カテゴリー「西オーストラリアMotorhomeの旅」の43件の記事

2015年5月17日 (日)

西オーストラリアMotorhomeの旅42(完) 旅の終わり

2014年11月23日(日)

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 公園で遊びながら、Motorhomeの冷蔵庫内などの残りものを昼食代わりに食べたら、いよいよ撤収です。FremantleからPerth東郊のMauiの営業所までは約1時間。丘陵地を越え、Freewayに合流。あいにく給油所は営業所手前には無く、通り過ぎたところの反対車線にありました。

 機敏には動けないMotorhome。交通量の多い4車線道路を横切って給油所に入るのはリスクがありますので、一旦交差点を左折して横道に入り、適当に切り返してもとの交差点に戻り、右折という形で反対側車線に入り、安全に給油所に入ることができました。

 交通事故も自損事故も無く、無事に営業所まで戻ってくることができました。係員が簡単に車両のチェックを済ませて返却も無事修了。営業所内にはシャワールームやゴミ捨て場もあり、不要品を処分したり、身支度を整える事ができるようになっています。

 荷物のパッキングを再確認したら、タクシーを呼んでもらい空港の国際線ターミナルまで移動です。ターミナルに到着し、料金を支払ってトランクから荷物をおろして、ドライバーに「お世話になりましたー。それでは。」なんて言っていたら大事なものをおろし忘れていました。車の中に一人で残された娘が半泣きの必死の形相で窓を叩いていました。^^;なんてひどい親だ。

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 こじんまりしたPerth空港の国際線ターミナルは工事のためなおさら施設が縮小されて、出発ロビーには殆ど居場所がありません。仕方が無いのでさっさと出国を済ませて先に進みます。

 免税エリアの店を物色しますが、免税どころか市中と比べて更に高い値札が付けられています。スーパーで約1AUDで売られていたカップラーメンが、なんと4AUD、水のペットボトルが3AUDなど、ひどいぼったくりです。^^;

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 帰りもシンガポール航空を利用です。西に向かって離陸すると直後右手にパース市街地が見えました。市街地の南をぐるりと回りながら北に進路を取りシンガポールに向かいます。深夜にシンガポールで乗り継いで翌朝にはもう成田に戻ってきてしまいました。

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 今回の旅では、Motorhome利用にチャレンジしました。大柄な車両の運転はそれなりに大変で気を使いましたが、車内での生活は思っていた以上に快適でした。荷物の積み下ろしも不要で、旅の自由度も高くなり、Caravan Parkでは他の旅行者との交流も楽しめました。万人向けとは到底言えませんが、海外での運転に慣れている人であればチャレンジしてみる価値はあると思いますし、レンタカー+コテージ利用という選択肢もあります。そして素朴な旅を望む人にとって、西オーストラリアの南部地域はなかなかオススメです。

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2015年5月12日 (火)

西オーストラリアMotorhomeの旅41 South Beach Park

2014年11月23日(日)

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 西オーストラリアでの滞在もいよいよ最終日となりました。今日は14時までに Motorhomeを営業所に返却しなければなりませんが、それまでは South Beach Parkでのんびりと過ごすことにします。なお車内のトイレの汚物タンクは Caravan Siteの Dump Pointで処理する必要があります。タンク内に汚物が残った状態での返却はペナルティーが課せられるので、出発前に忘れずに処理をしておくこと、そしてこの後は返却までの間車内トイレは使用することができないということになります。

 サイトの撤収とチェックアウトを済ませて、昨日CATバスに乗車した Douro Roadのバス停ところにある駐車場までMotorhomeで移動。Motorhomeを停めると2台分のスペースを使ってしまうのですが、日曜日ですがこちらの駐車場はParkの中心部からは遠いところになり、あまり混雑しないので顰蹙を買う心配はありません。

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 広々とした芝生の広場の向こうには白砂のビーチ。晴れていますが風はひんやりしていて泳ぐにはさすがにまだ早い。娘のお目当てはプレイグラウンドです。

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 ブランコやジャングルジムなど、充実した遊具がありますが、遊んでいる子供も多いので、これまでの公園のようにいきません。言葉の通じない子どもたち相手に、遊具を譲ってもらったり譲ってあげたり。ちょっと乱暴な子供が居て、小競り合いに成って、悔しくて泣いたり。子供なりの人間関係の構築を傍で観察するのも面白いものです。

