟んで、バイク屋も。カンボジアで人気のあるメーカーはHONDAとSUZUKIだ。店頭にかかげられたポスターは3枚とも HONDA DREAM の物。いずれもかっこいい男性が写っている。だが下のポスターの兄ちゃんは何でマイクを持って歌っているんだろう。

Img_2261 マーケットには怪しいものはいっぱいあったが、残念ながら、お土産になりそうな物は入手できなかったため、近くにある SAMUDERA スーパーマーケットまで歩いて移動した。

 朝から雲行きは怪しかったが、店内に入ったと同時にすごい大雨。雨宿りをしながら、商品を見て回る。お菓子類は近隣アジア諸国の物ばかりで、カンボジア製の物を見つける事はできなかった。Neon Worm という蛍光色のイモ虫型のグミキャンディを発見。なかなか気味が悪いのでお土産にする事にした。このお店は輸入洋酒や香水などもそろっていて、白人観光客がメインターゲットのようだ。私も、まだ飲んだことが無いビールを何本か購入した。1本US$1以下で購入できるので助かる。支払はクレジットカードも使える。レジで前に並んでいた白人男性は100ドル札でブランデーを買っていたが、こんな高額紙幣でもお釣りが出せるという事にびっくりした。

 20分ほどで雨も止んでしまった。トゥクトゥクを拾ってホテルに戻る。午後はビーチとプールで過ごす。無料の足漕ぎボートを借りてみたが、なかなか力がいる。沖合のブイまで往復しただけで、ヘトヘトになる。有料だが水上バイクなども借りる事ができる。(免許はいらないらしい。)

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2008年2月25日 (月)

カンボジアの旅50 シハヌークビルのマーケット(1)

2007年9月28日(金)
 昨夜も大雨に見舞われたので、シュノーケリングは早々に諦めた。やはり乾期に来ないとだめなようだ。そんなわけで、ゆっくりと寝て、朝8時過ぎに起床。今朝のクィッティウは中太麺を茹でてもらう。毎日おいしい食事が楽しめて幸せな事だ。

 10時発の無料シャトルサービスを利用してシハヌークビルの中心部へ行ってみる事にした。目的地はマーケットである。シャトルを利用するのは我々の他には白人の3人組のみだったので、マイクロバスではなくワゴン車となった。

Img_2233Img_2281  町へ向かう途中のラウンドアバウトには大きな金色のライオンの夫婦の像がある。変に顔が細長くて、目も人間ぽくてコミカルである。しかしながら、後ろに回ると局部だけがやたらとリアルに作られているのが笑える。「玉」の部分は皆がなでるらしく、金色が剥げてしまっている。

Img_2234  10分ほどでマーケットに到着した。観光客の姿は殆ど無く、地元の人たちの熱気でいっぱいだ。さあ中に入ろう。スリへの警戒を怠らないように。

Img_2236 マーケットにはありとあらゆるものが売られている。おもちゃ、フルーツ、肉、魚介類、花、菓子などなど。卵を売り歩いているおばさんが、だみ声で叫んでいる。

Img_2237 フルーツ売り場では、ドリアンも山積みされている。Img_2239その隣ではおじさんとおばさんがジャックフルーツの実を剥いている。

Img_2246 天井からぶる下がったたくさんのバナナはここのマーケットの名物らしい。


 揚げ饅頭みたいなお菓子も売られていて、よくわからないまま適当に買って食べてみる。値段は一個数十リエル(数円)ぐらいしかしない。味は結構いける。加熱してあるので衛生面でも(多少は)安心だろう。さすがにこんな少額の買い物ではドルを使う事はできないが、マーケット内には両替商もあちこちにあるので、困らない。しかも実は両替した方がレートが有利である事が今更判明した。(これまで US$1=4000リエルとして使ってきたが、両替商では US1$=4200リエルぐらいであった。)

Img_2251 Img_2253 マーケットの一角には、金属加工の店が集まっている。ここでは指輪、ネックレス、ピアスなど様々なアクセサリーが作られ、そして売られている。加工の作業をしているのは男性で、店番は女性の仕事のようだ。面白いのはどの店にもハンモックが吊るされている事。店番の女性は、客がいないとハンモックでぶらぶらしながら寝ている。お客が来るとハンモックからスタっと降りてくる。何軒か物色して妻がお気に入りのピアスを見つけ、購入した。