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 今回の旅ではあちこちの児童公園に行くはめになりましたが、どこも素晴らしく整備されていてとてもうらやましくなります。

 

 

 





 

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2015年5月 7日 (木)

西オーストラリアMotorhomeの旅40 Fremantle Market

2014年11月22日(土)

Img_0067 そんなわけで、船と列車とバスを乗り継いでふたたび Fremantleの駅前に戻ってきました。このあとは市街地を歩いてマーケットに向かうことにします。時刻は17時。夕陽に照らされた町はまだまだ明るい。

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 マーケットへは駅前からまっすぐ伸びるその名も Market Streetを歩いて10分弱です。Fremantle一の繁華街ですが、Perthと比べるとずいぶんのんびりしています。しかしアーケードを備えた、ちょっとクラシカルな雰囲気の残る町並みは、なかなか趣があります。途中で買ったジェラートを食べながら、町並みを眺め、ウインドウショッピングを楽しみます。

Img_0070 そうこうするうちに、Fremantle Marketに到着。妻と娘にとっては待ちに待ったお楽しみタイムです。

 Marketは手前側の The Hallと 奥側のThe Yardの二つに分かれています。The Hallには主として飲食店や土産物のショップが。The Yardには生鮮食料品のショップが出店しています。

Img_0071 娘は通路で実演販売していた、水を吸って1cmほど膨らむ小さな粒々に目を奪われています。小袋ひとつ5AUDとなかなか良いお値段ですが、やむなく購入。まあかさばらないので良いか。妻はお土産用にアロマキャンドルなどを入手していました。

 時刻は18時。そろそろ Villageに戻らなくては。TransPerthのホームページにはJourney Plannerという便利な物があります。スマートフォン用のアプリもあります。出発地をFremantle Market、目的地を Fremantle Village と入力すれば、バス停からの徒歩を含めた複数の経路を検索してくれるのです。この時間帯 Villageの前を通るバスはもう終わってしまっているため、できるだけ近くまで行くバスを調べたいわけですが、バスの待ち時間や徒歩での移動距離などを考慮して経路を選択できますし、バス停で降りてからの道順もわかります。

 もっとも実際にはバスを降りる時が問題になります。車窓やGPS+マップで現在地を把握して降車ボタンを押すのはちょっと難易度が高いので乗車時に運転士にお願いしておくのが無難ですね。 

 




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2015年5月 2日 (土)

西オーストラリアMotorhomeの旅39 TransPerth Fremantle Line

2014年11月22日(土)

Img_0045 Perthパースを中心とした都市圏の公共交通を担当しているのが TransPerthです。FremantleフリーマントルのCATバスも TransPerth。Mandurahマンドゥラーで見かけた近郊電車もTransPerth。

 パースの中心駅であるPerrth Stationは、繁華街のすぐ近くにあり、大変便利なロケーションです。さきほど娘が遊んでいた広場から道路を隔てて反対側に見えるのが駅舎です。ここからFremnatle Lineの電車に乗ってFremantleに戻りましょう。TransPerthの運賃はゾーン制に成っていて、電車・バスに共通乗車できるようです。しかしFremantle市街地から、Fremantle Villageまで戻る交通手段がまだわからないし、チケットには有効時間制限(1-4ゾーンで2時間、5ゾーン以上で3時間)があるようです。色々考えると面倒くさいので結局全線乗り放題の家族チケット Family Riderを買ってしまいました。Fremantleまでは2ゾーンで運賃は4.40AUD。家族分の合計が11.00AUD。フリーマントル市街地からVillageまでバスを使うとおそらく追加で大人一人2.90AUD…。これに対して家族7名!!までが乗り放題となる Family Rider(平日夜のみ、休日は終日利用可能)は、破格の11.80AUDなのでもとがとれてしまいます。

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 駅舎の中の券売機でチケットを購入。改札口…は無くて、そのままホームに入ることができます。Fremantle Lineの電車はひとつ隣のプラットホームのようです。駅構内は大きな屋根に覆われていて、JR大阪駅のような構造になっています。各路線概ね15分間隔の運転となっていて、頻繁に列車の出入りがあります。