 ハンモックは子供たちの遊び場も兼ねている。パジャマ姿の子供もいるのは良いとして、パジャマ姿でうろうろしている大人の姿も何人か見かけた(^^;)。

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2008年2月21日 (木)

カンボジアの旅49 レモングラスレストランのディナー

2007年9月27日(木)
Img_2205_2  レアム国立公園から戻ってきたのは16時過ぎ。まだ夕食までには時間がある。妻はSPAに行ったが、私はマッサージが苦手なので敷地内の散歩を楽しむ事にした。ビーチに沿って西へ歩いていく。東屋にハンモックが吊るされているのを発見。さっそく寝転がってみる。思っていたよりも網の目が細かいので、体に食い込むような事は無く、ソフトな感触である。極楽極楽。
 更に西へ歩くと、浜辺にLemon Grass Restaurant があった。宿泊棟からは相当離れておりまっすぐ歩いても10分ぐらい。今夜はここで夕食を楽しむ予定にしている。その隣には会議室などが入った建物もあるが閑散としている。そこから車道を歩いてエントランスまで戻る。一周するのに30分ほどかかった。
Img_2220  19時過ぎに部屋を出て Lemon Grass へ向かう。プールは美しくライトアップされているが、営業は18時で終わっている。波の音を聞きながらビーチ沿いの遊歩道を歩いていく。Lemon Grass Restaurant は空いていて、我々の他に客は一組だけだった。
Img_2229 レストランは建物の外側がテラスになっている。テラスの一部には屋根がかけられている。雨期のため夜は突然雨が降って来る事がしばしばあるのだが、きちんと各テーブルにテーブルクロスや食器が並べられている。我々も外の席に座っていたのだが、途中で雨が降り始めたため、屋根の下に移動した。スタッフは総出で各テーブルの片付けに追われる事になった。ビーチもライトアップされている。何やらゴソゴソ動いている。カニだ。はさみで穴を掘っている。掘った土をかついで穴から出てきて、少し離れた所まで運んで放り投げる。何度も何度も同じ事を繰り返している。見ていて飽きない。写真を撮ろうと思いいろいろ工夫してみたが、被写体が小さく、あまりに暗いため、結局良い写真は撮れなかった。

Img_2225   さっそくアンコール生ビールを賞味。前菜には dipサラダをオーダー。トマトやキュウリなどの野菜を切った物を、特製のソースに dip して食べる。スープはトムヤムクン。言わずと知れたタイ料理を代表する海老入りの酸味のあるスープである。さすがに高級レストランのトムヤムクンはとてもコクがあっておいしい。カンボジア風に辛さはやや控えめである。

Img_2226 メインのおかずは、採れたての海老をチョイス。値段は重量あたりで決まっていて、食べたい量を注文する。二人で500g調理してもらう事にした。調理方法や味付けもリストの中からいろいろと選ぶ事ができるが、店員さんのお勧めを聞いて、ガーリック味で炒めてもらう事にした。これがすこぶる美味であった。タイ米のスチームライスとの相性も抜群。ご飯がすすむ君。(古いか。)

Img_2231 デザートはジンジャーアイスクリームをオーダー。土台部分のパイやカラメルソースは温かくなっている。まろやかな甘さに、ジンジャーの風味が効いて、大人の味わい。

 以上4品にドリンクを合わせて御会計は2人でUS45$。現地の物価を考えたらとんでもない金額だが、最高級リゾートのレストランとしては、かなりリーズナブルな金額と思われる。

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2008年2月18日 (月)

カンボジアの旅48 レアム国立公園(3) 村の小学校

2007年9月27日(木)

Img_2171  浜で1時間程過ごした後、12時50分にジャングル探検隊は船に戻るべく出発した。今回は浜辺の小さな村を紹介しよう。

 1枚目の写真は、水たまりという泥だまり。この中に動物が隠れている。あなたは見つける事ができるだろうか。(答え、右と左に水牛が1頭ずつ水面から顔を出している。)