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 待つことしばし。Fremantle Lineの列車が到着。  おや、行先が North Fremantleになっています。調べてみるとFremantleの一つ手前の駅です。案内表示を見るとそのあとの列車も全てNorth Fremantle行きになっています。どうやらNorth FremantleとFremantleの区間は本日運転していない模様…。まあきっと代替の交通手段があるでしょうから、気にせずに乗車することにします。

 土曜日の16時ごろですが、車内は意外なほどの大混雑。こんなに乗るんだ…と感心していると大多数のお客さんは2個先の West Leederville 駅で下車してしまいました。駅前にはスタジアムがあり、きっとここでイベントか試合があるのでしょう。

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 車内には一気にゆとりができました。電車はPerth郊外、スワン川北岸に沿った住宅地の中を駆け抜けていきます。途中Karrakattaという、からかったような名前の駅があり一人で苦笑。やがて車窓右手にインド洋が見えてくると間もなくこの電車の終点 North Fremantleに到着です。ここまでの所要時間は28分。

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 ホームに降りると Fremantle方面はバスに乗り換えるように案内放送がありました。ホームの端から長い通路を歩き、踏切を渡って駅の裏側の方に回ると、バスが待っていました。Rail Replacementと表示されています。

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 バスは前ドアから乗車で、乗車時に運転士にチケットを見せる形になります。バスは次々に用意されてはいますが、電車に比べると収容人数は少ないので、通路までギュウギュウに詰め込んでの発車となります。

 駅の裏側を通る204号線はやや遠回りになっていまして、Fremantle駅までは10分以上かかりました。途中スワン川の橋梁から並走するFremantle Lineの鉄橋が見えましたが、何人かの方が線路上で作業をしていました。計画的な工事運休だったようです。

 


 









 



 








 

 

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2015年4月27日 (月)

西オーストラリアMotorhomeの旅38 パース市街地

2014年11月22日(土)
Img_0028 フリーマントルからの船が到着した桟橋のすぐ目の前に目立つ塔が建っています。The Bell Towerです。2000年に完成したこの塔はパースのシンボルであり、オーストラリア建国200年を記念してイギリスから贈られた18個の鈴があることからその名前がつけられたそうです。
 その背後には高層ビルが立ち並んでいます。ここから TranPerthの中心駅の方には無料バスのCATも出ていますが、1.2kmほどでたいして遠くは無いので散策がてら徒歩で移動することにします。
Img_0031 工事中でちょっとごちゃごちゃしているフェリー乗り場からまっすぐ北へ、Beaufort Street を進みます。右手にあるのが最高裁判所でその奥の方には総督官邸もあります。日本で裁判所といったら、なんだか近寄り難い雰囲気ですが、Stirling Gardenの緑と、(少し)歴史ある石造りの建物は、近代的な都会の中でちょっと一息つけるオアシスといった風情があるのが面白いところです。
Img_0032 さらに Beaufort Street を進んでいくと、両側にビルが立ち並ぶようになってきました。交差点を斜めに横切るようにワイヤーが張られており、大きな鈴が吊るされていました。
 この交差点から北西側のブロックは商店が集中するいわゆる「繁華街」になっていまして、そちらに迷わずに迷い込むことに??しました。Hay Streetと、Murray Streetは歩行者天国になっています。なんとなく日本の大都市の繁華街に似たような雰囲気を感じるのは、歴史的建造物が無く、鉄筋コンクリートの建物ばかりだからでしょうか。
Img_0033 今回の旅行唯一の都市でのショッピングタイム。妻と娘にとっては待ちに待ったひと時でありますが、何しろ物価が高い…という円安の影響は厳しいものがあります。日本でも買えそうなものが日本よりも高く売られているパターンも多かったようです。娘は Peter Alexander というアパレルのお店に入って、ピンクの室内用シューズをゲットしました。(Made in China でしたが…。)
Img_0035 ところどころで大道芸人がパフォーマンスをしていて、場所によっては人だかりができていました。パース駅近くの広場ではビニール製の大きな透明ドームが作られていました。ドームを膨らませるために中ではエアが噴射されており、中に入ったこどもたちが紙吹雪を舞い上げて遊んでいます。楽しそうですね。気が付くと娘も順番待ちにの行列に並んでいました。Img_0041