Img_2172  2枚目の写真。商店…のようだ。ミネラルウォーターのボトルや日用雑貨などが見える。外にぶら下がっている衣類は売り物なのか洗濯物なのか不明。

Img_2173  3枚目。家畜として飼われている豚さんたち。右の黄色いシャツの人がツアーのスタッフ。その左隣にいるのが、無口なレンジャー。

 Img_2174 4枚目。村には小学校かある。看板はカンボジア語とハングルと英語で書かれている。JESUS SCHOOL。韓国のキリスト教系団体の支援で建てられたのだろう。

Img_2175 5枚目。学校の中を覗いてみる。みんな勉強中なので裏口からこっそり覗いたつもりだったが、しっかり後ろを向いてこっちを見ている子供を発見。勉強の妨害をしてしまった。

Img_2176  6枚目。ようやく天気も回復して、青空が戻ってきた。道も行きよりは乾燥してきている。南国らしい光景だ。浜辺にも家が点在している。

 Dorphin Station の最寄りの家の前を通り掛かると、缶入りの飲み物が並べられていた。ツアー客目当てで俄か商店と化しているようだ。残念ながら今日は売り上げ無し。

 13時25分。Staionに戻ると昼食タイムだ。ツアー客がビーチに行っている間に、残ったスタッフ2名が準備してくれていたもの。犬たちが騒ぎ始める。彼らの目当てはこれだ。いつの間にかちゃっかり母犬も合流して4頭に増えている。ミネラルウォーター、フランスパンと、野菜サラダ、魚のソテーとフルーツのみの簡素な昼食だが、南の海を眺めながらの食事は格別だ。皆それぞれフランスパンや、魚やフルーツを犬たちに与えている。犬たちは好き嫌いを言わずにガツガツ食べている。食事か終わってもすぐにはいなくならないのが案外律儀だと思う。

Img_2187  14時ちょうど。犬たちと別れ、船に乗り込み来た道を戻る。帰りもやっぱり一旦外海に出て大きく迂回する航路を取った。天気が回復したのは良かったが、南西から熱帯の強烈な太陽が照りつける。屋根はついているが、船の左半分は直射日光に晒されっぱなし。レンジャーはちゃっかりと救命胴衣を使って日差しを防いでいる。

 マングローブ密生する岸辺のすぐそばをかすめるようにして船は進む。気根の様子がよく見える。ロイは日差しを避けて座っている。ジャンはデジカメを水面近くまで下ろして写真を撮っていた。うまく撮れたのだろうか。カップルの女性の方(職業は弁護士だそうだ)は、日焼けするために船の左端に寄って座っている。男性の方は居眠り中。一人旅の女の子はあいかわらず読書を続けている。

Img_2189  15時30分。船着場レンジャーステーションに到着。ここからまたパジェロに乗り換えて、シハヌークビルに戻る。なかなか充実した一日だった。ツアーの同行者、特にロイとジャンのコンビとは、いろいろな会話を楽しむ事ができた。この旅で初めての英語漬けの一日となった。

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2008年2月14日 (木)