 並んでいる子供たちの人種は多様でアジア系の人も多いので、日本人の観光客が紛れ込んでいてもあまり違和感はありません。
 これだけ活気にあふれた大都市は、西オーストラリアではパースだけしかありません。









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2015年4月22日 (水)

西オーストラリアMotorhomeの旅37 スワン川のクルーズ

2014年11月22日(土)
Img_0010 遅れているため慌ただしく船はフリーマントル港を後にします。熱線吸収ガラスによく効いた冷房。都会的に快適な船内ですが、Donnelly RIver Cruiseののどかな船内が懐かしくもあります。
Img_0014 左手に先ほど接岸した貨物船を見ながら、スワン川を遡っていきます。すぐに橋の下をくぐります。上を通っているのはTranPerthの近郊電車、Fremantle Lineです。帰りはこれに乗って戻ってくる予定です。
 スワン川の流れは大きく蛇行しています。川幅はかなり広いのですが、水深が浅いため大型船は航行できません。それゆえ河口のフリーマントルは海運基地として重要な役割を果たしています。
 川岸には高級住宅街が。川を見下ろす高台に建てられた数々の豪邸。プライベートのヨットハーバーを備えた住宅も…。うーんとってもリッチ。
Img_0016  週末の川面はヨットやボードセイリングを楽しむ人達で賑わっています。風まかせの小さな船に気を使いながら、クルーズ船は静かに進んでいきます。
 その時です。一台の水上バイクが猛スピードでやってきました。船の進路に絡むようにジグザグ走行を繰り返します。大変危険な行為に腹立たしく思っていると、サイレンを鳴らしながら水上警察のスピードボートが一直線にやってきました。素早く水上バイクに接近し検挙!クルーズ船の中で拍手が起こりました。こうして水上の平和は守られたのです。
Img_0021 次第にパースの高層ビル群が近づいてきました。しかし川は蛇行しているので、まっすぐには近づくことはできません。船着場のすぐ下流には川幅が最も狭くなる場所があり、ここでFreeway2号線と鉄道の橋がかかっています。右手車窓にちょうど TranPerth Mandurah Line の近郊電車が走ってきました。カラーリングがなかなかおしゃれですね。
Img_0025 橋の下をくぐると間もなくパースの岸壁に到着です。 

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2015年4月17日 (金)

西オーストラリアMotorhomeの旅36 Fremantleの港

2014年11月22日(土)
 Perthパースの外港であるFremantleフリーマントル港。Img_9988 海側にSHED A,B,C 広場を挟んで SHED Dと建物があります。標識を見てもどの建物がチケットオフィスなのかわかりません。一番手前にあるSHED Dの中にはいくつかのショップが入っており、最寄りのダイビングショップで尋ねるとチケットは向かい側の SHED Bで購入できると教えてくれました。なるほどよく見ると黄色い看板に FERRY TERMINAL と書かれていました。
 ここからは、沖合のロットネスト島に向かう便と、スワン川を遡ってパースに向かう便が出ています。ロットネスト島パース市民の週末の手軽なバカンスのスポットとして人気があります。ネズミのような動物がたくさん住んでいることからその島の名前(ネズミの巣)がつけられたといいますが、実はネズミではなく有袋類のクオッカです。
Img_9992 SHED Bの中にはそのロットネスト島の観光案内所も入っていますが、土曜の真っ昼間だというのになんと閉店中。カフェも昼までの営業でちょうど片付けと掃除をしている真っ最中でした。
 商店ばかりか観光の拠点までもが週末はお休みに入ってしまうとは…。お国柄の違いを感じさせます。
 さすがにチケットオフィスは営業しています。Captain Cook Cruises が運航する次のパース行きは12:45の出発。チケットは大人28AUD、子供16AUDです。この便はランチョンクルーズの設定もあり、船内で昼食を楽しむことも可能です。
 12:30予定の入港まで少し時間があるので、周辺を散策。岸壁に出ると海から巨大が貨物船が入港してきました。ゆっくり目の前を通過していき、最後はタグボートに押されて対岸の岸壁に接岸しました。
Img_9999 バス停で待機しているのは路面電車風のデザインのバス。パースからの船の到着にあわせて運行され、フリーマントルの観光ツアーを楽しむことができるようです。
Img_0004 広場には怪しげなロボットが出現。観光客に愛想を振りまいています。誰もが思わす記念撮影。
 さて、パースからの船が10分遅れでようやく到着です。折り返しの船を待っているお客さんはわずかに十数名程度。船は2階建てになっていて、我々は2階席に行くように案内されます。1階はランチョンクルーズ用になっていて、パースから来てそのまま折り返す方々が昼食を楽しんでいました。2階席はガラガラ。ランチの給仕で人出が足りないためか売店も開いておらず、降りた客の飲み残しの瓶やグラスもそのままになっています。ちょっといただけませんね。