カンボジアの旅47 レアム国立公園(2) ジャングル探検隊 秘密の浜辺を目指す

2007年9月27日(木)
Img_2142  10時56分。Thmor Thom Beach Dorphin Station に上陸。桟橋ではどこからか現れた3頭の黒い犬がお出迎え。桟橋の先の会場には小屋が建てられているが、なんと JICAのステッカーが貼られている。
 「こんな所にもJICAの魔の手が及んでいるとは…ということはこの犬たちは…くそっJICAの犬め。」などとくだらない事を言っても、白人たちには通じないので馬鹿にされる事が無いのが良い。(注、JICAは悪の秘密結社じゃありません。独立行政法人国際協力機構の事。シニア海外ボランティアの方が環境教育の活動をされているようだ。)
 小屋には2つの部屋があり、内部にはベッドも備えつけられ、宿泊する事ができるようだ。しかし鍵はしっかりとかけられていて内部を見る事はできなかった。この小屋を利用するにはどうすれば良いのか、もちろんレンジャーからは何の解説も無かった。
Img_2147  11時4分。スタッフ二人を残して、ジャングル探検隊の出発だ。"JICAの犬"たちも尻尾を降りながら後を着いてくる。犬たちがガリガリにやせているのを見て、"They are so skinny."と誰かが言う。なるほど thin よりも skinny の方が合っている。しかし彼らは意外なほど元気が良い。
 雨上がりの道は所々ぬかるんでいたり、大きな水たまりになっている。というか道自体が小川みたいになっている。一人旅の女の子が泥に足をつっこんでしまった。ちょうど近くに井戸があったので足を洗ったのだが、結局この先みんな何度も同じ目に合うので気にしていても仕方ない。レンジャーはご覧の通り安いビーチサンダルを履いてる。ただ道には木の枝なども多いので、サンダルは足に怪我をする危険がある。靴で来るのが良いのか、サンダルが良いのかは微妙な所だ。私は行きは靴。帰りはサンダルで歩いたが、サンダル履きでの山道歩きは結構疲れた。
Img_2148  ようやくレンジャーが今日初めてガイドの仕事をした。(そしてこれが最後だった。)道端の木を指して一言、"Jack Fruit"。おうこれがジャックフルーツの木か。木にかけられた札には日本語で「ジャックフルーツ」と書かれている。またもやJICAの仕業か…ありがとうございます。さて、この写真の何処にジャックフルーツの実が成っているか発見できるだろうか。
Img_2150  小学校は午前の部が終了した所らしく、カバンを担いだ子供たちの姿をあちこちで見かける。犬達ははしゃぎすぎて、水牛のテリトリーを侵し、怒られている所である。
Img_2154  集落を過ぎると、道はジャングルへ分け入る。怖い野生動物が出て来ないか多少心配になるが、まあ大丈夫なのだろう。やせっぽちのわんこ達はあまり番犬としては役に立ちそうに無い。
 20分ほどジャングルの中を歩くと次第に波の音が近づいてきた。11時48分に浜辺に到着した。地球の歩き方にはコッ・サム・プー・ビーチと書かれている。ソッカのホームページの地図では Thma Thum Beach となっており、さっきの小屋の名前は Thmor Thom Beach である。いったいどれが正解なのかわからないが、レンジャーからは何の説明も無いので不明である。

 地球の歩き方には、鳴き砂、貸し切り、水がきれい と書かれているが、今日は雨上がりの為、砂は鳴かないし、水も濁っているのは残念だ。それでもせっかくここまで来たので、海に入って遊ぶ事にした。

Img_2170 浜での過ごし方は人それぞれ。白人カップルは二人で遠くまで行って海で遊んでいる。Img_2166ロイは海に入ったが寒くなったのか、水から上がり、腰にタオルを巻いてぶらぶら歩いている。Img_2168ジャンと一人旅の女の子は海には目もくれずビーチに座って読書をしている。Img_2165犬たちもじゃれ合ったり、休憩したりと、それぞれの時間を過ごす。

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2008年2月11日 (月)

カンボジアの旅46 レアム国立公園(1) マングローブの林

2007年9月27日(木)
 快適なベッドで熟睡。しかし明け方かなり激しい雨の音が聞こえた。7時に起床する。窓から外を見ると空はどんよりとしているが、ありがたい事に雨は止んでいる。朝食は The Lotus でビュッフェ形式。洋食の他にも、粥やクイッティウと呼ばれる麺も用意されている。麺は細麺や太麺など4種類ある。各自好みに合わせて麺と具材を指定して作ってもらう事ができる。3泊するので、これから毎日違う麺を楽しむ事にした。
Img_2121  8時30分にツアー会社のパジェロがピックアップに来る。運転手のおばちゃんからは何の説明もないまま、5分ほど走り、BAYON BAR & RESTAURANT という所で降ろされる。Sokun Travel & Tours の事務所が併設されているのに気付く。
 レストランの中に入ると、店員がトーストしたバケット(フランスパン)とコーヒー、バナナ、ジャム、バターを出してくれる。朝食を食べたばかりなので、さすがに手が出ない。テーブル上にツアーの案内パンフレットがあったので読んでみると、このレアム Ream 国立公園のツアーは朝食、昼食、ホテルへの送迎込みで一人US$15である事がわかった。
Img_2123 砂糖の入ったプラスチックの容器には、"JIJI ANGEL"というキャラクターが描かれている。簡単に言うと、"浴衣を来て、下駄を履き、頭に天使の輪を乗っけているHello Kitty の類似品"である。
 おばちゃんのパジェロは行ったり来たりしながら客を拾ってくる。7名集まったところでようやく出発だ。我々二人の他は全員白人。カップル一組、男二人組、女性の一人旅。一台に乗り切れないので2台に分乗して出発する。我々はパジェロに。同乗したのはフランスから来た男性二人組の、ジャンとロイだ。ロイは警察官、ジャンは開発関係の仕事をしているという。ジャンはあまり英語は得意では無いらしく、ロイが通訳をしてくれる。二人が宿泊しているのはバス会社GSTが経営するGSTゲストハウス。地球の歩き方によると一泊US$4-8と格安だ。今回の休暇は1ヶ月ぐらいあり、カンボジア各地を回るそうだ。うらやましい。