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2015年4月12日 (日)

西オーストラリアMotorhomeの旅35 Fremantleの町を歩く

2014年11月22日(土)
Img_9978 ドーロ・ロードののバス停から赤い色のBlue CATバスに乗車して10分ほど。Fremantle Stationで下車しました。パースからの近郊電車 Transperth Fremantle Lineの終着駅ですが、石造りの堂々たる駅舎はターミナル駅としての威厳を示しています。
 西オーストラリアの都市機能はPerthパースに一極集中していますが、ここフリーマントルが海の玄関口と言えます。パースはスワン川の河口から20kmほど遡った場所にあり、川幅は広いものの、大きく蛇行していて水深も浅いので大型の貨物船は入れないからです。
Img_9981 人口僅か25000人という小都市のフリーマントルですが、海運で栄えた歴史を反映して、風格ある建物が多く存在しています。
 駅前から港まで町並みを眺めながら散策します。
 1829年にイギリス海軍のフリーマントル船長がここに上陸し、植民地としての入植が始まりました。(同じ西オーストラリアでも南のBusselton周辺にはフランス人にちなんだ地名が多いのですが。)そんなわけで歴史があると言ってもたかだか185年ですから、イギリス本国のような古さとはレベルが異なり、どちらかと言えば日本の明治頃の欧風建築の方が近いのかも知れないなと感じました。

Img_9986  2枚めの写真は駅前からまっすぐ伸びるマーケット・ストリート。その名の通りこの道を進んだところにマーケットがありますが、こちらは後ほど時間があれば訪れる事にします。

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 フィリモア・ストリートを西に進んでクリフ・ストリートとのラウンドアバウトのところまで来ました。ここから右に曲がり踏切を渡り港側に出ます。右手奥に駅舎とプラットホームが見えます。今渡っている線路は非電化の貨物線。反対側は先程のSouth Beach駅方面に繋がっています。

 程なくShedが並ぶフリーマントル港に到着です。



 

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2015年4月 7日 (火)

西オーストラリアMotorhomeの旅34 赤い色の Blue CAT

2014年11月22日(土)
 Fremantle Villageでの一夜が明けました。団地のような Villageですが、周辺の自然は豊かで鳥のさえずりで目が覚める幸せな日々はまだ続いています。

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 今日は Fremantleフリーマントルの町に出て、更にPerthパースまで足を伸ばそうと思います。都市の中心部に図体の大きな Motorhomeで行くと駐車場の確保に困りそうなので、今日は公共交通機関での移動を考えています。Villageの前にもフリーマントル駅行きのバス停があるのですが、今日 土曜日は本数が少なく、日曜日にいたってはなんと運休です。フリーマントルでは市街地を循環する無料バス CAT (City Area Transport) が頻繁に走っており、南循環ともいうべき Blue CATの路線図を見るとその南端のバス停までは徒歩20分ほどで行けそうです。そんなわけで散策を兼ねてのんびりと徒歩で出かけてみることにしました。

Img_9968 Villageのゲートから車道に出て少し北上。そこから左につながる遊歩道を進んでいきます。今日は良い天気で汗ばむ陽気です。昨日までが涼しい山中にいたので余計に暑いと感じます。

 丘陵地を越えて行くと住宅街の端に出てきました。なおもそのまま進んでいくと次第に海岸が近づいてきました。おや踏切の標識がありますよ。踏切を横断するとすぐ左手に簡素なプラットホームが。昔この路線が旅客営業をしていた時にあった South Beach駅のようです。現在は貨物列車しか走っていないようです。