Img_2191Img_2126  車は国道4号線をプノンペン方向へ25km程走り、9時30分に国立公園への船着場兼レンジャーステーションに到着した。湿地にかかる桟道を渡った所にある簡単な桟橋から小舟に乗り込む。ここからブレッダ・サープ川を下っていく。ツアーのスタッフは3名で、レンジャー1名が同乗する。客は7名で収入はUS$105。ピックアップと、船着場までの送迎で使うガソリン代が2台で15Lとして約US$15。朝昼食の費用や船の経費などを差し引くと、いったいどれほどが彼らの収入になるのだろうと、変な収支計算をしてしまう。

Img_2129  9時36分出発。川の水は茶色く濁っている。程なく岸辺にはマングローブの林が広がる。マングローブの林を見るのは昨年のアフリカタンザニアのザンジバル島ジョザニ保護区に続いて2度目であるが、川辺から眺めるのは今回が初めてだ。行けども行けどもマングローブの林は続く。レンジャーが何か解説してくれるのかと思ったら、彼は一言もしゃべらない。何の為に乗っているのやら。

Img_2136 川岸には、たまに家を見かける。今にも崩れそうな桟橋。川の上に建つ高床式の簡素な母屋。一瞬赤い郵便ポストが立っているのかと思ったら、どう考えても違う。灯籠の様にも見える。信仰に関係した物なのだろうか。

Img_2135  1時間程川を下った10時30分頃。川幅が広がり視界が開けてくる。水路は左右に別れている。波は無いのでまだ川なのかと思っていたが、地図を見るともうここは海らしい。正面に見える陸地は Kaoh Thmei という島のようだ。船は右手に進路を向ける。漁船が漁をしている。船の胴体の後ろの方は水面すれすれのようで、遠目に見るとまるで水面に座って作業をしているように見える。

Img_2137  更に遠くを見ると人影のような物が動いている。望遠レンズで拡大してみると確かに人だ。海の真ん中を、上半身だけ水面に出して歩いている。手で網を引っ張っているようだ。なんとも不思議な光景である。沖の方まで水深が浅いのだろうけれど…。

Img_2139  10時44分。次第に外海が近づいてきたらしく、波が出てきた。昨年ザンジバルで酷く船酔いした記憶がよみがえる。しかし、すぐに右手に集落が現れ、比較的立派な桟橋と、水上に建つ小屋が右前方に見えてきた。どうやらここが船の目的地のようだ。と思ったら、何故か通り過ぎてしまう。外海側に出るので、まだ先に進むのかと思ったら、今度は横波を受けながら大きく回り込んで、結局さっきの桟橋に接近していく。真っ直ぐ近づかないのは集落のすぐ近くを通るのを避けているのだろうが理由は不明だ。もちろんレンジャーからは何の説明も無い。

 10時57分、Thmor Thom Beach Dorphin Station に到着だ。

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2008年2月 7日 (木)

カンボジアの旅45 ソッカビーチリゾート・シハヌークビル

2007年9月26日(水)
 カンボジア最大の港湾都市であるシハヌークビルは、カンボジアで随一のリゾート地でもある。シハヌークビル港は町の北西側に作られており、船舶に貨物を積み下ろしするためのクレーンが林立している。港の南側から岬を回り込んで東につながる海岸線は、白い砂の美しいビーチが続いている。そのほぼ中央に位置する、ソッカビーチはソッカビーチリゾート・シハヌークビルのプライベートビーチである。
Img_2212Img_2215  ホテルのエントランスには黒塗りのリムジンが置かれている。(稼働している気配はあまり無いが…。)

 屋根が高く開放的なロビー。右手にレセプション、左手にはコンシェルジェデスクがある。右奥には、メインレストランで朝食会場でもある The Lotus。奥は、Champa Lounge を経て、中庭とプール、そしてソッカビーチに通じている。日本語の通じるスタッフはいないし、日本語の案内も無く、他に日本人の客もいない。ようやくいつもの我々の旅らしくなってきた。

Img_2216  客室棟は3階建てで、左右にハの字型に配置されている。客室棟の中心は吹き抜けになっていて、左右に廊下が配置されている。吹き抜け部分は本当に屋根が無いので、雨が降れば、廊下にもそれなりに吹き込んでくるなかなか豪快な構造である。建物のメンテナンスは大変だろう。内側の部屋からはプールやビーチが見えるはずだが、残念ながら我々の部屋は外側だった。(Delux Garden View Room) 広々としたツインルームで、新しく清潔な室内。浴室にはバスタブとは別にシャワーブースが設けられており、ビーチで遊んだ後には便利だった。

(ホテルのホームページにも宣伝用のフォトギャラリーが用意されている。)

Img_2201  まだ16時。さっそく水着に着替えてビーチに行ってみよう。今は雨期なのでシーズンオフらしく、広大なプライベートビーチには、人影もまばらである。掃除も行き届いており、ゴミも殆ど落ちていない。雨が多いので残念ながらあまり海の透明度は高くない。砂浜にはアサリがいっぱい。波に持っていかれないように、一生懸命砂を掘って潜ろうとしている。すごいスピードだ。アサリを掘り出して手のひらに乗せてみる。砂浜と間違えて、舌(本当は斧足と言うらしい)を出してベロベロ掘ろうとしている。その感触がちょっと気持ち悪い。

Img_2193  アサリで遊ぶのにも飽きたので、プールに移動。脇には Pool Bar があって、椅子はプールの中にも作られているので、水につかりながらカクテルを楽しむ事も可能だ。塩素消毒は割と控えめで目も痛くならないのは助かる。タオルも Pool Bar で貸し出してくれる。

Img_2118 Img_2119 Img_2120  今日の夕食は、The Lotus で。メインの料理はメニューから注文。サラダやオードブルは各自で好きなものをテーブルから取ってくるスタイルだ。刺身や、寿司なども用意されている。メインはミーゴレン(本来はインドネシア料理だが…)などを注文。ビールなども合わせて二人でUS$31.94。昨日の夕食の4倍の値段だ。味はこれまた絶品。様々なスパイスや香草が使われ、なんとも素晴らしい。

 夕食を楽しんだ後、コンシェルジュデスクに立ち寄る。明日のツアーについて相談するためだ。シュノーケリングのツアーについて訪ねると、今の時期は海が濁っているので、行ってもがっかりするだろうと言われる。一日雨が降らない日があれば、その翌日は透明度が増すかもしれないとの事。そこで明日は、レアムReam国立公園を訪れるツアーに参加する事にし、明後日の行程は明日の天気次第で考える事にした。ツアーの代金は僅かに一人US$15との事。

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2008年2月 4日 (月)

カンボジアの旅44 国道4号線を南へ

2007年9月26日(水)
Img_2103 プノンペンから南部の港湾都市シハヌークビルまでは230km離れている。カンボジアの国土がタイランド湾に接している部分は200kmぐらいしかない。シハヌークビルはカンボジアで最も大きな港であり、貿易の拠点である。またアンコールビールを醸造している Cambrew 社もシハヌークビルに工場を構えている。だからプノンペンとシハヌークビルを結ぶ国道4号線はカンボジアの物流の大動脈である。この国道はフランスから独立の後、アメリカ合衆国の援助によって整備されたそうだ。
 王宮から東へ向かうと川岸にぶつかる。トンレサップ湖から流れてきたシェムリアップ川と、メコン川が合流するあたりであろうか。左折して右手に川を眺めながらシソワット・キーという名前の通りを北上する。
Img_2104  左手を見るとマーケットが見える。その向こう側には細長い4-5階建てのアパルトマンが立ち並んでいるのが見える。左折して川沿いの道を離れる。大きなラウンドアバウトを半周する。中心はワット・プノンのようだ。
 立派な構え、しかしやたら閑散とした建物の前を通過する。プノンペン駅である。カンボジアでは鉄道輸送は殆ど機能しておらず、旅客輸送も物流も道路交通が主役である。旅客列車はバッタンパンとの間にわずかに週1往復しか無いらしい。
Img_2106  右折するといよいよシハヌークビルへ向かう道となる。片側2車線ずつの道だが、交通量が多くて流れが悪くなかなか進まない。
 流れないはずである。我々の乗った車の正面に対向車が居る。対向車線は2車線しかないはずなのに、勝手に3車線使っていて、右折待ちの車がこちらの車線を1車線塞いでいるのである。おかげでこちらは1車線だけになってしまっているのだ。ちょっと待て。右前を行くゴールドのスズキエスクードの前には、こちらへ向かうトゥクトゥクやバイクが見える。4車線全部を対向車が使っていては進むはずが無いではないか!! 無秩序にもほどがあるぞ。(プリンセスホテルの前の道路に頑丈な中央分離帯が作られていた理由がようやく理解できた。)