Img_9969 踏切を越えて海側に出ると、なんとも広々とした海浜公園が。ジャングルジムなどを備えたプレイグラウンドもあり、たくさんの子どもたちが遊んでいます。娘の目も釘付け。うーんでも今日はここで遊んでいる時間はありません。そうだ、明日の予定は決めていなかったのですが、この公園で過ごすことにしましょう。

Img_9973 公園の駐車場は広く、しかも無料。余裕があるので Motorhomeで2台分のスペースを使っても顰蹙を買うようなことは無さそうです。そうと知っていればここまで運転してくれば良かったのですが、まあそんな情報はガイドブックにも載っていませんから仕方がありません。

 そんなこんなでバス停に到着です。Douro Road ドーロ・ロード というこのバス停。我々日本人の心を揺さぶらずにはいられません。思わず写真を撮ってしまいました。

Img_9975 Blue CATは10分間隔の運行なのでほどなくやってきました。CATなので猫の顔のようなデザインになっています。えっ、Blueなのに赤いじゃないかって。それは私に言われても困ります。

 冷房のよく効いたバスに乗り込み市街地を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

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2015年4月 2日 (木)

西オーストラリアMotorhomeの旅33 Femantle Village Caravan Park

2014年11月21日(金)

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 Lake Clifton の展望所を離れ、再び1号線 Old Coast Highway を北上していきます。右手に Harvey Estuary が見えてくると急に道路の両側には高級住宅街が広がります。ここから Dawesvilleドーズビル、Wannanupワナナップ、Falconファルコンと町が続きます。左にインド洋、右手にHarvey Estuaryを望む眺めの良い高台を走る道路。海と内湾をつなぐ細い海峡の上を渡る橋梁からの眺めは素晴らしいものがあります。

 更に進むと人口8万人以上ある大きな町Mandurahマンドゥラーを通り抜けます。左手に立派な駅が。Perth パースとの間を結ぶ近郊電車の終点です。この先もHighwayで北上するつもりでしたが、ナビの案内どおりに走っていたら再び Freewayに乗ってしまいました。しばし真新しい近郊電車の線路と並走した後、行きと同じ2号線 Kwinana Freewayに合流。Mandogalupで左折し、Wattleup、Coogeeとナビの案内に従って進み、ようやくSouth Fremantle サウスフリーマントルにある今日の宿泊地、Fremantle Village に到着です。

 まずはいつものようにゲート近くの事務所で受付です。ネットから予約を済ませていたつもりでしたが、あなたの名前で予約は入っていないと言われ困惑。しかしサイトの空きはあるので問題無いと言われほっと安心。2泊分の Powered Siteが無事確保できました。

Img_9960 それにしてもここのキャラバンパークは広い。同心円状に何重にも道路が作られて、その両側にサイトやコテージが並んでいます。円の中心部にはバーベキュー場やランドリーなどが設置されています。コテージやバスルームの作りはプレハブっぽい印象です。今朝までいたManjimupマンジマップが非常にのんびりとしていたので、施設の名前は村Villageですがまるで団地のような感じがしてしまいます。

 サイトの場所を確認したらさっそく買い出し。最寄りのショッピングモールはなんと17時で店じまいで、スーパーマーケット Woolworthも終わっています。インターネットで近隣のスーパーマーケットの営業時間を検索して、少し先の IGAだけはまだ営業中である事がわかり、無事夕食と明日の朝の食材を買い込む事ができました。日本のような感覚でいつでも買い物ができると思ったら大間違いです。

Img_9964 3枚目の写真は沿道で見かけた酒屋。屋根の下の通路ではドライブスルー式で酒が買えるようです。いったいどんな仕組みになっているのでしょうか。全高が高いMotorhomeでは屋根にぶつかってしまいますから、試すわけにはいきませんでしたが。

 買い出しが終わり、暗くなってきた所で夕食の準備。食後にランドリーの様子を見に行くと、洗濯洗剤がありません。(これまでのキャラバンパークでは、備え付けの洗剤がありましたが。)困った顔をして歩いていると、近所のコテージの前で酒を飲んでいたおじさんが声をかけてきました。洗剤が無くて困っているというと、「これを使えばいいよ」と箱ごと洗剤を貸してくださいました。豪快です。ご厚意に甘えて洗剤を持ってMotorhomeに戻り、小袋に数回分程度を入れさせていただき、お返ししました。

 人の親切はどこの国に行ってもありがたいものです。

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