 プノンペン国際空港の前を通過。少し進むと道は二手に分かれる。左はカンポットに向かう国道3号線。右がシハヌークビルに向かう国道4号線である。沿道にはアパレル製造やカンボジア・スズキ自動車などの工場が多数見られる。11時30分から13時までは昼休みとの事で、一斉に従業員が出てきて道端を歩いている。

Img_2107  しばらく進むと料金所がある。通行料金は片道US$2。殆どの国道は有料では無いらしいが…。時刻はもう11時40分。まだまだ先は長い。ようやく交通量も減って、80km/hぐらいで流れ始める。とはいえ、コンテナを積んだトラックも多く、時々遅い車に前を塞がれる。周囲はのんびりとした丘陵地帯。時折集落があるが、そのほかは水田や大規模プランテーションなど。12時15分、隣ののコンポンスプー県に入った。コンポンは港、スプーはフルーツという意味だそうだ。急に雨雲が広がってきて雨が降り出した。カンボジアに来てから初めての雨である。

Img_2110 Img_2111  出発から2時間経過し時刻は13時。プノンペンから100km走ってきた。峠の茶屋みたいな PICH NIEL SORIYA Restaurant  で昼食休憩を取る。こういう観光客向けじゃない所での食事はなかなか楽しみだ。店頭ではいくつかの惣菜が並べられていて、それをライスと一緒に食べる事もできるし、メニューから料理を注文することもできる。英語メニューはあるものの店員さんにあまり英語は通じないのでガイドさんに手助けしてもらいながら注文する。

 テーブルの上には、「カンボジアの旅32」で紹介した怪しい緑茶飲料が並べられている。私は昼間からアンコールビールを飲んでしまう。今回の旅行は運転をしなくて良いのでありがたい。

Img_2112  食事を楽しんでいると、近所の子供が卵を売りに来た。まさかここで生卵を買ってもどうにもならないと思って買わなかったか、今になって写真を見ると3個ずつ串刺しになっているようだ。ゆで卵だったのだろうか??

 トイレに行こうと店の裏に行くと、水瓶が置いてある。雨水を溜めて利用するための物で、カンボジアの田舎ではよく見かける物だ。もっともこの水瓶がぼうふらの繁殖場所となり、蚊に媒介されるデング熱などの感染症の一因になっているのである。

Img_2113  30分ほどの昼食休憩を終え、再びシハヌークビルに向けて出発。まだこの先130kmも残っている。間もなく峠に到着。ここには交通安全の神様が祭られていて、結構たくさんの車が立ち寄ってお祈りしていく。

 ベアルレンの町で鉄道の線路を横切る。線路はさび、雑草が生えていて使われている気配が無い。14時53分、プノンペンから197km地点の2つ目の料金所を通過する。更に進むと左手にシハヌークビル空港が見える。最近国内線の運行が再開されたという情報もあるが…。このあたりから先はアップダウンが激しくなる。右手にシハヌークビル港を遠望しながら坂を下り、再び左手の丘陵へ上っていくとそこがシハヌークビルのダウンタウンだ。車は市街地を抜け、再び坂道を下っていく。15時28分、目的地であるカンボジア随一(唯一?)のビーチリゾート、ソッカビーチリゾート・シハヌークビルに到着した。

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